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［ 名言 ］
わたしを名付けないで
娘という名　妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐(すわり)きりにさせないでください
［ 出典 ］
新川和江［しんかわ・かずえ］
（詩人、1929〜2024）
詩「わたしを束ねないで」
詩集『わたしを束ねないで』に収載
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〈全文〉
わたしを束ねないで
あらせいとうの花のように
白い葱(ねぎ)のように
束ねないでください
わたしは稲穂
秋　大地が胸を焦がす
見渡すかぎりの金色(こんじき)の稲穂
＿＿ Link ＿＿

わたしを止(と)めないで
標本箱の昆虫のように
高原からきた絵葉書のように
止めないでください
わたしは羽撃（はばた）き
こやみなく空のひろさをかいさぐっている
目には見えないつばさの音

わたしを注(つ)がないで
日常性に薄められた牛乳のように
ぬるい酒のように
注がないでください
わたしは海
夜　とほうもなく満ちてくる
苦い潮(うしお)
ふちのない水

わたしを名付けないで
娘という名　妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐(すわり)きりにさせないでください
わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
＿＿ Link ＿＿

わたしを区切らないで
，（コンマ）や．（ピリオド）いくつかの段落
そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください
わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく　拡がっていく　一行の詩
＿＿ Link ＿＿
［ ランダム名言 ］
1.
愛はしばしば結婚の果実である。
（ モリエール ）
（ Moliere ）
2.
苦難には意味があって、良いものも悪いものもある。
人間の目には悪いものに見えるけど、悪いものこそ良いものなのかもしれない。
こんな病気ばかりしている私は、もしかしたら神様にえこひいきをされているんじゃないか。
そう思ったときに心の平安が訪れました。
（ 三浦綾子 ）
（ Miura Ayako ）
3.
確信するためには、疑うことから始めるべきだ。
（ レシチンスキー ）
4.
私たち消費者こそ
経済繁栄の母であり、
商業者繁栄の支柱であります。
すべての物の価格と品質は
消費者の意思を尊重して
決定されなければなりません。
（ 「消費者宣言」 ）
（ Shouhisha Sengen ）
5.
成徳の士は、乱世にうとんぜらる。
（ 『説苑』 ）
（ Zeien ）
6.
やりたいこととやるべきことが一致する時、世界の声が聞こえる。
（ アニメ『STAR DRIVER 輝きのタクト』 ）
7.
必至に努力して何とかなるのなら
日本も第二次世界大戦では負けなかった筈だ。
（ 真紀俊男 ）
8.
「早くやれ」　そう言うことは　早く言え
（ 第10回サラリーマン川柳第1位作品 ）
9.
偶然とは、
神が匿名で御業(みわざ)を行う方法である。
（ アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）
10.
愛する人たちを、ふられてもいいから、存分に愛して、これからの人生を生きていっていただきたい。
（ 古山高麗雄 ）
（ Furuyama Komao ）
11.
ぜんまいが疑問符つくる島の道
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
12.
憎しみは人を盲目にする。
（ オスカー・ワイルド ）
（ Oscar Wilde ）
13.
学歴はあったほうがよい。
でも私の場合、ないことがバネになってきた。
（ 寺田千代乃 ）
（ Terada Chiyono ）
14.
言葉にするのは情報化する能力だ。
（ 養老孟司 ）
（ Yourou Takeshi ）
15.
戦争が泥棒をつくり、平和が彼らを絞首刑にする。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
16.
表街道をまっすぐに歩く人間もいれば、
寄り道しながら裏街道を歩く人間もいる。
どちらの人間も会社には必要なんだ。
（ 古田晁 ）
（ Furuta Akira ）
17.
神は、活動のために昼を作られ、休息のために夜の帳(とばり)で我々を包む。
（ ムハンマドと『コーラン』 ）
（ Muhammad ）
18.
逝く春を股の中より惜みける
（ 佐藤春夫 ）
（ Satou Haruo ）
19.
人が品質を少し落とし、少し安く売れないものなど、この世にほとんど存在しない。
（ ジョン・ラスキン ）
（ John Ruskin ）
20.
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
（ プラトン ）
（ Platon ）
21.
リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、改革は成功する。
リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。
社員がそのために努力したいと思う何か、自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです。
（ カルロス・ゴーン ）
（ Carlos Ghosn ）
22.
仁者(じんしゃ)は敵なし。
（ 孟子 ）
（ Moushi ）
23.
あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。
（ マハトマ・ガンジー ）
（ Mahatma Gandhi ）
24.
友達がいない状態があまりに怖いために、
本来つき合わなくてもいい相手とずっとつき合ってしまう人は多いのではないか。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
25.
コントロールすべきは、
あなたの人生ではなくて
その時の心持ちなのです。
（ 玄侑宗久 ）
（ Genyuu Soukyuu ）
26.
山から遠ざかれば、
ますますその本当の姿を見ることができる。
友人にしてもこれと同じである。
（ アンデルセン ）
（ Andersen ）
27.
人がいちばん鼻をかむのは、教会を除いたら葬式のときだ。
（ マーク・トウェイン ）
（ Mark Twain ）
28.
人間は息をひきとるまで生涯をかけて、私を認めてくれ、私を認めてくれと、声なき声で叫びつづける可憐な生き物なのだと思われる。
（ 谷沢永一 ）
（ Tanizawa Eiichi ）
29.
我々常民の先祖は
随分よく苦しみ、また痛切なるいろいろの実験をしたが
自身ではそれを書残しておいてくれなかった。
今ある彼らの生活の記録は、
大抵は外から観ていた人の推察に基いている。
それが果(はた)して地方地方の真状と一致するや否（→続きはクリック）
（ 柳田国男〔柳田國男〕 ）
（ Yanagida Kunio ）
30.
その人の人生という作品に
他人が手を入れることはできない。
人生という作品には書き直しがない。
ただ、的を得た指導や、助言を
その人が受け入れることにより、
その作品の続きはいくらでも輝きを放つことができる。
（ 志茂田景樹 ）
（ Shimoda Kageki ）
31.
足を棒にして歩いて、徒労に学んだ。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
32.
あらゆる仕事が開発型であるべきだ。
（ 塚越寛 ）
33.
山が荒れると海が荒れる。
（ 飯田常雄 ）
34.
ずり落ちて田水に沈むいもりかな
（ 西川寿賀子 ）
（ Nishikawa Sugako ）
35.
平時には、心に最悪の地獄絵を描いておくことが大切です。
そうすれば、何が起きても
「この程度で良かった」と思える。
いけないのは、普段は楽観し、いざというときに悲観すること。
（ 佐々淳行 ）
（ Sasa Atsuyuki ）
36.
オレの未来というのは、毎朝起きた時にはじまる。
目覚めて、光が差すのを目にした時が、すべての始まりだ。
（ マイルス・デイヴィス ）
（ Miles Davis ）
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