日本語と英語は言語構造が全く違います。
言語構造の違いがコミュニケーションの違いを生み、自分と相手の関係性の違いを生んでいる。 心が全く違うわけです。 榎本博明[えのもと・ひろあき]
(心理学博士、MP人間科学研究所代表、1955〜) 日経ビジネスオンライン(2014年6月27日) インタビュー記事『「はい論破。」は誰も幸せにしない 空気を読むコミュニケーションは日本の長所だ』 【 榎本博明の名言 】
〈全文〉
日本語と英語は言語構造が全く違います。 英語はまず主語のIとかYouが最初に来る。 一方、日本語は人称代名詞がTPOによって様々に変化する上、多くの場合で主語が省略されてしまいます。 こうした言語構造の違いがコミュニケーションの違いを生み、自分と相手の関係性の違いを生んでいるのです。 心が全く違うわけです。 それを踏まえずに、小さいうちから英語やディベートを教えるなど、二刀流のやり方を取り入れるのがグローバル化への道だと考えることがそもそもおかしい。 《関連》
主語を明示しない日本語の言語構造は、相手の気持ちや要求を常に汲み取ってそれに応えようとする姿勢を生み出します。 (榎本博明) 《関連》 日本語は主語・主体が曖昧なため、聞く相手にも理解するための配慮を求める言語である。 (榎本博明) 《関連》 心を形成するのは言語です。 それを無視して、全く言語構造の違う外国語の早期教育を行うのは間違っている。 (榎本博明)
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