|
手首の柔らかい(=主義にこだわらない)ということは無節操でもなければ卑屈な盲従でもない。
自と他とが一つの有機体に結合することによってその結合に可能な最大の効率を上げ、それによって同時に自他二つながらの個性を発揚することでなければならない。 寺田寅彦[てらだ・とらひこ]
(明治〜昭和の物理学者・随筆家・俳人、1878〜1935) 『寺田寅彦随筆集 第三巻』(小宮豊隆編、岩波書店) ※「(=主義にこだわらない)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
中学時代にはよく「おれは何々主義だ」と言って力こぶを入れることがはやった。 かぼちゃを食わぬ主義や、いがくり頭で通す主義や、無帽主義などというのは愛嬌もあるが、しかし他人の迷惑を考慮に入れない主義もあった。 たとえば風呂に入らぬ主義などがそれである。 年を取って後までも中学時代に仕入れたそういう種類の主義に義理を立てて忠実に守りつづけて来た人もまれにはあった。 これらは珍しい手首の堅い人であろう。 しかし手首の柔らかいということは無節操でもなければ卑屈な盲従でもない。 自と他とが一つの有機体に結合することによってその結合に可能な最大の効率を上げ、それによって同時に自他二つながらの個性を発揚することでなければならない。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
( )
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
( 伊藤元重 )
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
36.
【 大橋敦子 】
【 丹下健三 】 【 阿部次郎 】 【 アルトゥール・ルービンシュタイン 】 【 加藤諦三 】 【 ロナルド・ドーア 】 【 半藤一利 】 【 バーナード・バルーク 】 【 内藤吐天 】 【 高見順 】 【 ボブ・ディラン 】 【 オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア 】 【 中村真一郎 】 【 田中裕明 】 【 志賀直哉 】 【 山岡鉄舟 】 【 エドゥアルド・マルキナ 】 【 広中平祐 】 【 南部虎弾 】 【 アボット・ローレンス・ローウェル 】 【 藤森成吉 】 【 W・H・マレー 】 【 デキムス・ラベリウス 】 【 ジョージ・フォアマン 】 【 河上徹太郎 】 【 井上萬二 】 【 ポール・ブールジェ 】 【 ジェイムズ・ウィットコム・ライリー 】 【 デズモンド・モリス 】 【 ビクター・キアム 】 【 江國香織 】 【 パブロ・カザルス 】 【 プルタルコス(プルターク) 】 【 アニメ『ゴブリンスレイヤー』 】 【 辻静雄 】 【 崔洋一 】 【 隠し味 】
【 他人に自分をコントロールされる 】 【 利他心で成り立つ社会 】 【 孤独の力 】 【 京都の復興 】 【 花鳥風月 】 【 子の手の中にある 】 【 いさかいのない夫婦はない 】 【 民衆に悪をもたらす 】 【 他人を慰める 】 【 殺伐として戦う 】 【 調子に乗っている 】 【 芽が伸びる 】 【 革新を図る 】 【 パロディー精神 】 【 大木が大きくなる 】 【 大人が熱中する小説 】 【 甘美な力 】 【 中庸の道を歩く 】 【 最近の占いブーム 】 【 あらゆる経験をする 】 【 美しいメロディーに耳を澄ます 】 【 出不精 】 【 自分自身との問題 】 【 消える 】 【 人事部門 】 【 成功者と同じことをする 】 【 人生を変容させる 】 【 町内 】 【 人間の才能 】 【 聴覚障害者 】 【 栄華の夢(夢想) 】 【 非暴力闘争 】 【 花は優しい 】 【 女にモテることに全てを賭ける 】 【 質的に同じ 】
|