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［ 名言 ］
目標が達成されたとき、それは幸福ではなく納得とか満足に過ぎない。
［ 出典 ］
玄侑宗久［げんゆう・そうきゅう］
（小説家、芥川賞受賞、臨済宗の僧侶、1956〜）
雑誌『PHP』2005年3月号
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〈全文〉
目標が達成されたとき、それは幸福ではなく納得とか満足に過ぎない。
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あれが欲しい、これが欲しいと何かを追い求めているのは、幸福を追い求めることではない。
単にそれは、欲望を満たそうとしているだけなのです。
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［ ランダム名言 ］
1.
月まろし恚(いか)らざる可(べか)らずして怒り
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
2.
スピードへの情熱は、情熱的恋愛にも少し似ています。
全エネルギーを投入し、自分の情熱の完全な虜になっているわけですから。
（ フランソワーズ・サガン ）
（ Francoise Sagan ）
3.
芸術家がいかに世間を相手にしないと云(い)っても、
一人も見物のない劇場で芝居をする訳には行くまい。
一人の聴衆もない楽堂で音楽を奏する訳にも行くまい。
詩や小説を発表するにも、
作家は必ず読者を予想しているのである。
（ 正宗白鳥 ）
（ Masamune Hakuchou ）
4.
不思議なことに、ナショナリストがもっとも強固な侵略主義者となることが多い。
自国の誇りは持つものの、他者が侵略されたときの痛みにはまったく鈍感になるのである。
これははっきりいってナショナリストとはいえず、単なるエゴイストであるにすぎ（→続きはクリック）
（ 末木文美士 ）
5.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
（ William James ）
6.
死ぬためではなく、生きるために行動するのが、私たちのあるべき姿である。
（ アルベルト・アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）
7.
企業はなによりも
「アイデア」（が不可欠）であり、
アイデアを生むことのできるのは
個々の人間だけである。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
8.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
9.
信仰とは、耳で見ることである。
（ トーマス・フラー ）
（ Thomas Fuller ）
10.
人それぞれに自分のものが美しい。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
11.
娯楽のための読書習慣は、
多数の人びとにとっては、
まさに飲酒やアヘン吸飲と同じような悪習となってしまう。
それは麻酔薬のようなもので、
時間つぶしに役立ち、
夢うつつの状態を維持させ、
ついには一切の思考力を破壊してしまう。
（ 小泉八雲 ）
（ Koizumo Yakumo ）
12.
この世で一番小さな時計は、「まだ生まれない赤ちゃんの心臓」。
振り子の音で目を醒まし、人生をはじめるからです。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
13.
偉い人なんて、この世にいない。
普通の人と、偉そうにしてる糞野郎のどっちかしかいない。
（ 漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 ）
14.
幸せに生きたければ、
自分にこう質問する必要があります。
「いまの状態から、
　幸せで豊かな人生を生きるためには、
　何をすればいいのか？」
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）
15.
常に新しい物を欲しがる。
おいしい物ばかりに目移りする。
身の丈以上の生活を求め続けている。
そして子供には過度の期待をかけ、
能力以上の成果を望む。
果たして、そこに本当の幸福があるのでしょうか。
（ 山田洋次 ）
（ Yamada Youji ）
16.
貧者(ひんじゃ)だから正しく、金持ちだから間違っているとは限らない。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Judea ）
17.
雪掴み食べて胃の腑をかがやかす
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
18.
年をとればとるだけ「年をとると知恵が付く」という原理を信じられなくなってきた。
（ ヘンリー・ルイス・メンケン ）
（ Henry Louis Mencken ）
19.
一人で生まれて一人で死んでいく以上、人間はどこかひとりぼっちのやるせなさを持って生きるのが当たり前だ。
そう思うことで私たちは、孤独が自家中毒的に自分をネガティブに切り刻むところから抜け出すこともできるのだ。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
20.
天は二物(にぶつ)を与えず
（ 日本のことわざ・格言 ）
（ Nihon saying ）
21.
小説はもともと毒のあるものです。
苦悩と悲哀を母胎にしているのだからね。
苦悩も悲哀もない人間は、
小説を読むと、
毒蛇に噛まれるばかり。
読む必要はないし、
読んでもムダだ。
（ 坂口安吾 ）
（ Sakaguchi Ango ）
22.
遠くより近くの春の闇深し
（ 福神規子 ）
（ Fukujin Noriko ）
23.
気高い夢を見ることだ。
あなたは、あなたが夢見たものになるだろう。
あなたの理想は、あなたがやがて何になるかの予言である。
（ ジェームズ・アレン ）
（ James Allen ）
24.
人生は短く、苦しみは絶えない。
花のように咲き出ては、しおれ、影のように移ろい、永らえることはない。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
（ Judea ）
25.
俺に部下はいない。
いるのは仲間だけだ！
（ 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ！』 ）
26.
わたしたちはともすれば、自分は自分だと言えば、それが自分であるというふうに思いなしがちですが、それはちがいます。
わたしたちの自分というのは、むしろ自分でないものによってしか語ることができないものです。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
27.
賞賛への愛好は、人を、
自分がその判断を高く評価する人々を喜ばせるような
称揚(しょうよう)に値する行為をしたい
という気にさせる。
（ トマス・ホッブズ ）
（ Thomas Hobbes ）
28.
可能性をぎりぎりにおしすすめて行くことこそが、
私の存在理由を決定する。
（ 田宮虎彦 ）
（ Tamiya Torahiko ）
29.
ともに信じ合う世界は、人々が互いの、合掌される感謝の心持によって、はじめて成されるのである。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
30.
旅で最も手間取るのは、敷居をまたぐ時だ。
（ ウァロ ）
31.
言葉にはそれぞれの重量がある。
軽い言葉は
物事の表面を滑っていくだけだが、
重い言葉は
深い場所に沈んで
物事の重心になっていく。
（ 中山七里 ）
（ Nakayama Shichiri ）
32.
小敵と見て侮(あなど)るなかれ。
（ 『春秋左氏伝』 ）
（ Shunjuusashiden ）
33.
たいていの出来事は
語りがたいもので、
言葉がけっして踏みこんだことのない領域で
行なわれるものなのです。
（ リルケ ）
（ Rainer Maria Rilke ）
34.
どんなに小さな窓からでさえも、全世界を見渡すことができる。
このことを知っていれば、のんびりと毎日のできごとを楽しむことができる。
（ ヘーゼルデン財団 ）
35.
賞はごほうびでなく、
激励のしるしである。
（ 大山康晴 ）
（ Ooyama Yasuharu ）
36.
ぺちやくちやと乙女椿の咲き殖(ふ)ゆる
（ 細見しゅこう ）
（ Hosomi Shukou ）
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