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哲学者・思想家の名言
☆ ９月２２日 ☆
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1.
英知は知識にすら制限を加える。
（ ニーチェ ）
2.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
3.
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
（ ヴォルテール ）
4.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
5.
欲望というのは、その食い物がいかなるものであるか、いかなる食器に置かれているか、いかなる店にあるか、というようなレベルにあるものです。
（ 柄谷行人 ）
6.
最も容易に人間を見わけるには、その人が生涯の努力の真の目標と考えているものを知ればよい。
もしもその目標が、権力とか享楽とかにあるならば、そうした人には全幅の信頼をよせるわけにいかない。
（ カール・ヒルティ ）
7.
家柄崇拝は
それがあやまった価値基準や社会的不平等の容認に結びつく場合、
由々しい悪となる。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある。
（ エマーソン ）
9.
誇張は嘘の小枝だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
10.
習慣は、それが習慣であるからこそ従われるべきで、それが合理的であるとか、正しいということから従われるべきではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
11.
どんな恋愛関係にあっても、
関係はできたが実現の見込みはないという場合には、
思いやりが最大の侮辱である。
（ キルケゴール ）
12.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
13.
同情されたがる渇望は
自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である。
（ ニーチェ ）
14.
大衆は真理を愛していない。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
15.
知恵と学識を増大しようとする欲望こそ、
人間堕落の第一歩であった。
この道によって人間は永遠の呵責(かしゃく)へと陥った。
（ モンテーニュ ）
16.
苦しみを味わうことがない人間は、人間愛から生まれる感動も快い同情の喜びも知ることはあるまい。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、
懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
18.
人間はゲームをするとき、最大限の能力を発揮する。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
19.
知るは見るなり
（ ジョン・ロック ）
20.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
21.
自然の秘密は隠されている。
自然はつねに働いているが、
人はその結果をつねに発見できるわけではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
22.
根本本能が、
現実逃避そのものを価値あることのように、
哲学者に思わせてしまう。
そうなったときの哲学者は、
世界否定の代弁者になる。
そして人生に背を向け、
禁欲的な理想に従うようにと教える。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
23.
労働が体を強くするように、困難は心を強くする。
（ セネカ ）
24.
間違ったことをして、それに苦しむことができない人間くらい、たびたび間違ったことをする人間はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
家族の真の喜びは、子供たちに尊敬されると同時に子供を尊敬し、必要なだけの訓練は施すけれども、決して程度を越えないことを知っている両親たちのみに与えられる。
そのような両親たちは、子供が独立を要求する時のあの恐ろしい紛争を知らずにすませるであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
26.
科学は組織された知識である。
（ ハーバート・スペンサー ）
27.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、
群集の真っただ中にありながらも、
自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
28.
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
（ トマス・ホッブズ ）
29.
真の友愛においては、私は友を自分の方に引き寄せるよりも、むしろ自分を友に与える。
（ モンテーニュ ）
30.
信じる理性の力を失ってもなお信じるところに、信仰はある。
（ ヴォルテール ）
31.
未来は、それに備える人々のものである。
（ エマーソン ）
32.
権力は、あらゆる場所から生じる。
（ ミシェル・フーコー ）
33.
過去とは、所有者の贅沢だ。
過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
34.
道徳的現象なるものは存在しない。
あるのはただ、現象の道徳的解釈である。
（ ニーチェ ）
35.
常識とは、
この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
36.
人生の情景は、粗いモザイク画に似ている。
この絵を美しく見るためには、それから遠く離れている必要がある。
間近にいては、それは何の印象も与えない。
（ ショーペンハウアー ）
37.
宗教とは、知性の破壊力に対する自然の防御的反作用である。
（ アンリ・ベルクソン ）
38.
犠牲は、超時間的な、超感覚的な、無制限なものと結びついている。
それは、たとえ「無駄」であろうと、「無意味」ではない。
犠牲は、すべての人間的な事象を超えた神秘を啓示するものである。
（ カール・ヤスパース ）
39.
愛は貧と富との間に生まれた子。
（ プラトン ）
40.
民衆が議論し始めると、
すべてのものが失われる。
（ ヴォルテール ）
41.
涙にもそれなりの快感がある。
（ オウィディウス ）
42.
才気と分別を見せるのが、人づき合いで人気を得る術策と思い込んでいる者がいるとしたら、その人はなんとひよっこであることか。
むしろ才気と分別は、圧倒的多数の人間の憎しみと恨みをかきたてる。
（ ショーペンハウアー ）
43.
悲壮感は第三者の目に映り、苦しむ者の心にはない。
（ エマーソン ）
44.
身体のもとが腐っているとしたら、
どれだけ食べ物や飲み物があり、
また、どれだけお金や権力があったところで、
誰も生きがいがあるとは思えないだろう。
（ ソクラテス ）
45.
天才の特徴は、何を大目に見るかを知っていることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
46.
自然は我々に耳を二つと舌を一つ与えているが、それはもっとよく聞いて、余計にしゃべらないためである。
（ ゼノン ）
47.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
48.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
49.
人間の生の営みはすべて、今にある。
過去はすでに為されたものであり、未来は不確かなものだから。
（ アウレリウス ）
50.
欠陥に満ちていることは一つの悪である。
しかし欠陥に満ちていながらそれを認めようとしないのは、さらに大きな悪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
51.
究極の善、究極の悪、究極の価値がなければ、人間のある活動が別の活動よりも本質的に優っていることなどあり得ない。
だから、全ての行為が同じ価値しか持っていないということを認めざるを得ない。
とするなら、一つの行為を別の行為よりも優先させるのは、我々が自分で独自の選択を行っているからなのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
52.
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
53.
老人が若者に向けるアドバイスなど、
大して重要ではないものばかりである。
彼らの経験はあまりにも部分的であり、
（彼らの）誰もが
個人的な理由で人生を惨めに失敗してしまったと
信じ込んでいる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
一人の人間の評価と価値は、心と意志の中にある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
（ モンテーニュ ）
55.
私に真に愛するものがあるなら、
そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
56.
賢人の仕事は、
いかに死ぬかというよりも、
いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
57.
ある民族がたくさんの余暇を持って幸福な気持ちになりうるには、その民族に教養がなければならない。
しかも、精神的な楽しみという観点からも、直接役に立つ技術的な知識という観点からも教育されていなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
58.
忍耐し時間をかければ、力や怒りがなす以上のことができる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
59.
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
成り行き任せの人間は、気分が滅入りがちになる。
（ アラン ）
60.
人間は物を信じやすい。
信じる物を持たないではいられない。
信じるべき良い理由が無ければ悪い理由でも満足する。
（ バートランド・ラッセル ）
61.
人はいつまでも故郷を身に付けている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
62.
キリスト教の信仰は二つの真理、すなわち人間の自然性の堕落と、イエス＝キリストの購(あがな)いとを両立させるところである。
（ ブレーズ・パスカル ）
63.
我々は己れのものを
他人と比較することなしに
愉しむのがよい。
他人が自分より幸福であることに
苦しめられるのであれば、
人はけっして幸福だとはいえない。
（ セネカ ）
64.
忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に長くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる。
（ カール・ヒルティ ）
65.
教育の目的は、各人が自己の教育を継続できるようにすることである。
（ ジョン・デューイ ）
66.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
67.
偉大なる思想は胃袋から生まれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
68.
人間一般を知ることは、個々の人間を知ることよりも容易である。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
人間にとって苦悩に負けることは恥ではない。
快楽に負けることこそ恥である。
（ ブレーズ・パスカル ）
70.
健康はそれ自身一つの宝ではあろうが、
時として健康でなくても非常に幸福でありうる。
（ カール・ヒルティ ）
71.
自分で自分を破壊するなんて
絶対にしてはならないことだし、
実際にどうしてそうなるかを思い描いたことがあれば、
誰だって自殺が突然の行き過ぎた自己防衛だと知っている。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
72.
人は敗北主義から独断家になる。
（ 三木清 ）
73.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
74.
たとえ多くの友人を持っていても、
こっちの気に入るようにと、
そればかり気にするのでなく、
むしろあえて率直に物を言ってくれる友人というのは
少ないものです。
しかしその少ない友人の中でまた、
しからばどうすべきかを心得ている友人は
さらに得がたいものです。
たいていの人は、
悪口を言い叱りつけさえすれば
率直な態度をとったことになると信じているのです。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
75.
不運が眠っているときには、
起こさないようにそっとしておくことだ。
ちょっとしたつまづきなら軽い傷ですむが、
それがもとで転倒してしまうと、
致命傷を負いかねない。
（ バルタザール・グラシアン ）
76.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
（ キケロ ）
77.
意見の根拠について知識がなく、
皮相この上ない反論に対してすら
筋の通った擁護論で張り合えない人でも、
自分が真理だと思うものに
疑問を持たず賛同していれば十分だ、
と考える人たちがいる。
（ J・S・ミル ）
78.
これからの社会は「よく詰まった頭脳」より「よく働く頭脳」に属する人物を必要としている。
求められているのは、「官僚型」より「企業家型」の人物である。
（ 渡部昇一 ）
79.
しゃべるものもいいけれども、黙っているのがいちばんいい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
80.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
81.
人間は、必要を元に欲望を作り出す被造物である。
（ ガストン・バシュラール ）
82.
数学の諸概念によくよく注意を向けるなら、（数学の）記号は必ず大幅な簡略化のために役立つはずである。
（ ホワイトヘッド ）
83.
ある認識の正しさは、
けっしてそのまま真理と一致するわけではないのだが、
正しさというものは、
いかなるものであれ、
真理と何らかのかたちでかかわっている。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
84.
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
85.
習慣であるが故にこれをなすという人は、何らの選択をも行なわない。
（ J・S・ミル ）
86.
多くの宗教が互いに相反しているのをみる。
だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。
どの宗教も、それ自身の権威に基づいて（人に）信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
87.
人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。
（ モンテーニュ ）
88.
規則はそれ自体としては、
空虚で、乱暴なもので、
目標をもたない。
（ ミシェル・フーコー ）
89.
専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。
たった、それだけのことです。
そのために勉強するのです。
（ 山本義隆 ）
90.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
91.
運命は我々に幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を我々に提供するだけである。
(ver.0)
（ モンテーニュ ）
92.
欲する所最も少なき人は、最も神に近き人なり。
（ ソクラテス ）
93.
自分の欲望を満たそうと努力することよりも、
むしろそれを制限することによって
幸福を得る。
（ J・S・ミル ）
94.
耐え忍んだ事柄は、
甘美な記憶である。
（ セネカ ）
95.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
96.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
97.
海のほか何も見えないときに、
陸地がないと考えるのは、
けっして優れた探検家ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
98.
人間は自然のままならば善である。
社会組織によってのみ邪悪にさせられる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
99.
人が友情を望むのは、自己の無力や貧しさのためではないか。
つまり、お互いに尽くしたり尽くされたりして、自分一人ではできないことを他人からしてもらったり、また、こちらからも仕返すということではないか。
（ キケロ ）
100.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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