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今日の
日本の文豪の名言
☆
6月19日
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1.
この世で最も怖ろしい孤独は、道徳的孤独である。
(
三島由紀夫
)
2.
キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである。
(
芥川龍之介
)
3.
音楽の演奏者や劇の俳優達は技術家である。
彼らは芸術家でない。
なぜといって彼らは真の「創作」をもっていないじゃないか。
(
萩原朔太郎
)
4.
自己をめぐる無数の仮定的な実在(勿論自己の内面も含めて)を作品という決定的な実在に変容させる試みが芸術であるとすれば、それに先立ってまず、自我の分裂が必要とされる。
即ち書く自我と書かれる自我と。
作品の形成はこの書く自我と書かれる自我との闘争に他ならぬ。
しかも書く自我の確立に伴って、書かれる自我は整理され再構成されるのである。
(
三島由紀夫
)
5.
死んだ者の罪を問わないのは、今は生きていてやがて死ぬ者の、深い真理かもしれませんよ。
(
川端康成
)
6.
人間を恐れるな。
(
武者小路実篤
)
7.
心に傷をもたない人間がつまらないように、あやまちのない人生は味気ないものだ。
(
山本周五郎
)
8.
自然を翻訳すると
みんな人間に化けてしまうから面白い。
崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか、
みんな人格上の言葉になる。
(
夏目漱石
)
9.
趣味ということは馬鹿に出来ない。
人間の上等下等は趣味で大概きまる。
(
武者小路実篤
)
10.
悲しみ、苦しみは人生の花だ。
(
坂口安吾
)
11.
想像力の消耗からも、人はその家庭を愛するようになってくる。
(
萩原朔太郎
)
12.
どこかに自分の能力を発揮出来、それが進歩の余地があり、心を働かす余裕があれば、幸福を感じる。
(
武者小路実篤
)
13.
昔の恋は詩で今の夫婦は散文である。
(
国木田独歩
)
14.
創作は常に冒険である。
所詮(しょせん)は人力を尽した後、天命に委(ま)かせるより仕方はない。
(
芥川龍之介
)
15.
自分の年とってゆくのを忘れさせてくれるのは子供しかないってことは、あらゆる生物の楽しい悲劇ですよ。
(
川端康成
)
16.
目的を定めて事を起こすとき大切なことは、
目的が達せられるかという結果ではなく、
目的を達成するために努力する過程である。
(
山本周五郎
)
17.
笑はれるのを恐れるよりは、
心にないことを云(い)ふのを
恐れなければいけない。
(
武者小路実篤
)
18.
其日(そのひ)に自分が為(や)るだけの務めを為(し)て了(しま)ってから、適宜(いいほど)の労働(ほねおり)を仕(し)て、湯に浴(はい)って、それから晩酌に一盃飲(や)ると、同じ酒でも味が異(ちが)うようだ。
これを思うと労働(ほねおり)ぐらい人を幸福にするものは無いかも知れないナ。
(
幸田露伴
)
19.
現状維持というのは、
つねに醜悪な思想であり、
また、現状破壊というのは、
つねに飢え渇いた貧しい思想である。
(
三島由紀夫
)
20.
恋は罪悪ですよ。
(
夏目漱石
)
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