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悲(かなしみ)は堅いから、あまり堅いから
(嚥(の)んだり噛んだり消化(こな)したり) 人はひとつのかなしみから いくつもの歌を考へ出すのです。 (ver.0) 佐藤春夫[さとう・はるお]
(大正〜昭和前半の小説家・詩人、1892〜1964) 詩「詩論」 (ver.0)『佐藤春夫詩集』(第一書房)に収載 (ver.1)『春夫詩抄』(岩波文庫)に収載 (ver.1)
悲しみは堅いから、あまり堅いから (咀(か)んだり嚥(の)んだり消化したり) 人はひとつのかなしみから いくつもの歌を考へ出すのです。 ※「(嚥んだり噛んだり消化(こな)したり)」は原文中にあり。
※嚥む(のむ)=のみ下す。 物を飲みこんで胃の方へ送る。 〈ver.0全文〉
消えやすいよろこびを 何で うたつてゐるひまがあらうか、 アイスクリイムを誰が噛むか。 __ Link __ 悲(かなしみ)は堅いから、あまり堅いから (嚥(の)んだり噛んだり消化(こな)したり) 人はひとつのかなしみから いくつもの歌を考へ出すのです。 __ Link __ 〈ver.1全文〉 消えやすいよろこびを 何で うたつてゐるひまがあらうか。 アイスクリィムを誰が咀(か)むか。 __ Link __ 悲しみは堅いから、あまり堅いから (咀(か)んだり嚥(の)んだり消化したり) 人はひとつのかなしみから いくつもの歌を考へ出すのです。 __ Link __
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