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801.
貞淑とは情熱の怠惰である。
（ ラ・ロシュフコー ）
802.
愛はあらゆるものに打ち勝つ。
ただし、貧乏と歯痛を除いて。
（ メイ・ウエスト ）
803.
神が合わせられたものを、人が離してはならない。
（ 『新約聖書』 ）
804.
早く結婚しては不可(いけな)い。
男の側から世に此上(このうえ)の美人は無いと云う位な人の妻と、其(そ)れ程ではない処女(むすめ)とを比較(くら)べて見て、何(いず)れがより強い空想を起こさせるか。
男の魔力も其れと同じ事だ。
（ 永井荷風 ）
805.
女というものは、その本分どおり早くから仕えることを習うのがよいのです。
仕えることによって、やがてはじめて治めることが、また、家の中で分相応の力を持つことができるようになります。
（ ゲーテ ）
806.
ふたりの人生、「二人四脚」
（ 金盛浦子 ）
807.
結婚する際、女性は男性が変わることを期待するが、男性は女性が変わらないことを期待する。
（結婚後に）両者が失望するのは当然である。
（ アインシュタイン ）
808.
再婚は、（結婚生活に失敗したという）経験に対する希望の勝利である。
（ サミュエル・ジョンソン ）
809.
男が自分を縛って、いじいじと小さくなってしまうくらいなら、女が半分背負いたい。
少々無鉄砲で、先の見えないことに飛び込む男でも、世間では無視して認めてくれないようなことに熱中する男でも、やりたいことがあって、目の光ってる男のほうがいい。
（ 岡本敏子 ）
810.
心満ち足らぬ女はぜいたく品を持ちたがる。
男を愛している女は喜んで枝の上にでも寝る。
（ D・H・ローレンス ）
811.
結婚という幸福の花には、常に優しい愛情をふり注いでやることだ。
暖かい思いやりの光を当ててその花弁を開けてやり、どんなものにも揺るがない「信頼」の鉄壁で守ってやることだ。
こうして成長した結婚という幸福の花は、人生のあらゆる時期に香(かぐわ)しく咲き、老年の淋しさすら甘美な甘さで包むのである。
（ トーマス・スプラット ）
812.
よい結婚はしたほうがよく、悪い結婚はしないほうがよい。
（ バートランド・ラッセル ）
813.
愛の最高の証は信頼である。
（ ジョイス・ブラザーズ ）
814.
生物学的に重要な物質はすべて、対である。
（ ジェームズ・ワトソン ）
815.
結婚とは、風呂にひたっているようなものである。
馴れてしまえば、あまり熱くない。
（ 作者不詳 ）
816.
異性で失敗する人にはある共通点があります。
それは自分の本当の好みのタイプを知らないことです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
817.
結婚をして一人の人間が二人になると、
一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
（ 夏目漱石 ）
818.
幸せな結婚とは、
寛容な２人が結ばれることである。
（ ロバート・クイレン ）
819.
結婚生活とは雨のようなものだ。
初めに人はこう言う。
「一体、いつ降り始めたのだろうか？」
二度目の雨でこう言う。
「もう雨はたくさんだ」
そして三度目の雨でこう言う。
「もう、本当にあきあきした」
（ その他外国のことわざ・格言 ）
820.
真に愛する心の中では、
嫉妬が愛情を殺すか、
愛情が嫉妬を殺すか、
いずれかである。
（ ポール・ブールジェ ）
821.
女は強いよなァ。
嫁に来て、亭主を牛耳(ぎゅうじ)って、その家を乗っ取っちゃうんだもの。
そんな婿養子はいないよ。
（ 永六輔 ）
822.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
823.
（娘を）いつまでも手もとにおいておきたいのだ。
あたり前だ。
手塩にかけて育てた娘を滅多な男にわたしてなるものか。
（ 遠藤周作 ）
824.
いい男の条件の一つは、「格好をつけ、やせ我慢ができる男」である。
例えば、ひとりの女を心の底から愛しているとする。
だが自分と一緒になるよりも、その女が幸福になる生き方の選択があるならば、自分の気持ちを捨てる。
これもやせ我慢のひとつだ。
（ 落合信彦 ）
825.
人は急いで結婚し、
暇になってから後悔する。
（ ウィリアム・コングリーヴ ）
826.
床屋へ行けば一日幸せ。
妻をめとれば一週間幸せ。
新馬(しんば)を買えば一ヵ月幸せ。
家を建てれば一年幸せ。
正直に暮らせば一生幸せ。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
827.
人はいつも恋をしていなければならない。
それが結婚してはならない理由である。
（ オスカー・ワイルド ）
828.
結婚する前に
①新家庭をいとなむための住居を新築する。
②新築がむりとしたら、せめて借家を用意する。
③そのあとで花嫁候補と見合いする。
④ふられれば、別の候補とまた見合いするが、両性に合意が成立すれば、生涯離れることなく厳格な一夫一婦(いっぷいっぷ)のちぎりを守りつづける。
こんなふうに書き出すと、読者は多分心がけのよい青年を思い浮かべられるだろうが、じつは人間の話ではない。
ある鳥の習性を簡単に要約してみたのである。
（ 松原宏遠 ）
829.
女の子は、おそらくおモメさん（＝お嫁さん）の晴れ着、周囲の祝福といったことを通じて、人生の「主役」を演じることの華やかさにあこがれるのだと思うが、現実の花嫁はあまりにも、はかない。
それは、女の一生の中の一万分の一にも足りない、つかのまの一瞬である。
（ 寺山修司 ）
830.
七十やからこそ第二の結婚をする、そのほうがずっと自然や。
（ 田辺聖子 ）

831.
結婚すれば一週間は幸福であり、
豚を殺せば一カ月は幸福であり、
司祭になれば一生幸福である。
（ ポーランドのことわざ・格言 ）
832.
若い娘が、不名誉か、強いられた貞節か、または彼女の本能しか満足させられない結婚か、彼女の用心深さにしか答えない結婚か、そのどちらかを選ぶように余儀なくされているのは、我慢のできないことである。
（ レオン・ブルム ）
833.
あるべき結婚についての観念なんて、
一種の知の悲しみみたいなもんだな。
それを、分析的に見て、
条件を云々(うんぬん)したりするところに、
なにか盲目なところがある。
（ 山田太一 ）
834.
花嫁の衣装を縫う女は若返る。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
835.
結婚生活を危険にさらすかもしれない一歩を踏み出すことを求められたら、
自分の心をのぞき込んで自問します。
どうしてもそれをしなければならないのかと。
（ オードリー・ヘプバーン ）
836.
君たちは船出するんだ。
穏やかな海に。
晴れの日もあるだろうが、
いつもではない。
嵐も吹き荒れるだろうが、
きっと乗り切れる。
かわりばんこに舵(かじ)を取り、
凪(なぎ)もしけもくぐり抜けなさい。
くじけてはいけない。
旅の終わりには、
安全な港が待っているのだから。
（ ダフニ・デュ・モーリエ ）
837.
女は自分の愛していない嫉妬深い男を嫌う。
だが自分の愛している男がヤキモチを焼かなかったなら、女は腹を立てるだろう。
（ コデルロス・ド・ラクロ ）
838.
愛しているからと云(い)う理由だけで結婚するなんて
前世紀の思想だ。
（ 武田麟太郎 ）
839.
戦闘には向いていないけれども、受け入れたり、耐えたり、いたわることには、広いキャパシティを持っている。
それが女よ。
（ 岡本敏子 ）
840.
結婚とは、二人の小説が終わり、歴史書が始まることである。
（ ロミュビリュズ ）

841.
愛が永遠でないという理由は、
多分、記憶がいつも真実であると限らず、
人生は細胞の絶えざる更新によって出来ているからであろう。
（ マルセル・プルースト ）
842.
愛情は瞬間的な感情ではない。
（ ジグ・ジグラー ）
843.
どうにもならないことがある。
それでも生きていかねばならぬ時がある。
その苦しみをいっしょに受けましょうと
微笑んでくれるあなたがいる。
（ 大野勝彦 ）
844.
男は見せかけの愛で女を欺くことができる。
ただし、他の女を心から愛していない限りは。
（ ラ・ブリュイエール ）
845.
戦に行く時は一度祈れ。
海に出る時は二度祈れ。
結婚する時は三度祈れ。
（ ポーランドのことわざ・格言 ）
846.
利口な女と嫉妬深い女とは、
おのおの異なった、まったく別個なものである。
したがって、
どんなに利口な女でも、
同時に嫉妬深い女になることができる。
（ ドストエフスキー ）
847.
公爵夫人はほかにもいたけれど、
ココ・シャネルはただひとり。
（ ココ・シャネル ）
848.
旦那が死にそうになったら貯金は全部おろしてしまいなよ。
死んじゃうと貯金は遺産になって税金がかかるぞ。
（ 永六輔 ）
849.
女は男を叱咤(しった)激励すんの、好きやね。
あれが女の本質やな。
叱咤激励、いうの。
いつも校長みたいな気ィでおんねんな。
あれ、いややさかい、結婚しまへんねん。
（ 田辺聖子 ）
850.
妻ができると、たちまちに子が生まれる。
となれば、住みつく家ができる。
男は金しばりにおうたようなものだ。
（ 池波正太郎 ）

851.
女が目指して飛んでいく男は、
着地した先の男と同じではありません。
（ センタ・バーガー ）
852.
「経済力がないから離婚できない」と、
くよくよする暇とエネルギーがあるなら、
それを使って、
さっさと人生を変えなさい。
（ ココ・シャネル ）
853.
急いで結婚すると、
退屈に苦しむ。
（ ウィリアム・コングリーヴ ）
854.
あなたの妻の（夫の）よいところを取り上げてほめてあげなさい。
そうすればあなたの結婚は祝福される（＝うまくいく）でしょう。
（ ジョセフ・マーフィー ）
855.
好きあった男女は、
結婚によってただの男と女であることを捨て、
深く奥行きも知れぬ家族の森へと踏み込んで行くのである。
（ 黒井千次 ）
856.
僕は以心伝心などというのは信じません。
いろいろなことを言葉にして、問題があればこまめに解決していく。
（ 伊丹十三 ）
857.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
858.
不況で就職難でしょう。
いいことが、ひとつだけあるんです。
不況になるほど農家の嫁不足が解消されていくんですよ。
（ 永六輔 ）
859.
身近にいる相手ほど、素直に愛することが難しい。
それは、その人に甘えている証拠なのである。
（ 植西聰 ）
860.
「いい女とはどんな女か」という問いを受けた時、私は、「寝たふりのできる女」と答えます。
（ 米長邦雄 ）

861.
いい結婚とは、人として互いに高め合い、支え合って理想への道を一緒に一歩ずつ進める人と巡り会うことです。
（ 金八先生 ）
862.
わたしはあなたを、
束縛せずに愛したい。
判定せずに、称賛したい。
侵入せずに、結ばれたい。
強制せずに、誘いたい。
後ろめたさなしに、別れたい。
責めることなく、評価したい。
見下すことなく、助けたい。
あなたも同じようにしてくれたら、
ふたりはほんとうに出会い、
おたがいを豊かにできるでしょう。
（ エリザベス・キューブラー・ロス ）
863.
結婚に較べたら、離婚は大変です。
百倍は大変じゃないですか。
（ 永六輔 ）
864.
男の人生は結婚相手の女性で決まる。
僕のエネルギーも夫婦の会話から生まれる。
（ 橋本大二郎 ）
865.
もう二度と結婚はしない。
せいぜい、好きでもない女を見つけて、そいつに家をやるぐらいにするよ。
（ ルイス・グリザード ）
866.
姑(しゅうとめ)を愛する嫁は千人に一人。
嫁を大事にする姑は二千人に一人。
（ レバノンのことわざ・格言 ）
867.
子供たちはあなたを愛するであろう。
友人はあなたを愛するであろう。
伴侶はあなたを愛するであろう。
まず、あなたが彼らを愛したならば。
それが一日で、あるいは一週間や一年でそうなると言うつもりはない。
ただあなたが途中でやめなければ、そうなるのは確実である。
（ H・バーク・ピーターソン ）
868.
熟年離婚なんて言葉も浸透してきちゃったけど、老いてから別れるのはもったいないわよ。
（ 樹木希林 ）
869.
愛情はあらゆる暴力の嵐に耐え抜く力があるが、
北極の氷のような長い無関心には耐えられない。
（ ウォルター・スコット ）
870.
結婚は人生の墓場である。
（ 一般のことわざ・格言 ）

871.
女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをすることもあるのよ。
（ 『機動戦士ガンダムシリーズ』 ）
872.
結婚生活においては、虚偽の中で生きるよりは、虚偽を打破するほうがはるかに賢明な策です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
873.
愛は純粋であり得るに反して、
嫉妬はつねに陰険である。
（ 三木清 ）
874.
よい妻、よい夫になる方法はある意味では簡単で単純です。
相手の性格にせよ、クセにせよ、行いにせよ、よいところのみを見つけてはほめるのです。
相手の欠点を数え上げることだけはやめなさい。
これが習慣になれば、あなたの結婚は恵まれたものになるはずです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
875.
結婚──ありきたりの熱愛期間の終わり。
または孤独な状態。
（ オリヴァー・ハーフォード＆ジョン・C・クレイ ）
876.
「私は独身主義者」と主張する人は、
普通の人よりも激しく結婚することを望んでいます。
（ 加藤諦三 ）
877.
ぼくが、一生に会える、ひとにぎりの人の中に、あなたがいました。
（ 広告コピー ）
878.
離婚は結婚よりずっと金がかかる。
だけど、確かに払うだけのことはあるんだ。
（ トマス・チャステイン ）
879.
（家庭において）もし高ぶる気持ちがもたげてきたら、子どもたちを「（家庭を）鑑賞する人たち」だと思いなさい。
そうすれば、状況を和らげ、打ち勝つための、思いもよらない力を見いだすことでしょう。
（ フアロス ）
880.
結婚とは幻想を父とし、必要性を母として生まれるものである。
（ ヘンリー・ルイス・メンケン ）

881.
結婚できたこと、結婚が続いていることは、決して自然現象ではない。
（ 香山リカ ）
882.
夫あれば親忘る。
（ 日本のことわざ・格言 ）
883.
聞いてくれる人のおかげで
ぐちもこぼせる。
あなたのぐちを聞いてくれる人は、
あなたにとって観音さまです。
（ 相田みつを ）
884.
聞くことは愛の行為です。
（ M・スコット・ペック ）
885.
もし恋愛はすばらしいものだと教わらなければ、
男女が恋愛感情なしに結婚していくことを
さほど不思議に思わないだろう。
その輝くばかりの恋愛のイメージが、
恋へのあこがれをかき立てている。
（ 齋藤孝 ）
886.
男女関係で幸せになる最初のコツは、お互いへの期待を手放すことです。
適度な距離があって、初めて自分の空間ができます。
そして、お互いが自分の足で立ってこそ、支え合うこともできるようになるのです。
（ 本田健 ）
887.
愛されることは燃え上がることであり、愛することは無尽の油で照り輝くことだ。
愛されるとは滅びることであり、愛するとは滅びないことだ。
（ リルケ ）
888.
人生の夢を叶えたという人物には会ったことがない。
だから（といって）人生は空しいと言うつもりはない。
大恋愛の結果一緒になったわけでなくても、妻は愛しい存在であり得るし、木々のあいだに建っていなくても、マイホームはすてきであり得る。
（ ベルンハルト・シュリンク ）
889.
子供が笑っている時、娘が微笑んでいる時、母親が幸福な悦びに顔をかがやかせている時、彼の心はゴムまりのようにはずむのだ。
（ 遠藤周作 ）
890.
私は、結婚はきらいだが、
花嫁と新婚旅行は好きだった。
結婚には、日常性がつきまとうのでわずらわしいが、
花嫁とか新婚旅行は虚構だからである。
（ 寺山修司 ）

891.
男は女にはなれないし、女も男にはなれない。
だから、男は女に、女は男に、時には平気で残酷なことをすることができる。
（ 宮部みゆき ）
892.
結婚したら、ほんとに結婚とかを語れるようになるまで、簡単に別れないで下さい。
（ 南沙織 ）
893.
好きな食べ物が同じ二人は長続きする。
（ 広告コピー ）
894.
結婚生活では、三人は仲間だが、二人ならそうではない。
（ オスカー・ワイルド ）
895.
結婚する時のような激しい情熱あるいは信頼感というものを、いつまでも相手に持ってもらいたいと思うこと自体が間違っています。
（ 瀬戸内寂聴 ）
896.
私はぜんぜん結婚なんて考えてません。
いまのほうが（たぶん）大事にされてるもん。
（ 24歳OL ）
897.
結婚式は夢、結婚は現実なのです。
（ 美輪明宏 ）
898.
男はみんなすてきですよ。
とくに仕事に疲れてイビキかいて寝てるのなんか見たら、大変ね、よしよしってしてあげたくなる。
ひざのぬけたステテコでゴムのゆるんだの見るなんていいですよ、セクシーで。
大好きだわ。
（ いしだあゆみ ）
899.
本来女の中には、強い者に征服されたいという本能がひそんでいて、ほんとうに惚れてしまった男にこきつかわれるのは、まんざらでもないのである。
（ 瀬戸内寂聴 ）
900.
妻ってな、夫にな、もし結婚してなかったらって思い浮かべられることほど、悲しいことないよ。
（ ドラマ『カルテット』 ）

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