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皮の名言
1.
美は皮一重（ひとえ）。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
2.
愛の実体を追求しすぎることは、ラッキョウの皮をむくようなもので、
ムキすぎると無くなってしまいます。
（ 伊藤整 ）
3.
人は、恋をして初めて全ての子供らしさから脱皮する。
この革命がなければ、
気取りや芝居気がいつまでも抜けないだろう。
（ スタンダール ）
4.
高いつもりで低いのが教養、
低いつもりで高いのが気位、
深いつもりで浅いのが知識、
厚いつもりで薄いのが人情、
薄いつもりで厚いのが面皮(つらのかわ)、
強いつもりで弱いのが根性、
弱いつもりで強いのが自我、
多いつもりで少ないのが分別、
少ないつもりで多いのが無駄。
（ 永六輔 ）
5.
醜美は只(ただ)臭皮(くさかわ)一重(ひとえ)にあるのみ、
好色の輩(ともがら)、ここに於(お)いて悟す(さと)べし。
（ 山東京伝 ）
6.
習慣は木の皮に文字を刻むようなもので、
その木の長ずるにつれて文字を拡大する。
（ サミュエル・スマイルズ ）
7.
美は上っ面(うわっつら)のことだが、
醜は骨の髄まで達する。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
8.
起業家として成功を収めるためには、
優れたビジョンと野心、
面の皮の厚さ、
失敗しても落ち込まない精神力、
全員を敵に回すことを恐れない気持ちが必要だ。
（ ダン・ケネディ ）
9.
ある木の皮は、
他の木の皮にはつかない。
（ エチオピアのことわざ・格言 ）
10.
美しさは皮一枚のもの、
醜さは骨の髄まで。
（ 「マーフィーの法則」 ）
11.
ヘビでもチョウでも、
もがいて脱皮して、
大人になるんです。
（ 金八先生 ）
12.
いつも自分自身を脱皮し固定しない。
そういうひとは、つねに青春をたもっている。
（ 岡本太郎 ）
13.
若い娘は若い果物と同じで、
新鮮ではあるが水っぽい。
君は女として熟している。
私も男として熟しているつもりだ。
熟した果物はお互いにそっと扱わなくてはならない。
大切にして皮をむく時だって、
一滴の果汁をもこぼしてはならない。
（ 石川達三 ）
14.
女とは、毛皮はないけれども、その皮が非常に珍重される動物だと言いたい。
（ ジュール・ルナール ）
15.
人生はタマネギに似ている。
皮を一枚一枚むいていくと、最後に、
中には何もないことに気づく。
（ ジェームズ・ハネカー ）
16.
狼は皮を変えても、
天性は変わらぬ。
（ アポストリウス ）
17.
生きること、それは痛い思いをすることだ。
しかし、生きることはいい！
……皮をすりむいて私は泣き声を出す。
泣き叫ぶこと、それは生きることだ。
（ ロマン・ロラン ）
18.
人生はタマネギに似ている。
人は皮を一枚一枚むいていき、
時々涙を流す。
（ カール・サンドバーグ ）
19.
狐は毛皮を変えても、
気質は変わらぬ。
（ スエトニウス ）
20.
尻尾に難点がある。
（ フランスのことわざ・格言 ）
21.
小羊は虎の皮を着ても狼を恐れる。
（ 中国のことわざ・格言 ）
22.
尻尾の皮をはぐことほど難しいことはない。
（ ガブリエル・ムーリエ ）
23.
樹は樹皮では判断できない。
（ イタリアのことわざ・格言 ）
24.
捕らぬ狸の皮算用
（ 日本のことわざ・格言 ）
25.
見事な核(さね)（＝果実の中心にある種）は、
貧弱な皮の下に隠れている。
（ フランスのことわざ・格言 ）
26.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
27.
人に好かれるための唯一の方法は、
畜生の中で最も愚かなものの皮をかぶることである。
（ バルタザール・グラシアン ）
28.
虎は死して皮を残し、
人は死して名を残す。
保険に入っていれば金を残す。
（ 吉行淳之介 ）
29.
足の皮は厚いがよし
面の皮は薄きがよし
（ 三浦梅園 ）
30.
虎は死して皮を留め、
人は死して名を残す。
（ 『十訓抄』 ）

31.
約束とパイの外皮は容易に破れるものである。
（ ジョナサン・スウィフト ）
32.
お金で多くのものの皮を買うことはできるが、
実(み)を買うことはできない。
（ ヘンリック・イプセン ）
33.
猫は、毛皮を被った道楽者である。
（ テオフィル・ゴーティエ ）
34.
熊をしとめないうちに熊の皮を売るな。
（ ラ・フォンテーヌ ）
35.
この社会に存在している恋愛は、
二つの気まぐれの交換と、
二つの表皮の触れあいにすぎない。
（ シャンフォール ）
36.
らっきょうの皮を、むいてむいて、しんまでむいて、何もない。
きっとある、何かある、それを信じて、
また、べつの、らっきょうの皮を、むいて、むいて、何もない、
この猿のかなしみ、わかる？
（ 太宰治 ）
37.
哲学は踏み出す一歩一歩ごとに皮を一枚ずつ脱ぎ捨てるのだが、
愚かな弟子どもは、その皮の中へもぐり込んでゆく。
（ キルケゴール ）
38.
真の紳士は豹変しません。
豹変するのは紳士の皮を被った貧士です。
（ 志茂田景樹 ）
39.
いちまいの皮の包める熟柿かな
（ 野見山朱鳥 ）
40.
脱げさうで脱げずにありぬ竹の皮
（ 丸尾和子 ）

41.
幻影は落ちていった。
一つまた一つと。
果実の皮がむけるように。
そして残った果実は経験というものだ。
（ ジェラール・ド・ネルヴァル ）
42.
主義は設定され、詰め込まれた真理の表皮に過ぎない。
（ ヘンリー・ウォード・ビーチャー ）
43.
柿の皮さらさら剥けて母恋し
（ 竹田喜義 ）
44.
竹の皮さてもみごとな脱ぎっぷり
（ 谷川水馬 ）
45.
脱げぬなりあと一枚の竹の皮
（ 丸尾和子 ）
46.
士は食わねども、空楊枝(からようじ)。
内に犬の皮、外は虎の皮。
（ 山本常朝 ）
47.
脱ぎかけの竹の皮なり脱がしけり
（ ふけとしこ ）
48.
教義はお膳立てされ、
詰め込まれた真理の外皮以外の何ものでもない。
（ ライマン・ビーチャー ）
49.
豹は死して皮をとどめ、
人は死して名をとどむ。
（ 欧陽脩 ）
50.
芸というものは、実と虚との皮膜(ひにく)の間にあるものなり。
（ 近松門左衛門 ）

51.
一年の計にピーナツの皮がちらばる
（ 池田澄子 ）
52.
人間が変わったのではない。
人間は元来そういうものであり、
変わったのは世相の上皮だけのことだ。
（ 坂口安吾 ）
53.
言葉は体験の肉であり、皮である。
（ 寺山修司 ）
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