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[ 名言 ]
戒厳(=戒厳法令)は
「兵力専制政治」を現出させるシステムにほかならない。

[ 出典 ]
北博昭[きた・ひろあき]
(政治史学者、1942〜2022)
『戒厳 その歴史とシステム』

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[ 補足 ]
※「(=戒厳法令)」は七瀬音弥による補足。

※容喙(ようかい)=くちばしを容(い)れること。
当事者でない者が、横から口出しすること。
〔喙は、くちばしの意〕。

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
(今の日本で)戒厳立法を成立させるなら、
有事法制のときをはるかに上回る
慎重かつじゅうぶんな検討が必要となる。
その際、ことさら国会やメディアの果たす役割は重いといえる。
何しろ、戒厳(=戒厳法令)は
「兵力専制政治」を現出させるシステムにほかならないのである。


〈関連文〉
戒厳法令を定める国法の形式はといえば、
国民の代表機関である国会の制定する法律によるべきだろう。
戒厳は極端な権利制限をもたらす。
市民の権利・義務・自由といった事項に大幅に容喙(ようかい)する。
(北博昭)
『戒厳 その歴史とシステム』より


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