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[ 名言 ]
どのような史観であれ、
本来史観というものは、
実物の歴史に推参する為の
手段であり、道具である筈(はず)のものだが、
この手段や道具が精緻になり万能になると、
手段や道具が、当の歴史の様な顔をし出す。

[ 出典 ]
小林秀雄[こばやし・ひでお]
(文芸評論家、1902〜1983)
「歴史と文学」
『小林秀雄全作品 第13集:歴史と文学』(新潮社刊)に収載

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本来
 顔 
歴史
緻密・精緻
道具
手段
万能・全能
小林秀雄 》→ 今日
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血液型別名言と運勢

[ 全文・続き ]
〈全文〉
史観は、いよいよ精緻(せいち)なものになる、
どんなに驚くべき歴史事件も
隈(くま)なく手入れの行きとどいた史観の網の目に捕らえられて
逃げる事は出来ない、逃げる心配はない。
そういう事になると、
史観さえあれば、本物の歴史は要らない
と言った様な事になるのである。
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どのような史観であれ、
本来史観というものは、
実物の歴史に推参する為の
手段であり、道具である筈(はず)のものだが、
この手段や道具が精緻になり万能になると、
手段や道具が、当の歴史の様な顔をし出す。
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