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[ 名言 ]
収容所の生活から想像されることに反して、監視者として被収容者に人間らしくたいすることは、つねにその人個人のなせるわざ、その人のモラルのなせるわざだった。

[ 出典 ]
ヴィクトール・フランクル
[ビクター・フランクル、V・E・フランクル、ヴィクトール・E・フランクル、ヴィクトール・エミール・フランクル]
(20世紀オーストリアの精神科医・心理学者、1905〜1997)
『夜と霧 新版』(池田香代子訳)

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〈全文〉
人間らしい善意はだれにでもあり、全体として断罪される可能性の高い集団にも、善意の人はいる。
境界線は集団を越えて引かれるのだ。
したがって、いっぽうは天使で、もういっぽうは悪魔だった、などという単純化はつつしむべきだ。
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事実はそうではなかった。
収容所の生活から想像されることに反して、監視者として被収容者に人間らしくたいすることは、つねにその人個人のなせるわざ、その人のモラルのなせるわざだった。
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そのいっぽうで、みずからが苦労をともにしている仲間に悪をなす被収容者の卑劣な行為は、ことのほか非難されるべきだ。
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品位を欠くこうした人間が被収容者を苦しめたことは、他方、監視者が示したほんの小さな人間らしさを、被収容者が深い感動をもって受けとめたことと同じように明らかだ。


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