名言ナビ



[ 名言 ]
みずからが苦労をともにしている仲間に悪をなす被収容者の卑劣な行為は、ことのほか非難されるべきだ。

[ 出典 ]
ヴィクトール・フランクル
[ビクター・フランクル、V・E・フランクル、ヴィクトール・E・フランクル、ヴィクトール・エミール・フランクル]
(20世紀オーストリアの精神科医・心理学者、1905〜1997)
『夜と霧 新版』(池田香代子訳)

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ テーマ別の全名言 ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
人間らしい善意はだれにでもあり、全体として断罪される可能性の高い集団にも、善意の人はいる。
境界線は集団を越えて引かれるのだ。
したがって、いっぽうは天使で、もういっぽうは悪魔だった、などという単純化はつつしむべきだ。
__ Link __

事実はそうではなかった。
収容所の生活から想像されることに反して、監視者として被収容者に人間らしくたいすることは、つねにその人個人のなせるわざ、その人のモラルのなせるわざだった。
__ Link __

そのいっぽうで、みずからが苦労をともにしている仲間に悪をなす被収容者の卑劣な行為は、ことのほか非難されるべきだ。
__ Link __

品位を欠くこうした人間が被収容者を苦しめたことは、他方、監視者が示したほんの小さな人間らしさを、被収容者が深い感動をもって受けとめたことと同じように明らかだ。


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.


11.

12.

13.

14.

15.

16.

17.

18.

19.

20.


21.

22.

23.
( 宮城県の女性 )

24.

25.

26.

27.

28.
( ドラマ『竜馬伝』 )

29.

30.


31.

32.
( ドラマ『WALKERS』 )

33.

34.

35.
( トッド・スキナー )

36.








LINK  LINK  LINK