概してハデな服装をして颯爽(さっそう)と歩いている手合いのほうが 単純明快で、好人物が多い。 まして、十本の指にぜんぶ指輪をはめている女性などは、 涙の出るほどの善人である。
吉行淳之介[よしゆき・じゅんのすけ] (小説家、1924〜1994) 『男のおしゃれについて』
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