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今日の
日本の文豪の名言
☆ １月２１日 ☆
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1.
青年時代の煩悶(はんもん)は要するに、夢のようなものだね、君。
青年時代の煩悶には、まだいくらも余裕がある。
（ 田山花袋 ）
2.
わが息の虚空(こくう)に散るも嬉しけれ
年の明けたる一日(いちにち)二日(ふつか)
（ 与謝野晶子 ）
3.
牛になる事はどうしても必要です。
吾々(われわれ)はとかく馬になりたがるが、牛には中々(なかなか)なり切れないのです。
（ 夏目漱石 ）
4.
世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。
一遍起った事は何時までも続くのさ。
ただ色々な形に変るから、他にも自分にも解らなくなるだけの事さ。
（ 夏目漱石 ）
5.
自分の力に合うことだけしろ、
その他の事はおのずと道が開けてくるまで待て。
（ 武者小路実篤 ）
6.
人間はめいめい孤独で、しかも善で、しかし集団となると狂気のように互いにいがみあう。
これはどうしようもないことだ。
それぞれの運命に耐えてゆくよりしかたない。
（ 山本周五郎 ）
7.
自分の一生を平和にするためには心を静かにすることが必要だ。
（ 武者小路実篤 ）
8.
見栄の行きどまりは、馬鹿げて大きなる石をかつぐ事なり。
（ 幸田露伴 ）
9.
他人に要求することを
先ず自分に要求せよ。
（ 武者小路実篤 ）
10.
センスとは相手の気持ちを読みとること、ただそれのみだ。
（ 三島由紀夫 ）
11.
私は無益で精巧な一個の逆説だ。
（ 三島由紀夫 ）
12.
生命は流れてゐる。
（ 萩原朔太郎 ）
13.
戦いというものは、あくまで「人」そのもの。
（ 吉川英治 ）
（ 『三国志』 ）
14.
生まれけり、
死ぬまでは、生くるなり
（ 武者小路実篤 ）
15.
ただ愛するのよ、そうして愛させるのよ。
そうさえすれば幸福になる見込は幾何(いくら)でもあるのよ。
（ 夏目漱石 ）
16.
君、弱い事を云(い)ってはいけない。
僕も弱い男だが弱いなりに死ぬ迄(まで)やるのである。
やりたくなくったってやらなければならん。
君も其(その)通りである。
（ 夏目漱石 ）
17.
人間は何事にせよ、
自己に適した一能一芸に
深く達してさえおればよろしい。
（ 与謝野晶子 ）
18.
すべての平和と幸福とは、短い人生の中にあって最も短い。
それはちょうど、秋の日の障子(しょうじ)の日向(ひなた)の上にふと影を落とす鳥かげのようである。
つと来てはつと消え去る。
（ 佐藤春夫 ）
19.
恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見することに極度に鋭敏になることである。
（ 芥川龍之介 ）
20.
人が四十三歳にもなれば、
この世に経験することの多くが
あこがれることと
失望することとで
満たされているのを
知らないものもまれである。
（ 島崎藤村 ）
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