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名言格言辞典
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お酒・飲酒の名言
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1.
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
（ショーペンハウアー）
2.
酒は強い。王様はさらに強い。女はもっと強い。しかし真理は何より最も強い。
（ルター）
3.
恋人は一瓶のワインであり、女房はワインの瓶である　
（ボードレール）
4.
大体お酒のみには二種類ありますね。酔いたい人と飲みたい人とです。
（内田百閒）
5.
私は人生を忘れるためにお酒を飲んだことは一度もありません。逆に人生を加速させるためなのです。
（サガン）
6.
酒は、人を魅了する悪魔である。うまい毒薬である。心地よい罪悪である。
（アウグスティヌス）
7.
酒席で印鑑を押すな。
（交渉事の格言）
8.
今日は嬉しいことをしゃべり、大いに飲んで楽しもう。あとのことは神々の仕事だ。
（テオグニス）
9.
宴会と同じように、人生からも、飲みすぎもせず、喉が乾きもしないうちに立ち去るのが一番良い。
（アリストテレス）
10.
友とぶどう酒は古いほど良し。
（イギリスのことわざ）
11.
悲哀や苦痛はつまり、楽しい青春の夢を猶(なお)楽しく強く味わわせる酒のようなものだ。
（永井荷風）
12.
グラスに半分ワインが残っているのを見て、「ああ、もう半分しか残っていない」と嘆くのが悲観主義者。「お、まだ半分も残っているじゃないか」と喜ぶのが楽観主義者である。
（バーナード・ショー）
13.
酒は肝臓に悪い。腎臓に悪い。しかし、心には？　そうさ、酒は「心の特効薬」なんだ！
（映画『失われた週末』）
14.
一生を洗い流してくれるのはただ酒だけである。
（韓愈）
15.
地獄は素人音楽家で満ち満ちている。音楽は堕地獄のブランデーだ。
（バーナード・ショー）
16.
新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるべきである。
（『聖書』）
17.
酒は文明に対する一つの諷刺である。
（萩原朔太郎）
18.
色酒の苦き覚えて年行きぬ　
（尾崎紅葉）
19.
若者にとって、酒は大人への勲章である。だから、無闇に飲む。大量に飲むほど、大人に近づけたような錯覚がある。
（吉行淳之介）
20.
どういうことになるものやら見当のつかない二つの場合がある。男が初めて酒を飲むとき。それから女が最後に（今夜きりよ、と）酒を飲むとき。
（オー・ヘンリー）
21.
友とするに悪(わろ)き者七つあり。一つには高くやんごとなき人。二つには若き人。三つには病なく身強き人。四つには酒を好む人。五つにはたけく勇める兵。六つには虚言する人。七つには欲深き人。
（吉田兼好）
22.
「お酒は？」　「飲みません。現実から逃避する必要がないので……」　「私も現実には満足してますが、うまい酒は現実の一部ですよ」
（映画『ピンクパンサー』）
23.
酒の一杯は健康のため、二杯は快楽のため、三杯は放縦のため、四杯は狂気のため。
（アナカルシス）
24.
酒と女と歌を愛さぬ者は、生涯馬鹿で終わる。
（ルター）
25.
土曜の夜の酒の味が、平生(へいぜい)と違う事を知らない者には、日曜の朝の楽しさは解(わか)るまい。
（水上瀧太郎）
26.
うれしまぎれに、軽はずみな承諾を与えてはならない。酒の酔いにまかせて、腹を立て怒ってはならない。
（洪応明）
27.
今は人間の死に方がおかしくなっている。救命の治療ではなく延命の治療になっている。人間、死にたいように死ぬのが一番で、酒飲みは酒を飲みながら死んだっていいし、ヘビースモーカーはタバコを吸いながら死んだ…
（山崎章郎）
28.
大きな心があれば、小さなコップで酒が飲める。
（エルマコフ）
29.
わきめもふらで急ぎ行く　君の行衛(ゆくえ)はいずこぞや　琴花酒(ことはなざけ)のあるものを　とどまりたまえ旅人よ　
（島崎藤村）
30.
ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。その時間にあなたの心は休養しているのだから。
（ユダヤの格言）
31.
酒と人間とは、絶えず闘い絶えず和解している仲の良い二人の闘士のような感じがする。負けた方が常に、勝った方を抱擁する。
（ボードレール）
32.
人は次の五つの理由で酒を飲むことができるのである。まずは祝祭日のため。次に、その場の渇きを癒すため。それから、未来を拒むため。その上に美酒をたたえて。最後に、どんな理由からでも。
（リュッケルト）
33.
百薬の長とは言へど、万(よろず)の病は酒よりこそ起これ。
（吉田兼好）
34.
酒がいちばんいいね。酒というのは人の顔色をみない。貧乏人も金持ちも同じように酔わしてくれるんだ。あいつは酔わせないよ、なんて言わねえとこがいい。
（5代目 古今亭志ん生）
35.
下戸（げこ）ならぬこそ、男（をのこ）はよけれ　
（吉田兼好）
36.
酒は百薬の長なり。
（『漢書』）
37.
恋と酒の共通点。人を熱くし、明るくし、くつろがせる。
（プルタルコス）
38.
酒と美しい娘は二本の魔の糸。経験を積んだ鳥でもこれにはまんまと引っかかる。
（リュッケルト）
39.
人生は生きるに値するか？　それはひとえに肝臓にかかっている。
（ウィリアム・ジェームズ）
40.
若い時は飲まなくても酔い、年をとると飲んでも酔わない。
（ドイツのことわざ）
41.
勤労は日々を豊かにし、酒は日曜日を幸福にする。
（ボードレール）
42.
少し食べ、少し飲み、そして早くから休むことだ。これは世界的な万能薬だ。
（ドラクロワ）
43.
飲んで食べて楽しもう。どうせ明日はダイエット。
（メーラ・ゼラバック）
44.
生きるのが下手だっていいじゃないか。格好悪い人生だって、最高の酒の肴になる。
（ながれおとや）
45.
古くなって値打ちが出るものを、私は二つしか知らない。酒と恋する男である。
（べガ）
46.
酒を飲む理由は二つ。一つはのどが渇いているから。もう一つはのどが渇いていないとき、渇くのを防いでくれるから。
（T・ピーコック）
47.
酒飲みは自分では節酒していると思っているように、青年たちはみずからを利口だと思いがちだ。
（チェスターフィールド）
48.
実際、酒を飲むことほどこの世で楽しいものはない。それは不幸な人間をくよくよさせず、勇気のある人間をいっそう勇敢にさえするものだ。
（チャールス・ディブデン）
49.
バッカス（酒の神）はネプチューン（海の神）よりも多くの者を溺死させた。
（ローマのことわざ）
50.
酒が作り出した友情は、酒のように一晩しかもたない。
（ローガウ）
51.
ときには我を忘れるほど酔うことも人間の特権だ。
（山本周五郎）
52.
親の意見と冷酒は後にきく　
（日本のことわざ）
53.
おのれ、目に見えない酒精め、汝にまだ名がないのならこれからは貴様を悪魔と呼ぶぞ。
（シェイクスピア）
54.
酩酊(めいてい)は一時的な自殺である。
（ラッセル）
55.
酒は幸せなる者にのみ甘い。
（キーツ）
56.
酒は強い。王はさらに強い。女はなおさら強い。
（ルター）
57.
権力は人を酔わせる。酒に酔った者はいつかさめるが、権力に酔った者は、さめることを知らない。
（J・F・バーンズ）
58.
グチや悪口は、お酒でウサを晴らす行為に似ています。
（ジョセフ・マーフィー）
59.
酒は何も発明しない。ただ秘密をしゃべるだけである。
（シラー）
60.
酒は茶の代わりになるが、茶は酒の代わりにならぬ。
（張潮）
61.
神はこの世を六日間で創り給うた。そして、第七日目には、二日酔いを与え給うた。
（ロバート・キャパ）
62.
酔いと恋、この二つは隠せない　　
（アンティファネス）
63.
音楽は新しい創造を醸し出す葡萄酒だ。そして私は人間のためにこの精妙な葡萄酒を搾り出し、人間を酔わすバッカスだ。酔いから覚めた時は、彼らはあらゆる獲物を持っており、それを正気の世界に持ち帰る。
（ベートーヴェン）
64.
バッカス（酒の神）はネプチューン（海の神）よりも、はるかに多くの人間を溺死させてきた。
（ガリバルディ）
65.
酒神（バッカス）の杖の捧信者は多けれど、真の酒神信者は少なし。
（ソクラテス）
66.
酒に害があるのではなく、泥酔する人に罪がある。
（フランクリン）
67.
世の中に　下戸の建てたる蔵もなし　
（井原西鶴）
68.
我が思いに過ち無くば、飲酒に五つの理由あり。良酒有らば飲むべし。友来たらば飲むべし。喉渇きたらば飲むべし。渇く恐れ有らば飲むべし。もしくは、いかなる理由有りても飲むべし。
（ヘンリー・オードリッチ）
69.
布地は染め具合で、酒は香りで、花は匂いで、人は言葉遣いで判断される。
（カイエ）
70.
何ごとも適温がいいですよね　おさけもお湯も人間関係も　
（『リラックマ生活　～だらだらまいにちのススメ～』）
71.
酔いは万能だ。秘密を開き、希望を深め、無精者を戦場へ促し、気苦労を取り除き、新しい技術を教える。
（ホラティウス）
72.
もし俺に息子が千人いたとしても、真っ先に教えてやれる人間としての道は、「水っぽい酒は避けろ」、だろうな。
（シェイクスピア）
73.
酒を飲めば、言葉に羽が生えて、傍若無人に飛び回る。
（ヘロドトス）
74.
酒を水のように飲む者は酒飲みに値しない。
（ボーデンシュテット）
75.
「アル中になるのはマジメな人がほとんどだというね」　「きれいにまっすぐ生きていけない、と気付いた時に酒に飲まれるのさ」
（日本橋ヨヲコ）
76.
長い歳月に磨かれ、熟成してようやく本物になるのは、酒も人間も同じだ。
（中国のことわざ）
77.
居酒屋の良さは、仕事や家庭の人間関係から離れ、一人の時間を持てるところにあり、それは他人の渦巻く市井に埋没する孤独感にある。
（太田和彦）
78.
人は酔うとそれぞれ自分の好きな役柄を演技する。
（半村良）
79.
酒を飲むと、修業の妨げになる。酒を飲むと、常の修養が乱れる。酒を飲むと、意思が弱くなる。酒を飲むと、立身がおぼつかない。──などと考えてござるなら、お前さんは大したものになれない。
（吉川英治）
80.
天国に酒は無い。生きている間に飲め。
（トラピスト修道院の格言）
81.
飲酒の十徳。礼を正し、労をいとい、憂(うれい)を忘れ、鬱をひらき、気を巡らし、病を避け、毒を消し、人と親しみ、縁を結び、人寿を延(の)ぶ。
（「百家説林」）
82.
夢は水に混じるワインのように、奥深くまでしみ通り、精神の色を変える。
（エミリー・ブロンテ）
83.
私は人類のために甘美な酒をもたらす酒神（バッカス）だ。精神の神々しい陶酔境を人間に味わわせることのできるのは、この私だ。
（ベートーヴェン）
84.
退屈な相手には、よくよく考えてから酒を与えるがいい。そいつが酔っ払ったら最悪だろう。
（デイヴィッド・セシル）
85.
酒に薬用の名あり、酔を買うべき名義に窮するものは愚なり。
（長谷川如是閑）
86.
香を嗅ぎ得るのは香を焚き出した瞬間に限る如く、酒を味わうのは酒を飲み始めた刹那に有る如く、恋の衝動にもこういう際どい一点が時間の上に存在しているとしか思われないのです。
（夏目漱石）
87.
流れるビールは泡を立てない。諸君、急ぐなかれだ。
（ユーゴー）
88.
三年間酒を飲め。そうすれば金がなくなる。三年間酒を飲まないでいよう。そうしても金は無くなる。
（中国のことわざ）
89.
樽の上からすくって飲むやつは、たとえ一升飲まれても、三升飲まれてもたいしたことはない。怖いのは樽の底から一滴でも漏ることだ。
（岩崎弥太郎）
90.
一杯のコーヒーはインスピレーションを与え、一杯のブランデーは苦悩を取り除く。
（ベートーヴェン）
91.
酒には飲みたくて飲む酒と、飲む必要があって飲む酒がある。
（ローレンス・ブロック）
92.
酒を飲め、こう悲しみの多い人生は、眠るか酔うかして過ごしたほうが良かろう！
（ハイヤーム）
93.
酒の十徳。独居の友、万人和合す、位なくして貴人に交わる、推参に便あり、旅行に慈悲あり、延命に効あり、百薬の長、愁いを払う、労を助く、寒気に衣となる。
（「餅酒」）
94.
ふと、訳も無しに一条の風の様に胸をよぎる悲しみがある。この悲しみに、一杯の酒は似合いである。
（金石範）
95.
世の中は色と酒とが敵(かたき)なり　どうぞ敵にめぐりあいたい　
（蜀山人）
96.
酒は微酔に飲み、花は半開に見る。
（貝原益軒）
97.
酔っている人間がシラフの人間より幸せだというわけではないように、信じる人間が疑う人間より幸せなわけではない。
（バーナード・ショー）
98.
自慢、高慢、酒の燗　
（日本のことわざ）
99.
友だちは友だちに酔っぱらい運転をさせない　
（全米放送協会の広告コピー）
100.
一杯は人(ひと)酒を飲み、二杯は酒(さけ)酒を飲み、三杯は酒(さけ)人を飲む。
（千利休）
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