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［ 名言 ］
街のしめりが、人の心に向日葵でなく、苔を育てた。
苔の上にガラスが散る。
血が流れる。
静寂な夜、フラスコから水が溢れて苔を濡らす。
苔を育てる。
それは血の上澄みなのだ。
［ 出典 ］
大岡信［おおおか・まこと］
（詩人、1931～2017）
『自選 大岡信詩集』
【 大岡信の名言 】
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1.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
2.
ドグマに従うことは
人生の視野を狭くするだけである。
独善や権威は、
無限であるはずの人間の知性に、
有限の黒い壁を造ってしまう。
要するに、人間の創造的知性を全部、打ち砕いてしまうのである。
（ アウストレジェジロ・デ・アタイデ ）
（ Austregesilo de Athayde ）
3.
野菜も魚も「しゅん」というものはなくなったのである。
古人は「時ならざるは食(くら)わず」といったのに、
時でないのに食って
私たちは最も大事なものを失って、
失った自覚さえなくて、
グルメだのグルマンだのと得意なのである。
（ 山本夏彦 ）
（ Yamamoto Natsuhiko ）
4.
民衆は奇態に、洋行というものに、おびえるくらい関心を持つ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
5.
民主主義というものは、
人民が本来制度の自己目的化──物神化──を不断に警戒し、
制度の現実の働き方を
絶えず監視し批判する姿勢によって、
はじめて生きたものとなり得るのです。
それは民主主義という名の制度自体について
なによりあてはまる。
（ 丸山眞男〔丸山真男〕 ）
（ Maruyama Masao ）
6.
支えがあれば、「あきらめること」より「やれること」の方が多くなる
（ 広告コピー ）
（ advertising copy ）
7.
経験からいって、最もいい運動は、なによりも歩くことだと思う。
この散歩の利点はまず手軽だということである。
道具などは一切いらない。
戸外で行われるから、肺は新鮮な空気を吸い、目は丘や谷や木や花など生命のあるものないものを観察できる。
目（→続きはクリック）
（ ジョン・トッド ）
（ John Todd ）
8.
過去を顧(かえり)みるなかれ、現在を頼め。
さらに雄々(おお)しく未来を迎えよ。
（ ロングフェロー ）
（ Longfellow ）
9.
嘘つきの名人でないならば、真実を語るのがつねに最良策だ。
（ ジェローム・K・ジェローム ）
（ Jerome K. Jerome ）
10.
幸福な愛というのはひとつの物語だ。
（ レベッカ・ソルニット ）
（ Rebecca Solnit ）
11.
一篇の小説で、勝負をきめようという意識は捨てなさい。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
12.
人に功徳があるのかないのかを、見極める知恵を持った者が賢者である。
埃(ほこり)と混じった砂鉄を、磁石は吸い付けることができる。
（ サキャ・パンディタ ）
（ Sakya Pandita ）
13.
年をとるのは
飛行機で嵐に遭うようなものだ。
乗り込んだら、
もうジタバタしても仕方がない。
（ ゴルダ・メイア ）
（ Golda Meir ）
14.
あの人は きつと来るはづ ソーダ水
（ 赤羽正行 ）
（ Akabane Masayuki ）
15.
真と善と美とを包容するものは宗教である。
宗教を否定して、真善美の具足を望むことはできない。
無宗教徒は、一方に宗教を否定していながら、他方に芸術を唱え、真理を讃美している。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
16.
常に新しい物を欲しがる。
おいしい物ばかりに目移りする。
身の丈以上の生活を求め続けている。
そして子供には過度の期待をかけ、
能力以上の成果を望む。
果たして、そこに本当の幸福があるのでしょうか。
（ 山田洋次 ）
（ Yamada Youji ）
17.
診察室の観葉植物が枯れている医者には、かかるな。
（ エルマ・ボンベック ）
（ Erma Bombeck ）
18.
凡(およ)そ学問に朋友を得るより楽しきはなく、
又その道の弘まるも朋友の力を以(も)って第一とす。
（ 西村茂樹 ）
（ Nishimura Shigeki ）
19.
牝(めす)はつねに静かなるを以(もっ)て牡(おす)に勝ち、静かなるを以て下ることをなす。
（ 老子 ）
（ Roushi ）
20.
ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります。
（ ドロシー・ロー・ノルト ）
（ Dorothy Law Nolte ）
21.
外の世界の空気は、俺には合わない。
（ ）
22.
迷っているのなら、まず手を伸ばせばいい。
そうすれば、ある程度は届くものだよ。
（ アニメ『灼眼のシャナⅡ』 ）
23.
それ学問は心の汚れを清め、身の行いを良くするを以(もっ)て本実とす。
（ 中江藤樹 ）
（ Nakae Touju ）
24.
実相に観入して自然・自己一元の生を写す。
これが歌の上の写生で、写生は決して単なる記述などではない。
（ 斎藤茂吉 ）
（ Saitou Mokichi ）
25.
百万円たまれば百万円の知恵がわく。
金がすべての元手になる。
（ 大谷米太郎 ）
26.
私は、何かにぶつかったとき、
あえて苦しかったころを思い出します。
心身をリラックスした状態におき、
目をつむり、
過去をひとつひとつ振り返る。
そして、「あれだけの苦労の中を私は生き抜いた。
　だから、これからもやっていける」
と自己確（→続きはクリック）
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
27.
私の経験から言うと、
物事は楽しもうと思えば、
どんなときでも楽しめるものよ。
もちろん、
楽しもうと固く決心することが大事よ。
（ ルーシー・モード・モンゴメリー ）
（ Lucy Maud Montgomery ）
28.
妻がゐて夜長を言へりさう思ふ
（ 森澄雄 ）
（ Mori Sumio ）
29.
毛糸玉或(あ)る時いのちふっと無し
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
30.
或る小説がそこに存在するおかげで、どれだけ多くの人々が告白を免れていることであろうか。
（ 三島由紀夫 ）
（ Mishima Yukio ）
31.
人の欲望とは、
他人に自分の欲望を認めさせたいという欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
（ Jacques Lacan ）
32.
会話の法則──会話をして相手の話を聞いていると錯覚して、自分だけが喋(しゃべ)る。
（ 「マーフィーの法則」 ）
（ Murphys Law ）
33.
眠らんとせば、
墓に入りて後(のち)眠れ。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
34.
薄氷(うすらひ)に透けてゐる色生きてをり
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
35.
水の譜の楽(がく)となりゆく春の川
（ 工藤進 ）
（ Kudou Susumu ）
36.
いま幸せであると思っている人は、１０年後に環境が変わっても幸せである。
一方、いま幸せと思っていない人は、１０年後に環境がどれほど良くなったとしても幸せではない。
（ 福島正伸 ）
（ Fukushima Masanobu ）
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