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[ 名言 ]
時間の長さを痛感する、
そういうときが人生にはなくちゃならない。
[ 出典 ]
田辺聖子[たなべ・せいこ]
(小説家・エッセイスト、1928〜2019)
『夢のように日は過ぎて』
【
田辺聖子の名言
】
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Tanabe Seiko
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1.
世間は
他人の批評をするときには
すべて道徳家になる。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
2.
相手のすべてを吸収しようとすることは、
これをさらに積極的に申せば、
相手の一切を奪わずんば已(や)まぬ
ということだとも言えましょう。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
3.
自分の歩き馴れた所、
多くの他人の往来する所、
そこは通りであって
道ではない。
そこは歩きたくない。
未明の荒野へ行こう。
発見そして発明もそこにある。
荒野に道をつくろう。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
4.
ものごとには
好機、商機といった「機」(タイミング)を見る〈敏〉と、
事を決する〈断〉とがなければならない。
(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
5.
女は
化粧をした顔を
素顔だと思って生きている。
(
向田邦子
)
(
Mukouda Kuniko
)
6.
よく「運は運なり巡るなり」といって、
どう転ぶかわからないものです。
わからないから運なんです。
運というのは因果律じゃないから、
方程式は成り立たない。
……
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(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
7.
大善(だいぜん)は名(=名誉)に近く
小善は徳に近し
大善は稀(まれ)なるも
小善は日々限りなし
今日の小善を行う者のみが
明日の大善を完(まっと)うする……
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(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
8.
万病に利くという薬は
一病にも利かない。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
9.
世間には
生きてるうちはわいわい騒がれて、
死ぬととたんに忘れられちまう人間がある。
また生きてるうちは
眼立たないで
死ぬと急に偉くなる奴もあるさ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
10.
映画のよさは
長いスタンスでものを作る、
一つの方向にみんなが向いていく、
っていうことかなあ。
(中略)私は
絵の具の一つの色、あるいは
庭の植木の一つになればいい
という感覚だから、
そういう場所が一番、居心地がいいのね。
(
樹木希林
)
(
Kiki Kirin
)
11.
曲がり角では十分に立ち止まろう。
進む方向を見定めるのに、
幾ら多く時間をかけても、
それで増益はあり得ても、
損失はゼロだ。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
12.
洞察能力というのは、
ぐうたらで行動能力のない人に限って強いことが多い。
(
田辺聖子
)
(
Tanabe Seiko
)
13.
少ししか使わないと、
力は伸びない、
生まれてこない。
……
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(
大村はま
)
(
Oomura Hama
)
14.
悪意ある言葉は、
悪い行動が伴わなくても悪い。
だが、口先は立派なのに行動が悪いのは、
もっと悪い。
……
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(
バルタザール・グラシアン
)
(
Baltasar Gracian
)
15.
私は、常に人の意見をよく聴く。
しかし、
その意見が漠然とした常識調であるか、
一つの考えの拠り所をもった卓見であるかを、
見つめながら聴くのである。
(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
16.
(作家が)社会的関心を持つと、
作品が観念的になってイカン。
作品の中でまず腐りはじめるのは、
そういう部分である。
それと、いわゆる「新しさ」。
この二つの部分から、
作品は腐りはじめる。
……
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(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
17.
不幸は自分だけではない。
すべての人が不幸である。
事実
自分が生まれてから見た幾百幾千の人で、
ああ幸福な人だと羨(うらや)んだ人がどこにいる。
(
山田風太郎
)
(
Yamada Fuutarou
)
18.
人格とは、
焼き物のようであると思う。
本人の材質に加えて、
形成期に受けたダメージはずっと残る。
そのとき穴があいていたら、
基本的にはあきっぱなしの器なのだ。
ただ、それを知ることによってだけ、
使い方や対処の仕方がわかる。
……
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(
赤坂真理
)
(
Akasaka Mari
)
19.
惚れるというのは言わば
この世に人間の代わりに男と女とがいる
という事を了解する事だ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
テレビが生活を支配するようになって、われわれは、
見えないものは難しくて、つまらないと思うようになった。
ことばは、あまりにも、具体的になってしまった。
このことが読みの危機を招く。
未知のこと、抽象的なことは、
はじめからわからないときめつける。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
21.
こうあって欲しいという未来を理解する事も易しいし、
歴史家が整理してくれた過去を理解する事も易しいが、
現在というものを理解する事は、
誰にもいつの時代にも大変難しいのである。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
22.
不思議な力とヴィジョンは、
常に準備のできた人間を捜し求めている。
(
チェロキー族の格言・ことわざ
)
(
Cherokee proverb
)
23.
物がおいしい間は、
死んじゃつまりませんよ。
(
向田邦子
)
(
Mukouda Kuniko
)
24.
人間の自己同一性、すなわち、
現代流行の言葉で言えば
「人間のかけがえのなさ」とは、
苦しむ他者に出会ったとき
逃れようもなくその苦しみをともに背負うこと、
この責任の引き受け、においてのみ
成り立つのである。
(
岩田靖夫
)
(
Iwata Yasuo
)
25.
このごろの私はね、
知人が亡くなっても、
その葬式へも出かけませんので。
凝(じっ)と、この私の胸の内へ、
その亡くなった人のおもかげをたたみこむ。
それだけでもう、
私にはじゅうぶんなのでございますよ。
……
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(
池波正太郎
)
(
Ikenami Shoutarou
)
26.
とくに日本では、詩に対して、
絶望的なことを言う人が多い。
詩は、役に立たないものの代表のように言われることがある。
しかし、詩は役に立つ、と私は言いたい。
詩が役に立つ場面がこの世界にはある、
と言ってもいい。
……
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(
福間健二
)
(
Fukuma Kenji
)
27.
ホワイトカラーの仕事は、
一見しただけでは、
どのレベルにあるのか判断しにくい。
(その国の)言葉がわからなければ、なおさらだ。
だが、工場だけは世界の共通言語である。
設備や製造工程、作業員の仕事ぶりを見れば、
世界の最先端と比べてどのレベルにあるか、
委託製造できる製品は何かといっ……
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(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
28.
与えるにしても、与えないにしても、
自己本位にしかあり得ないとは
何(なん)と情けないことであろう。
……
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(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
29.
五十歳になったとき
九十歳まで生きたいと思う人間は、
まあそういないだろうが、
八十歳になると、ふしぎに
百二十歳まで生きよう
などという大望を起こすものらしい。
(
山田風太郎
)
(
Yamada Fuutarou
)
30.
子どもをもつなら娘がいい。
老後の世話も期待できるから。
──親の立場からはそう言えるだろうが、
期待がかけられる「娘」には
「娘」の立場だからこその葛藤がある。
(
春日キスヨ
)
(
Kasuga Kisuyo
)
31.
人はみな生まれさせられた。
自分の父母をすら
自分でえらぶことはできなかった。
だから、なにごとのために死ぬか、
つまり生きる目標を自分できめるところから
〈私〉が始まる。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
32.
一日はすべての人にとって二十四時間であるが、
しかしその二十四時間という時間を、
どれほど有効にかつ充実して生かすかどうかが、
その人の真の人間としての値打ちだということです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
33.
どんな小さい行(ぎょう)でもいい
積み重ねられたものは
木の実の(熟す)ようにいつか
その人を円熟させる
(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
34.
民主主義は、
民主主義それ自体によって、
あるいはその名による政治、
その名を騙る政治によって
破壊され、簒奪(さんだつ)される。
そもそも民衆が存在しないのだ。
民主主義の主体は、
もはや民衆ではなくなっている。
(
宇野邦一
)
(
Uno Kuniichi
)
35.
自分を打ちたてるために議論をしようとすると、
どうしても其処(そこ)に無理が出来て来る、
かつ衒気(げんき)が伴う。
自分というものを離れて、
唯、物その物のために研究した意見になると
少しも無理がなく匠気(しょうき)がない。
……
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(
高浜虚子
)
(
Takahama Kyoshi
)
36.
九十九人が、
川の向こう岸で騒いでいようとも、
自分一人はスタスタと
わが志したこちら側の川岸を、
わき眼もふらず川上に向かって歩き通す
底(てい)の覚悟がなくてはなるまい。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
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