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[ 名言 ]
日本料理のひとつの特徴は、
食材が細かく切りきざんであることである。
これは、いかにも先の尖った短箸でつまむのに適している、といえよう。

[ 出典 ]
神崎宣武[かんざき・のりたけ]
(民俗学者、陶磁器・食文化研究者、1944〜)
『「うつわ」を食らう』

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[ 補足 ]
〈関連文〉
現代の私どもこそ
おかずを多食することになじんでいるが、
歴史をさかのぼれば、
日常の食事でのおかずへの依存度は低く、
「飯食い」がすなわち食事だった、といってよい。
(神崎宣武『「うつわ」を食らう』)

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
箸は、
おかずを食べるために
そのかたちの発達をみたのではない。
飯をかきこむ機能を第一に
先の尖った比較的短い箸が発達したあと、
それでつまみやすいような料理法の発達をみた。
ただ、いつの時代からと限定することはできない。
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日本での箸の使用は、
考古学的な発掘調査によれば、
七、八世紀のころ、という。
が、今日でいう日本料理が定型化するのが室町時代というのは、
文献や膳椀の残存例からほぼ明らかであり、
箸のかたちの安定もそのころから、
とするのが妥当なのである。

日本料理のひとつの特徴は、
食材が細かく切りきざんであることである。
これは、いかにも先の尖った短箸でつまむのに適している、といえよう。
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