無批判的な多読が人間の頭を空虚にするのは周知の事実である。
寺田寅彦[てらだ・とらひこ]
(明治〜昭和の物理学者・随筆家・俳人、1878〜1935) 「読書の今昔」 『東京日日新聞』(昭和7年1月) 【 寺田寅彦の名言 】
〈全文〉
いずれにしても無批判的な多読が人間の頭を空虚にするのは周知の事実である。 __ Link __ 書物のなかったあるいは少なかった時代の人間のほうがはるかに利口であったような気もするが、これは疑問として保留するとして、書物の珍しかった時代の人間が書物によって得られた幸福の分量なり強度なりが現代のわれわれのそれよりも多大であったことは確かであろう。 __ Link __ 蘭学(らんがく)の先駆者たちがたった一語の意味を判読し発見するまでに費やした辛苦とそれを発見したときの愉悦とは今から見れば滑稽にも見えるであろうが、また一面には実にうらやましい三昧(ざんまい)の境地でもあった。 __ Link __ それに比べて、求める心のないうちから嘴(くちばし)を引き明けて英語、ドイツ語と咽喉仏(のどぼとけ)を押し倒すように詰め込まれる今の学童は実にしあわせなものであり、また考えようではみじめなものでもある。 __ Link __
1.
( 萩本欽一 )
2.
( ウィリアム・ハズリット )
3.
( 林達夫 )
4.
( マザー・テレサ )
5.
( 杉山金太郎 )
6.
( 河合隼雄 )
7.
( 堀場雅夫 )
8.
( 谷岡一郎 )
9.
( 宮沢賢治 )
10.
( 遠藤周作 )
11.
( 相田みつを )
12.
( イスラエルのことわざ )
13.
( 三橋鷹女 )
14.
( アドルフ・ヒトラー )
15.
( 九条武子 )
16.
( トルストイ )
17.
( 日本のことわざ・格言 )
18.
( 田辺聖子 )
19.
( ジーン・シノダ・ボーレン )
20.
( 大野靖之 )
21.
( アイスキュロス )
22.
( アデル・ブルックマン )
23.
( フランシス・ベーコン )
24.
( 犬儒学派のディオゲネス )
25.
( バシャールの言葉 )
26.
( 志茂田景樹 )
27.
( フロイト )
28.
( スティーブン・R・コヴィー )
29.
( 孔子・論語 )
30.
( 長田弘 )
31.
( 七瀬音弥 )
32.
( マイルス・デイヴィス )
33.
( 宮城谷昌光 )
34.
( エレン・グッドマン )
35.
( レバノンのことわざ・格言 )
36.
( 商売の格言 )
【 関口房朗 】
【 東谷暁 】 【 マルセル・パニョル 】 【 明石康 】 【 ジェラルド・ワインバーグ 】 【 関沢新一 】 【 スペンサー・ジョンソン 】 【 ジェイムズ・ボズウェル 】 【 ピーター・ユスティノフ 】 【 香山リカ 】 【 ジョン・ミリントン・シング 】 【 レイ・クロック 】 【 グラハム・ベル 】 【 鶴彬 】 【 ウラディミール・ホロヴィッツ 】 【 ダイナ・ショア 】 【 他人を押さえつける 】
【 立派な作家 】 【 明けても暮れても 】 【 大人のあり方 】 【 子供の教育 】 【 部下との議論に負ける 】 【 ささやかな便利さ 】 【 成功の呼び水 】 【 人間の純粋さ 】 【 愚劣 】 【 豆腐屋 】 【 慈母の涙 】 【 誰がいてもいなくても 】 【 自分は平凡な人間 】 【 娘の父親 】 【 勢いで決まる 】 ![]() |