|
およそ翻訳者たるものには、
自分が浮いて行くばかりでなく、 泳げない読者を浮かせて引張って行く義務がある。 河野与一[こうの・よいち]
(哲学者、翻訳家、1896〜1984) 『学問の曲り角』 〈全文〉
単語の意味というものは、 柿か栗のように 皮を剥(む)いたり殻を割ったりして 覗(のぞ)くと中に入っている内実(なかみ)ではない。 寧(むし)ろ外に向って 矢のように何処(どこ)かを指しているか、 繋がって先へ延びる糸のように 何かに結び附いている。 __ Link __ 人の指先だけ見ていては その人の指す当先(あてさき)に眼が遣(や)れない。 __ Link __ そういう矢や糸が 限(かぎり)無く多く入り乱れ、 縺(もつ)れ合い、 しかもうねりながら動いているのである。 その筋道を辿(たど)るためには 相当慣れていなければならない。 そこに身を浮ばせて、 それこそ波のまにまに泳いで行くには、 体の、つまり頭の捻(ひね)り方が大事である。 およそ翻訳者たるものには、 自分が浮いて行くばかりでなく、 泳げない読者を浮かせて引張って行く義務がある。 __ Link __
1.
2.
3.
( ケネス・M・グッド )
4.
5.
6.
7.
8.
( 作者不詳 )
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
36.
【 副島いみ子 】
【 アレキサンダー・ポープ 】 【 細野晴臣 】 【 松岡青蘿 】 【 ジョン・D・ロックフェラー 】 【 エレン・ケイ 】 【 松岡享子 】 【 ピート・ローズ 】 【 釈宗演 】 【 古田敦也 】 【 安田理深 】 【 近藤典生 】 【 京極杞陽 】 【 中島敦 】 【 安倍晋三 】 【 大久保白村 】 【 織田作之助 】 【 椿屋実梛 】 【 夢想にすがる 】
【 全身で進む 】 【 相手に好意を持っている 】 【 希望と楽しく語り合う 】 【 芸術の息吹 】 【 美的性質 】 【 マネジメントの良い組織 】 【 苦労の多い道 】 【 道徳的な基準 】 【 秘密裏に始まる 】 【 学識で体を飾る 】 【 多くのチャンスを失う 】 【 神の業(わざ) 】 【 泉を掘る 】
|