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読者/読む人/読み手
読書、本を読む
作者
1.
作品とは自分の生命の刻印ならば、
作者は、どうして作品の批判やら解説やらを願う筈(はず)があろうか。
愛読者を求めているだけだ。
生命の刻印を愛してくれる人を期待しているだけだ。
(
小林秀雄
)
2.
良い本は読者にとって難解である。
難しいくらいの本でなくては、
読者にとって良い本とは言えない。
そういう本に向かって読者は背伸びをし、
自分をそこまで引き上げなくてはならない。
(
モーティマー・J・アドラー
)
3.
この(=俳諧の)幻術の秘訣はどこにあるかと言えば、
それは象徴の暗示によって読者の連想の活動を刺激する
という修辞学的の方法によるほかはない。
(
寺田寅彦
)
4.
作品には、
作者が書くものと、
読者が書くものと両様ある。
(
大佛次郎
)
5.
読書は、一人のようで一人ではない。
本を書いている人との二人の時間である。
(
齋藤孝
)
6.
読者の気持ちは、
笑わせてくれ、考えさせてくれ、
泣かせてくれ、くすぐってくれ、
などという種々雑多なものだから、
小説家はそのどこかに、または全部に
応じるように書くのだ。
(
モーパッサン
)
7.
私は文章をうまく書こうとは思わない。
ただ、読む人にきちんと伝わるようには心がけています。
(
沢村貞子
)
8.
(読者は)謙譲を、作家にのみ要求し、
作家は大いに恐縮し、
卑屈なほどへりくだって、
そうして読者は旦那(だんな)である。
作家の私生活、底の底まで剥(は)ごうとする。
失敬である。
安売りしているのは作品である。
作家の人間までを売ってはいない。
謙譲は、読者にこそ之(これ)を要求したい。
(
太宰治
)
9.
自分が一番面白いと思うものを、できるだけ高く投げ上げる。
それがすべてである。
自分の作品の読者(=愛読者)は、真上に投げ上げた作品が落ちる先、きっと、とても近くにいるはずだ。
(
佐藤文香
)
10.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、
人に道標を与えることができる、
などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、
それから木片につかまって、
一息ついている姿が、
すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
11.
あなた、こんなことでは駄目ですよ。
あなたが行くべき道はこっちですよ、
と読者の手を無理矢理引っ張るような物語は、
本当の物語のあるべき姿ではない。
それでは読者をむしろ疲労させるだけです。
(
小川洋子
)
12.
小説は読者の存在によって初めて完成されるのだ。
(
小川洋子
)
13.
偉大な書物は、
読者の心の成長にちょうど比例して成長してゆく。
シェイクスピアやダンテやゲーテのような作家の作品が偉大なものになったのは、
幾世代にもわたる過去の人びとが
この驚くべき事実に気づいたからである。
(
小泉八雲
)
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