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1.
嘘や偽りだらけの世の中で、これ(=登山)ほど真実と向き合える世界はないだろう。正しいものはあくまでも正しいし、間違っているものはあくまでも間違っているのである。
2.
結婚とは、すべての意見を共にし、しかしすべての男が意見を異にするところの、一つの主題である。
3.
死ぬまでやりたい仕事をする。
4.
もし選べるのであれば、人は必ず、難しいことより簡単なことを、遅いものより速いものを、複雑なものよりシンプルなものを選ぶのです。
5.
人をホメたり立てたりすることは、いつかは必ず自分のためになる。人を上手にホメることは、その意味で、生き方のひとつの極意といえるかもしれません。
6.
風鈴や古典ほろぶる劫(とき)ぞなき
7.
あなたの中にあるものすべて、あなたの心が望むものすべて、自然があなたのために特別に用意したものすべて──あるいはそれと同等のものが、あなたのためにこの世のどこかに埋められている。それは必ず見つかる……
8.
てめーの人生は、てめーのもんなんだ。その中で最高にハッピーになるための努力をする義務が、俺らにはある。
9.
(※愛の関係で)一方的に裏切られっ放し。そんなことは絶対にない。相手の愛がさめるには、さめさせる要素が必ずこっちにもあるということを忘れてはいけない。
10.
俳句思えば元朝(がんちょう)の海きらめきぬ
11.
経験と実績がない時は、エネルギーと情熱を売り込めばいいのだ。
12.
私たちは、つい「どちらが得か、損か、有利か、不利か」ということに目が奪われ、近道と正解ばかりを探してしまいがちです。でも、人生の醍醐味はそういうものではなく、自分なりの哲学をもとに道を切り開く喜び……
13.
失敗したことのない人は、新しいことにひとつも挑戦しなかった人である。
14.
人の一生は、その人の想像力の色によって染められる。
15.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。それが現実な……
16.
ざりがには蟹に味方する。(ver.0)
17.
祝祭と遊びの間には極めて親しい関係が成り立つ。真の遊びには、その形式的特徴、その歓びに沸き立った気分の他に、少なくとももう一つ、非常に大きな特徴が分かち難く結びついている。
18.
土産話とは、旅した本人が一番楽しいものだ。
19.
あなたは、満たされた幸福な人生を送るためにこの世にあるのです。
20.
人間が教育・陶冶(とうや)の文化的要素を自分のものにすることができれば、それが彼らの思考と意欲の生活を形作り、少なくとも部分的には、自分自身に直接重要な事柄にだけでなく、個人を越えた大きな目標に専……
21.
本当に強い人とは、対局中にも人への配慮を忘れないような、心のゆとりをもっている人だと思う。
22.
重要なのは商品ではない。商品にまつわる「物語」なのだ。私たちは同じような商品を飽きるほど見せられている。だから商品だけ見せられても興味はわかない。
23.
生きかはり死にかはりして打つ田かな
24.
投機は種類のいかんを問わず、致富の道のもっとも危険のものである。やり始めて一度や二度は多少儲かることはあっても、結局は必ず大損に終わるものである。
25.
話の終わりは始めより重要である。
26.
失ったものばかり数えるな! 無いものは無い! 確認せい! お前にまだ残っておるものは何じゃ!
27.
子供は子供自身の為(た)めに教育されなければならない。この一事が見過ごされていたならば教育の本義はその瞬間に滅びるのみならず、それは却(かえ)って有害になる。
28.
ゆっくり大人になればよい。
29.
(※好きなことを)仕事にできなかった人は、決めなければいけないと思うんです。趣味にするのか、それでもまだ夢にするのか?
30.
漂泊とは、たどりつかぬことである。たとえ、それがどこであろうとも、われわれに夢があるあいだは、「たどりつく」ことなどはないだろう。
31.
嫉妬というものは、なんという救いのない狂乱。一点美しいところもない醜怪きわめたものか。
32.
母逝くや雪泣く道は骨の音
33.
即興で乗り切る能力と順応性が、最終的にはきわめて貴重な資源となる。
34.
人は、自分を愛しているから嫉妬するんじゃなくて、愛していないから嫉妬するんだ。面白いもんだね。
35.
似しひとに心さわぎぬ秋深し
36.
もっと、まともに苦しもうよ。まともに生き切る努力をしようぜ。
37.
誰にだって、人よりすぐれたところもあれば、不足気味のところもある。その満ち欠けこそ、人間的魅力の根源となることが多いものだ。
38.
法然さんの出家の動機は、お父さんが殺されたことなんですが、そのときのお父さんの遺言が、「仕返ししてはならない。それは際限がない。私の菩提(ぼだい)をとぶらって、怨親平等(おんしんびょうどう)の世界……
39.
おもねって官位を得た者は、得た官位の上で亡者となる。
40.
イマージュは、イメージと同義語に聞こえるが、イメージが視覚的にキャッチするものだとすれば、イマージュはもう一歩進んで、その世界に全身が浸されてしまうような、五感全体で捉えるものである。
41.
我々の最初にして最後の愛は、自愛である。
42.
(親が先回りして子どもに)「教える」と、親はもうそれを知っているのだということを子どもに伝えることになってしまいます。すると子どもは、それを克服しても親が驚かないということに気がつきます。「こんな……
43.
私たちが歴史に負っている義務は、それを書き換えることだけだ。
44.
音楽は、生活の中から生まれて、常に個人から出発して、そしてまた個人へもどるものです。音楽というのは、抽象的なものだといわれていますが、たしかに数理的なこととわかっているし、そういう面もありますが、……
45.
人生の岐路にさしかかった時、人間にとっていちばん大事なのは理知。冷たい理性と知性です。
46.
子どもを叱るときは、まず語尾を上げるって覚えておくといいよ。普通、人間って怒ってるときにはね、「こら、なにしてるの(↓)」って、語尾を下げるんですよ。そこで、「こら、なにしてるの(↑)」っ……
47.
流れに抗して闘うべからず。
48.
昼間のどんな腹の立つことや悲しいことに関係した場合であろうとも、夜の寝際の心のなかは、断然それを持ち込んじゃいけない。
49.
平均寿命が長くなるのは良いが、多くの老人がいかに生きるか、そして、いかに死ぬかの問題に悩んでいる。
50.
ほこほこと甘みほのかに栗ご飯
51.
悪人に期待できる最大の感謝のしるしは、忘恩に不正というおまけをつけないことである。
52.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
53.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
54.
女が自分に出逢えるのは、一人旅のときである。
55.
美しい花を見て「まァ、きれい!!」と感ずる心は、醜いもの、不正なものを拒絶する心でもあります。
56.
一流のものは、借金しても見ておけ。
57.
自分と世界の幸せのためにお金を使う人たちが増えていくと、きっと世界は変わるでしょう。
58.
あなたのなり得るベストになれ!(Be the best you can be!)
59.
敵は俺が思うほど強くはない。俺は俺が思うほど弱くはない。
60.
自分がやる意味があるか。自分がやって人と違うものが残せるか。それだけです。
61.
寝ていて人を起こすなかれ。
62.
あなたこそ、あなた自身のベスト・フレンドです。(ver.0)
63.
念仏を弾圧する人のために、念仏しなさい。
64.
いつぽんの冬木(ふゆき)に待たれゐると思へ
65.
コスト削減に成功している企業では、必要に迫られるまでコスト削減を待つことはない。そうした企業は、コスト削減を日常の仕事に織り込んでいる。体系的な廃棄を日常の仕事にしている。
66.
主婦の目で見てゐるものに(みうめ)かな
67.
凍る河見ればいよいよしづかなり
68.
学生でなくなりし日の桜かな
69.
もし、現在の自分に「生きづらさ」を感じるなら、生まれもった「自分らしさ」にどれほどの価値があるのか、いまいちど再考してみるべきだと思います。
70.
謀叛(むほん)は、悪徳の中でも最も甚だしいもの、所謂(いわゆる)賊軍は最もけがらわしいもの、そのように日本の世の中がきめてしまっている様子である。謀叛人も、賊軍も、よしんば勝ったところで、……
71.
貧困は個人的なレベルで対処できるような生易しい「敵」ではない。社会的に向き合うべき巨大で手ごわい「敵」である。
72.
いくら「○○大学卒」という肩書きやそれなりの収入があっても、それは自分が生まれた意味や自分のかけがえのなさを与えてくれるものではない。そして、「私はこのために生まれた」という手ごたえがなければ、い……
73.
退屈な毎日は退屈な人間を作る
74.
日本人は言葉の文字を思い浮かべて理解するんだから、言葉が(思い)浮かぶように話をしなければいけません。古典芸能は特にそうです。
75.
魂は、歓喜の経験を迎え入れられるように、いつも少し隙間をあけておかねばならない。
76.
文学に於(お)いて、「難解」はあり得ない。「難解」は「自然」のなかにだけあるのだ。
77.
人が死ぬのは宿命。でも、人が生きるのは努力。
78.
あなたがなんであり、どこの国の人であろうと、金持ちであろうと、貧乏であろうと、それは問題ではありません。あなたは、同じ神様がおつくりになった、同じ神様の子供です。
79.
人間は生よりもかえって死について知っているような気がするから、生きていられるのである。
80.
勉強や仕事においても、人は背伸びをしたとき、少し無理を感じるときに、最も成長すると言われている。少しずつでいいから、常に新しい刺激を与えていかなければならないのは、肉体も脳も同じということではない……
81.
ほめるコツ──具体的にほめる。具体的に特定の事柄についてほめると真実味があるし、どんな点がよかったのか相手にはっきり知らせることができる。とりとめのないほめ方をしても、相手はほめられたような気がし……
82.
失敗というのは、同じ過ちをくり返すこと。はじめてチャレンジしたことで良い結果が出ないのはあたりまえ。それを失敗と思うことなんてないわ。
83.
美はエクスタシーである。飢えと同じぐらい単純なものだ。
84.
タイトルを聴くだけで、その歌が自分のなかに呼び覚ます風景を思い起こす。その歌に歌われている風景を思いだすのではなく、それぞれがそれぞれに思いだすのは、自分がその歌の向こうに見いだしてきた、自分をさ……
85.
欠点と思わず、個性と考えたほうがいい。その個性に多くの人はきみに対し優越感を持つ。言い換えればきみは安心感を抱かれ、好かれるよ。それはきみの成功につながる。
86.
もう少しの忍耐、もう少しの努力、そして、最悪の失敗に思えること、それらが素晴らしい成功に姿を変えることもある。
87.
夢を追える人は、すでに幸福な人である。
88.
自分を嘘であざむき、自分の嘘に耳を傾ける人は、ついには自分の中の真実も周囲の真実も見定めることができなくなり、その結果、自分をも他人をも尊敬できなくなる。
89.
ものを書くこころにかなひ古浴衣
90.
(物事を)器用にやろうとしたり、損得であちこち目移りしてしまうのは最悪です。人生を不幸にする。こっちの会社がトクだろうとか、こっちの方が給料がよさそうだとか、余計なことを考えてしまう。そんな人生は……
91.
優れた経営者は、優れた人物洞察力を持っており、その物差しは独特の個性が強烈に反映している。
92.
真の成功とは、銀行通帳ではなく、満足した心、平穏な気持ちです。自分のした仕事で、報いと感じているものを手に入れ、自分はそれに値する人間であると知っていることです。
93.
人生の道には、広いのはたくさんあるが、天才が歩んだ道はほんのわずかしかない。
94.
腹が立っている時は、手紙を書くな。
95.
言は行を顧み、行は言を顧みる。
96.
死に向かって 進んでいるのではない 今をもらって 生きているのだ
97.
学校で何を教えるかはそれほど重要ではない。どのように教えるかが重要なのである。
98.
括(くく)られて咲くものばかり冬の庭
99.
それぞれの部屋に戻りし寒さかな
100.
真の認識に迫ろうとする人は、誰でも困難の山を一人で登らなければならない。
101.
芽柳の奥たのもしき風情かな
102.
俳句はものを言ってはいけない文芸だ。言いたいことは抑えて季語に語らせればいい
103.
ファイトで生きることである。人生はファイトで生きなければならない。
104.
世間の偏見にさからうこと、それだけですでに、二人は愛の基礎を築いている。
105.
ペテン師をだませば、喜びが倍になる。
106.
私自身の存在は、いわば一つの質問であり、世界全体がその答(こたえ)なのではないか。
107.
我々が前進すれば、社会は必ず少しは前進する。だから前進するんだ。
108.
選手はコーチや監督のどこを見ているか? それは顔ではない¥。背中なんだ。
109.
ががんぼに三面鏡を貸したまま
110.
男というものはむっつりしてると、老けてみえるものである。
111.
私は幸運を信じている。そして、幸運は努力すればするほど手に入ることを知っている。(ver.0)
112.
峠まで来てしまひけり桜狩
113.
志があるからこそ、どうして達成したい目標があるからこそ、必要な時に、迷うことなく媚(こび)を売る。
114.
途中でやめた人間だと言われることを恐れてはいけない。目標を変えて方向転換するのは恥ずべきことではない。むしろ、やみくもな忍耐と継続は愚かと言うほかない。
115.
(誰かを)苦手だと思ったら、チャンスだよ。人の好みの範囲は意外と狭いもの。自分の許容できる価値観が狭いと気づいた今こそ、自らのキャパシティを広げるチャンス。
116.
人間には他人を不幸にせぬために嘘をつかねばならぬ時がある。
117.
愛は総(す)べての存在を一(ひとつ)にす。愛は味(あじわ)ふべくして知るべからず。愛に任ずれば人生に意義あり、愛を離るれば人生は無意義なり。
118.
成功や栄誉を目的にして、事をおこなうべきではない。
119.
残された時間は短いが、私はこのまま自分の一生を貫き通したいと思う。
120.
われらの愛は、理智の導きによって、正しき成長をもとめなければならない。そして之(これ)を永く撫育(ぶいく)してゆくものは、おのずからにして鍛え上げられた情操にほかならない。理智に明らかにして、しか……
121.
役者ってのは、段々上手くなるんじゃない。段々下手になっていくんだよ。少しずつだけども上手くなったと思うのは、錯覚から来ることだよ。それは自分の錯覚と思いなさい。
122.
野茨ややぶれし夢は忘れ易し
123.
人のことばっかり気にしてるのは、自分のことがいちばん気になるからやん。
124.
評論家や愛好家が辛辣な批評をするのは、自分がそれになれなかった恨みを発散したいからである。その人やその分野の進歩向上を願っているからというのは、ただの言い訳にすぎない。
125.
何をやっても思うようにならない時 上にのびられない時に 根は育つんだから──
126.
堕落の人生なんて、楽しくさえないに、決まっています。
127.
例えば人の素敵というものが、オニギリの梅ぼしのようなものだとしたら、その梅ぼしは、背中についているのかもしれません。
128.
新しい徒党の形式、それは仲間同士、公然と裏切るところからはじまるかもしれない。
129.
真理は人々が目をそむけるものの中にあるのです。
130.
一番快感のあるものに金のかからないような人間こそ、最も富める者である。
131.
鏡餅暗きところに割れて坐す
132.
「今の若者は内向き」と言って嘆くなら、あなたが率先して「外向き」の手本となり、その魅力とメリットをアピールしたらどうだろう? なんだかんだ言っても、若者は年配者の背中を見て、生き方を決めている。そ……
133.
何かの決断を迫られた場合、前もって情報を収集し、分析することは大切だが、考えすぎてはいけない。最後の最後は、自分の経験と運を信用して、ズバッと下すべきだ。私の経験では、頭でなく、ハダで決……
134.
じぶんの生きた時代をひとはもう一つの故郷としてもっている。
135.
モノは奪い合えば足りず、分け合えば足りる。
136.
成功したアスリートを見るとつい積み重ねた努力ばかりに目がいくけれど、彼らはまず頑張る前に選んでいる。
137.
私は、人はみな何かを立派にやり遂げる力を備えていると信じているので、それぞれかけがえのない存在だと思っている。管理者はこうした考えに立つことが大切である。だが、そういうフリをするだけでは駄目だ。心……
138.
本人にとってどんなに魅力的な行為であっても、人に迷惑をかける行為は「美学」とは言わない。ただの「自己陶酔」だ。
139.
“優しさ”に気付くのもまた“優しさ”。
140.
「芸術家とは何ですか。」 「豚の鼻です。」 「それは、ひどい。」 「鼻は、すみれの匂いを知っています。」
141.
知識はいくらでも得ることができます。しかしそれを行動に移す勇気がなければ、それらは何の役にも立ちません。さあ、いますぐにやりましょう。
142.
未だ二人端居(はしい)してをりねたましき
143.
人生にとって最大のリスクは、チャレンジしないこと、そして失敗を恐れること。
144.
初蝶を夢の如くに見失ふ
145.
文学とは、恋愛を書く事ではないのかしら。
146.
自分がおもしろいと思っていることを相手もおもしろがってくれるというのは、なんて素敵なことだろう。
147.
ゆっくりしか歩けないのなら、ゆっくり歩けばいい。もう自分をかざるのはよそう。弱いところは弱いところとして見せていこう。それは、みじめでもなんでもない。
148.
組織は常に揺さぶっていないと活性化しない。
149.
鵙(もず)の贄(にえ)罪ある者をさらすごと
150.
妻や恋人より君を愛していると言う男とは、つき合うな。
151.
いいことばかり続くわけがないんだ。でも、これは言い換えれば、悪いことばかりが続くわけでもないということ。やまない雨はないんだから。もしいま悪いことばっかり続いている人も、気楽に行っちゃっていいって……
152.
どこへ行こう、何かをしようと思わず、歩く。道筋を一つ違えて歩くだけで、こんな路地があったのか、こんな大きな樹があったのか、こういう街だったのかと、いままで知らなかった街の表情に出会って、街の慕(し……
153.
やる気があるならやれ。心配だったらやめろ。
154.
「日本のコーチは親切過ぎる、教えたがる。自分の存在感を(選手に)押し付けている。コーチは“手助け屋”でいい。
155.
「わが家」が「楽園」であれば、だれも旅になど出ないであろう。
156.
どうせ(=ともかく)この世に生きてきたんだから、死んだときに「アイツが亡くなった」と言われるようなビッグになりたい。
157.
売れるものは何でも売れ。売れないものは地獄にやれ。
158.
独りで何が悪い。独りを受け入れるの。そしたら強くなれる。
159.
反対意見を言う場合は、「ええ、わかります。しかしながら、私個人の意見としましては……」というように、いったん相手の話を受け止める姿勢を示してから話した方が、受け入れられやすい。
160.
言葉によって尽くし得ないことを、行為をもって補おうとするのは、正しいことではない。近代人は、たがいの本心にふれ合い、たがいに了解するところまで到らずして、ただちに行為を用いようとする。
161.
激しい議論は、成長企業の社内ではよく見られるが、沈滞企業では大人げないと思われている。情熱を持って突き進む者がしばしば「青い」と疎(うと)まれる。
162.
決断とは、「決める」「断つ」。そして、「断つ」には2つある。ひとつは、迷いを断つ。ふたつめは、退路を断つ。
163.
大きい会社にいるほど、無意味に辞めるべき。そうすると、本当の意味でのキャリアを自分で考えるようになる。
164.
全員が会社のすべての問題に対して、自分自身が矢面に立っていると認識している会社ほど強い会社はない。
165.
軍事学は、数学や地理学と同様に、特定の政治的意見を持たない。