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[ 名言 ]
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。

[ 出典 ]
三島由紀夫[みしま・ゆきお]
(昭和の作家・劇作家、1925〜1970)
「ぼくは文学を水晶のお城だと考える──一人だけの記者会見」
雑誌『週刊言論』(昭和44年8月13日)

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[ 補足 ]
〈前文〉
濾過されて文学になる部分もあり、いくら濾過しても文学にならん部分もある。

[ 関連キーワード ]
泥水
濾過装置


現実
現実を避ける
三島由紀夫の名言

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