(同情は)もとめ得られぬ恵みであればこそ、心からの感謝をささげて受け入れられるのである。
九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928) 自著『無憂華』 「慈眼のまへに」 【 九条武子の名言 】
〈全文〉
優勝劣敗の世間相は、断ちがたき因業(いんごう)のなやみを、あきらかに示している。 しかし世に敗れたるがゆえに世を呪い、甚(はなは)だしきはみずからの弱きを標榜して、他人の同情をもとめようとする行為は醜い。 __ Link __ 同情はもとめるものではなく、また強いられるものでもない。 __ Link __ もとめ得られぬ恵みであればこそ、心からの感謝をささげて受け入れられるのである。 __ Link __ 救いのめぐみにかくれて、つねに悪しきを重ねているのは悲しい。 私たちはほとけの慈悲に馴れて、ほとけを弄(もてあそ)んではならない。 みずからの弱い貧しさをかえりみると同時に、めぐまれた救いのよろこびを味わう。 弱き者こそ強くありたい。 __ Link __ あはれわれ生々世々の悪をしらず 慈眼のまへになにを甘ゆる
1.
( 松下幸之助 )
2.
( 『リーダーズ・ダイジェスト』 )
3.
( アンブローズ・ビアス )
4.
( トルストイ )
5.
( 小早川隆景 )
6.
( ジョセフ・マーフィー )
7.
( 福山和男 )
8.
( 大隈重信 )
9.
( 遠藤周作 )
10.
( ドロシー・パーカー )
|