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［ 名言 ］
同情はもとめるものではなく、また強いられるものでもない。
［ 出典 ］
九条武子［くじょう・たけこ］
（教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928）
自著『無憂華』
「慈眼のまへに」
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〈全文〉
優勝劣敗の世間相は、断ちがたき因業(いんごう)のなやみを、あきらかに示している。

しかし世に敗れたるがゆえに世を呪い、甚(はなは)だしきはみずからの弱きを標榜して、他人の同情をもとめようとする行為は醜い。
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同情はもとめるものではなく、また強いられるものでもない。
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もとめ得られぬ恵みであればこそ、心からの感謝をささげて受け入れられるのである。
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救いのめぐみにかくれて、つねに悪しきを重ねているのは悲しい。
私たちはほとけの慈悲に馴れて、ほとけを弄(もてあそ)んではならない。
みずからの弱い貧しさをかえりみると同時に、めぐまれた救いのよろこびを味わう。
弱き者こそ強くありたい。
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あはれわれ生々世々の悪をしらず
慈眼のまへになにを甘ゆる
［ ランダム名言 ］
1.
ひょっとしたら、鉄面皮というのは、男の美徳なのかも知れない。
とにかく、この文字には、いやらしい感じがない。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
2.
人が恋に落ちるのは重力のせいではない。
（ アルベルト・アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）
3.
善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ。
（ 森鴎外 ）
（ Mori Ougai ）
4.
運命というのは、
我々の人生にこっそり忍び込んでくるのではない。
我々が開け放った扉を通って入ってくるのだ。
（ シャーンドル・マーライ ）
（ Sandor Marai ）
5.
生きるということは、自分の中の可能性を引き出して、それに肥料をやり水をやり、思い切り大輪の花を咲かせることだと思う。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
6.
真理も、親しきひとびとも、
ともにわれわれにとって愛すべきものではあるが、
真理に対してより多く尊敬を払うことこそが
敬虔な態度なのである。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
7.
土地私有という不法な権利が、世界各国民の半数以上の者からその自然を奪った。
（ トーマス・マン ）
（ Thomas Mann ）
8.
過去は安い本と同じ。
読んだら捨ててしまえばいい。
（ 映画『ヤングガン』 ）
9.
私は後悔していません。
もし人々の言う事を気に掛けていたら、私は、私が歩んだ人生を生きることはなかったのですから。
（ イングリッド・バーグマン ）
（ Ingrid Bergman ）
10.
何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。
愛は多くの罪を覆うからです。
（ 『新約聖書』 ）
（ Shinyaku Seisho ）
11.
経験はただで手に入らないものだ。
（ オスカー・ワイルド ）
（ Oscar Wilde ）
12.
語る時には恐れるな。
恐れたら語るな。
（ イラクの格言 ）
13.
精神分析は、
科学と宗教というこれら二つの領域の
どちらかに登録されるに値するにせよ、
そうでないにせよ、
科学というものによって、
さらには宗教というものによって
我々が何を理解すべきかを
明らかにしてくれるのです。
（ ジャック・ラカン ）
（ Jacques Lacan ）
14.
例え懐かしさから過去の恋が再燃しても、その火は瞬く間に消えてしまう。
それでもやはり中年や熟年になってからの再会は、その後の人生を大きく豊かにする可能性を秘めている。
（ 高樹のぶ子 ）
（ Takagi Nobuko ）
15.
自らそうであると信じるもの──それが自分自身である。
（ アントン・チェーホフ ）
（ Anton Chekhov ）
16.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
17.
音楽の鑑賞にとって
決定的に重要な時間は、
演奏が終(おわ)った瞬間。
（ 芥川也寸志 ）
（ Akutagawa Yasushi ）
18.
結婚は、悲しみを半分に、喜びを二倍にしてくれる。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
19.
敗者は、気分が落ち込んでくると、
「私にできるはずがない」
「自分は不器用だ」
「もし、あれができていれば……」
「でも……」
「……すべきだった」
「……だったかもしれない」
などと弱音を吐く。
（ デニス・ウェイトリー ）
（ Denis Waitley ）
20.
人生における悩みの原因はすべて、自分の心の中にどんな仲間を持っているかによります。
今すぐ、自分の心の中の人名簿を調べてごらんなさい。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
21.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
22.
ベッドシーツと妻は、
キャンドルの光のもとで決めるな。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
23.
安らかな秩序というものは
あたりまえにあるものではなく、
たえず手入れや手当てをしていないともたない。
身体のみならず、
家族でも組織でも、
人が組み立てたものは
知らぬまに弛み、蝕まれる。
それを見逃しているとやがて崩れる。
（ 鷲田清一 ）
（ Washida Kiyokazu ）
24.
どんな立場から見るかによって、相手の姿はまったく違ってくる。
（ ルイーズ・ディッキンソン・リッチ ）
25.
自分の不幸が好きな人もいますが、
私はそんなのは嫌いです。
幸せな時のほうがより学べるし、
より人間的になると思うのです。
（ フランソワーズ・サガン ）
（ Francoise Sagan ）
26.
同級生でみると分かるんですが、やっぱり酒呑みから死にますね。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
27.
もし人が天使より少ししか劣っていないとしたら、
天使を作り直さなければならない。
（ メアリー・ウィルソン・リトル ）
（ Mary Wilson Little ）
28.
障碍(しょうがい)者はたいてい、障碍がない人と同等には社会参加ができないと見なされています。
けれどもそれは、社会が障碍者よりも健常者に都合が良く、より多くの自由と選択肢を与えるようにできているからです。
（ ジャスティン・ハンコック ）
（ Justin Hancock ）
29.
不平や不満の心から、
よい知恵も才覚もわきそうなはずがない。
（ 松下幸之助 ）
（ Matsushita Kounosuke ）
30.
本当に国際的というのは、自分の国を、あるいは自分自身を知ることであり、外国語が巧くなることでも、外人の真似をすることでもないのである。
（ 白洲正子 ）
（ Shirasu Masako ）
31.
探偵小説のロジック（論法）は、
詩のロジックに似ているんです。
何が似ているかというと、
意外性、飛躍性がまず第一。
それから、
ある部分が、ところを得れば、
全体がわかるというところね。
つまり、断片の積み重ねで、
全体が出来上がっているというところ。
（ 田村隆一 ）
（ Tamura Ryuuichi ）
32.
自前主義では限界がある。
自前で人を雇うこともあるが、
それでは間に合わない。
コンペティターに
半歩、一歩リードするためには、
買収や提携で時を買う。
（ 井上礼之 ）
（ Inoue Noriyuki ）
33.
人脈というのは、一言でいうと「大切な友人のリスト」です。
心から応援したいと思う人が人脈です。
何をおいてでも助けに行く友人が何人いるかが、あなたの人生の豊かさを決めています。
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）
34.
今の支配階級が賢いと思うのは、
ほとんどの人間が何の見返りもなくあくせく働いて重税を払うこの社会体制に対し、
国民の大多数に疑問を抱かせないところである。
（ ゴア・ヴィダル ）
（ Gore Vidal ）
35.
人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
36.
人生は大きな鎖のようなものであるから、
その本質を知ろうとするには、
鎖の一部分さえ知ればいいのである。
（ コナン・ドイル ）
（ Conan Doyle ）
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