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[ 名言 ]
大事なのは、今までのあなたではなく、これからのあなただ。

[ 出典 ]
エラ・フィッツジェラルド
(米国のジャズ歌手、1917〜1996)

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[ 別表現/別訳 ]
(ver.1)
大事なのは今までのあなたじゃなく、これからのあなた。

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[ 解説 ]
人はどうしても、自分の未来よりも自分の過去に目が向いてしまうものです。
それは、過去の自分が、記憶としてはっきりと自分の頭の中にあるのに対して、未来はまだ目に見えないからです。
過去の自分が、どんなにみじめで、なさけなくて、恥ずかしくて、もう見たくない自分でもあっても、つい思い出してしまう。
映像として見てしまう。
だから人は「自分の過去」によって苦しむのでしょう。


■しかし、自分過去をうらめしそうに眺め、じっと指をくわえているだけでば、未来もその延長線上を進むことになりかねません。
自分という「列車」は、過去から未来に向かって、すごいスピードで走り続けているからです。
もちろん、自分の過去が素晴らしいものであれば、その延長線の未来を歩く方が幸せでしょう。
しかし、過去の自分と決別したいなら、自分の人生をより幸福にしたいなら、別の「軌道」(人生という名のレール)に進んだ方がいいでしょう。


■では、いつ「軌道」を変えたらよいのでしょう?
それは、「今」です。
できるだけ早い「今」です。
過去と現在の間にある分岐点は、「今この瞬間」です。
「今この瞬間」は、次の瞬間には「ちょっと前の過去」になってしまいますが、確かに「今」という点は存在します。
「軌道を変える」ことに躊躇していれば、どんどん「自分列車」はスピードを上げて、先に進んでしまうでしょう。
「自分列車」のスピードが増せば、それだけ方向を変えるのも大変になるでしょう。


■だからこそ、「今この瞬間」に変えるのです。
過去と決別して、新しい「軌道」を走るのです。
「軌道切り替え機」をガッチャンと切り替えて、列車が「別の軌道」を走り出した場面を思い浮かべましょう。
軌道を変えてしまえば、元の軌道(過去の自分)などどうでもいいものになっているはずです。
今、あなたは「新しい軌道」を走り出しました。
元いた軌道はすぐに見えなくなるでしょう。
そして、進む先には新しい人生が待っているのです。
(ながれおとや)


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