わたしたちが盆に、あるいは正月に、自分の「くに」に帰るという「くに」は郷土、故郷、すなわち地方を意味します。
その「くに」という言葉が「国」になって、地方がなくなって、親しい風景をもたない、国家としての「国」という抽象的な言葉しかいまは残っていないのが「国」という言葉の感覚です。 長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015) 日本記者クラブ囲む会「詩人の目に映る復興、風景、故郷」(2014年2月19日)より 【 長田弘の名言 】
〈全文〉
国会で施政方針演説をされた首相には『美しい国へ』という著書もありますが、その「国」というのは、国家としての「国」。 でも、本当に美しいというべき「くに」というのは、国家としての「国」ではありません。 __ Link __ 国家というのは、あくまでフィクションにすぎません。 __ Link __ わたしたちが盆に、あるいは正月に、自分の「くに」に帰るという「くに」は郷土、故郷、すなわち地方を意味します。 その「くに」という言葉が「国」になって、地方がなくなって、親しい風景をもたない、国家としての「国」という抽象的な言葉しかいまは残っていないのが「国」という言葉の感覚です。 __ Link __ しかし、この国家としての「国」という言葉ができたのは、明治維新以降、世界史的にみても、19世紀の半ば過ぎからこっちにすぎません。 __ Link __ 国家としての「国」というものと、それぞれがそれぞれの場所で生きてきた風景、懐かしさを誘う風景である地方が自分たちの「くに」であるという考え方というのは、世界全体を考えても、いま地方としての「くに」はどこに、どういうふうになっているか、考えます。
1.
( 豊臣秀吉 )
2.
( 太宰治 )
3.
( 王貞治 )
4.
( 美輪明宏 )
5.
( スペインのことわざ・格言 )
6.
( ジョセフ・マーフィー )
7.
( 広告コピー )
8.
( 中谷彰宏 )
9.
( 長田弘 )
10.
( 三木谷浩史 )
11.
( 『呉越春秋』 )
12.
( オスカー・ワイルド )
13.
( ラルフ・ウォルドー・トライン )
14.
( ジョセフ・マーフィー )
15.
( 鈴鹿野風呂 )
16.
17.
( デール・カーネギー )
18.
( シュバイツァー )
19.
( 大林宣彦 )
20.
( 宮城 )
21.
( 田辺聖子 )
22.
( 村越化石 )
23.
( 福永武彦 )
24.
( ポール・ゲッティ )
25.
( 坪内寿夫 )
26.
( ジョン・キーツ )
27.
( 加藤諦三 )
28.
( 夏目漱石 )
29.
( 水木しげる )
30.
( 八田木枯 )
31.
( 野中郁次郎 )
32.
( 田辺聖子 )
33.
( ジョージ・バーナード・ショー )
34.
( 漫画『幕張サボテンキャンパス』 )
35.
( ラ・ロシュフコー )
36.
( 七瀬音弥 )
【 5代目 古今亭志ん生 】
【 ボーリングブルック 】 【 リチャード・カールソン 】 【 ホルスト・ガイヤー 】 【 壬生忠岑 】 【 町田康 】 【 福原義春 】 【 奥村綱雄 】 【 フランツ・カフカ 】 【 パブロ・カザルス 】 【 ジョン・ラボック 】 【 幸徳秋水 】 【 『宇治拾遺物語』 】 【 丸山健二 】 【 上原ひろみ 】 【 アニメ『最果てのパラディン』 】 【 異論 】
【 部下に自分の仕事を渡す 】 【 選択の結果 】 【 情熱を支える 】 【 移管 】 【 自分たちが時代 】 【 発熱 】 【 心の底から決心 】 【 世論調査結果と対立 】 【 大地が変わる 】 【 恋愛の局面を訂正 】 【 ポーズ 】 【 兄弟にする 】 【 仕事で感謝される 】 【 結婚に期待 】 【 冴え返る 】 ![]() |