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もう一つ別な生きかたもあったのだということを
憶(おも)い起(おこ)してみてはどうか。 というのは、 将来、幸福になるかどうかわからない、 また「よりよき生活」が訪れるかどうかわからない、 が、自分はこうしたいし、 こういう流儀で生きてきたのだから、 この道を採る── そういう生きかたがあるはずです。 いわば自分の生活や行動に筋道たてようとし、 そのために過ちを犯しても、 「不幸」になっても、 それはやむをえぬということです。 福田恆存
[福田恒存、ふくだ・つねあり] (評論家・翻訳家・劇作家、1912〜1994) 『私の幸福論』 〈全文〉
私たちはなにか行動を起(おこ)すばあい、 「将来」ということに、 そして、「幸福」ということに、 あまりにこだわりすぎるようです。 __ Link __ 一口でいえば、 今日より明日は「よりよき生活」をということにばかり、 心を用いすぎるのです。 その結果、私たちは 「よりよき生活」を失い、 幸福に見はなされてしまったのではないでしょうか。 __ Link __ それなら、ここに、 もう一つ別な生きかたもあったのだということを 憶(おも)い起(おこ)してみてはどうか。 というのは、 将来、幸福になるかどうかわからない、 また「よりよき生活」が訪れるかどうかわからない、が、 自分はこうしたいし、 こういう流儀で生きてきたのだから、 この道を採る── そういう生きかたがあるはずです。 いわば自分の生活や行動に筋道たてようとし、 そのために過ちを犯しても、 「不幸」になっても、 それはやむをえぬということです。 __ Link __
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( 関志雄 )
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( ヘーゼルデン財団 )
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( ウィリアム・ロバートソン )
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( 漫画『リヴィングストン』 )
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真の友人同士は仮に助け助けられたとしても貸した借りたの意識がない。
友人同士を装う仲では助けあうことが貸した借りたの次元になる。 つまり、ビジネス的な仲で、貸し借りの清算ができなくなった時点で絶交になる。
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【 野口みずき 】
【 正垣泰彦 】 【 ジャン・アヌイ 】 【 早川一光 】 【 ウォルター・ウィンチェル 】 【 富士正晴 】 【 ホワイトヘッド 】 【 ヤーコプ・ヴァッサーマン 】 【 ニコラウス・クサヌス 】 【 真山仁 】 【 ホレース・マン 】 【 ハロルド・ジョセフ・ラスキ 】 【 朝永振一郎 】 【 徳大寺有恒 】 【 伊藤整 】 【 物価が上がる 】
【 書物好き 】 【 厳正な教師 】 【 若さを振りかざす 】 【 脱ぎ捨てた服 】 【 幸せは心の中にある 】 【 自分の可能性を狭める 】 【 罪を犯した人を憎まない 】 【 差別がなくならない 】 【 新しさを持っている 】 【 思考内容のコピー 】 【 表現手段 】 【 短いほど良い 】
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