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［ 名言 ］
朝めざめて、きょう一日を、十分に生きる事、それだけを私はこのごろ心掛けて居ります。
［ 出典 ］
太宰治［だざい・おさむ］
（明治〜昭和の作家、1909〜1948）
『新郎』
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〈全文〉
私はこのごろ、私の将来の生活に就(つ)いて、少しも計画しなくなりました。
虚無ではありません。
あきらめでも、ありません。
へたな見透(みとお)しなどをつけて、右すべきか左すべきか、秤(はかり)にかけて慎重に調べていたんでは、かえって悲惨な躓(つまず)きをするでしょう。
明日の事を思うな、とあの人（＝キリスト）も言って居られます。
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朝めざめて、きょう一日を、十分に生きる事、それだけを私はこのごろ心掛けて居ります。
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私は、嘘を言わなくなりました。
虚栄や打算で無い勉強が、少しずつ出来るようになりました。
明日をたのんで、その場をごまかして置くような事も今は、なくなりました。
一日一日だけが、とても大切になりました。
決して虚無では、ありません。

いまの私にとって、一日一日の努力が、全生涯の努力であります。
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［ ランダム名言 ］
1.
偶然は、
神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、
神のペンネームである。
（ コールリッジ ）
（ Coleridge ）
2.
「私がこんなに我慢しているのに、働かず学校も行かず、文句ばかり言って」という自己責任論を叫ぶ人々の多くは、きっと社会、地域、会社や学校そして家庭のなかで自身の役割を真面目に、ときに我慢して、果たしている方々なのだろう。
（ 『脱「いい子」のソーシャルワーク』 ）
3.
自分の身内にだけいい顔をする人は、えてして関係のない人には冷たいものだ。
他の人には不利益を与え、不快な思いをさせても平気。
逆に身内にだけ利益を与え、親分子分の関係を結ぶ。
（ 下重暁子 ）
4.
私の経験で言えば、
忠誠心や愛社精神を振り廻す男にロクな社員はいなかった。
乱暴なようだけれど、
まず会社主義を捨てろと言いたい。
（ 山口瞳 ）
（ 広告コピー ）
（ Yamaguchi Hitomi ）
（ advertising copy ）
5.
詩の表現は素樸(そぼく)なれ、
詩のにほひは芳純でありたい。
（ 萩原朔太郎 ）
（ Hagiwara Sakutarou ）
6.
可もなく不可もない文章など発表すべきではない。
（ 作者不詳 ）
7.
独り居(ひとりい)に大年(おおとし)あってなき如し
（ 後藤比奈夫 ）
（ Gotou Hinao ）
8.
（大事な人を）失うことなくしては、生きていく真実に触れることのできない。
（ 重兼芳子 ）
9.
職業芸術家は一度亡(ほろ)びねばならぬ
誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於(おい)て各々(おのおの)止むなき表現をなせ
然(しか)もめいめいそのときどきの芸術家である
（ 宮沢賢治 ）
（ Miyazawa Kenji ）
10.
先祖のことを自慢する奴はポテトのようなものだ。
そいつの一番良いところは地下に埋まっている。
（ ヘンリー・S・F・クーパー ）
11.
心に善き思いを持ったとき、それは善き力となって出ていき、良き結果を連れて戻ってくる。
一方邪悪な思いを抱けば、それは邪悪な力となって発現し、悪しき結果を引き連れて返ってくるというのです。
（ 稲盛和夫 ）
（ Inamori Kazuo ）
12.
勝利も敗北も知り、逃げ回って、涙を流して、男は一人前になる。
泣いたっていいんだ。
乗り越えろ！
（ 漫画・アニメ『ワンピース』 ）
（ One Piece ）
13.
眼には眼、歯に歯を
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
（ Judea ）
14.
浪費家は未来の乞食であり、
欲張りは永遠の乞食だ。
（ ポーランドのことわざ・格言 ）
（ Poland saying ）
15.
心に相反する二つの考えを持ち続けていると、精神的に休まることがありません。
それどころか次第に心がかき乱されてきます。
どちらか一つに統一しなさい。
そうすればあなたの心はまとまった動きを示します。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
16.
文学文学と一と口にいうが、
文学だって生き物の様に育つもので、
ほんとうの文学になるのには
年月がかかる。
作品が生産され、
歴史という公平無私な大批評家の手にかかり、
はじめてほんとうの文学作品として落着くのである。
（ 小林秀雄 ）
（ Kobayashi Hideo ）
17.
自分の事しか考えない、また目先の事しか考えない人は、人の上には立てない。
（ 作者不詳 ）
18.
魚心(うおごころ)あれば水心(みずごころ)。
（ 日本のことわざ・格言 ）
（ Nihon saying ）
19.
嫌われない人と好かれる人はちがう。
（ 秋元康 ）
（ Akimoto Yasushi ）
20.
強い男でなければ、
私と一緒に暮らすのはとても難しい。
そしてその人が私よりも強ければ、
私がその人と暮らすことは不可能なのだ。
（ ココ・シャネル ）
（ Coco Chanel ）
21.
なにも「新しいものの言い方が悪くて、古いものの言い方はいい」という、
そんなつまらない問題じゃあないんです。
もっと人間が、自分の内面の複雑さを取り戻して、
それ相応の言語を身につけることが、
これからはとくに大事なのではないか。
（ 古井由吉 ）
（ Furui Yoshikichi ）
22.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
23.
読書とは教わるものではなく、それによって自分の頭を動かすことである。
（ 河上徹太郎 ）
（ Kawakami Tetsutarou ）
24.
平和は人類の念願でありながらも、絶えざる勝敗の賭けごとを続けなければならぬところに、人生のいたましさを思う。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
25.
より多く持つことよりも、より少なく望むことを常に選べ。
（ トマス・ア・ケンピス ）
（ Thomas A. Kempis ）
26.
どんなときも、人は風景のなかに生きています。
風景のない人生というのはありません。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
27.
宮仕(みやづか)えをしたことのない者は、
命令の仕方を知らない。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
（ UK saying ）
28.
たきたての御飯のひかり冬の山
（ 有澤榠りん ）
（ Arisawa Karin ）
29.
食卓は祭壇の一種で、
祭日や饗宴の日には
飾らなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
（ Joseph Joubert ）
30.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
（ Baltasar Gracian ）
31.
女は強いよなァ。
嫁に来て、亭主を牛耳(ぎゅうじ)って、その家を乗っ取っちゃうんだもの。
そんな婿養子はいないよ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
32.
そら豆剥(む)くよくしやべる子が側(そば)に居て
（ 山崎祐子 ）
（ Yamazaki Yuuko ）
33.
人間は、十分な食事をとっていなければ、十分に考え、愛し、眠ることができない。
（ ヴァージニア・ウルフ ）
（ Virginia Woolf ）
34.
私には、彼（＝岡本太郎）の仕事はいわばすべて彼自身の模倣のように思える。
模倣というと語弊があるかもしれないが、自分の世界をアレンジし、発展させている。
だから、どれをみても岡本の作品だとわかる。
作品自身が「岡本太郎だ。」という貌(かお)をしているのだ。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
35.
我々はしなければならない仕事を、
しなくても済まし得る口実を持っているのかもしれない。
失敗や過失を弁護し、
その責任を転嫁し得る口実を
用意する事が出来るかもしれない。
しかし、かかる口実によって
努力を惜しみ、自責を避けるならば、（→続きはクリック）
（ 竹中錬一 ）
（ Takenaka Renichi ）
36.
子供は五歳までに、その生涯に学ぶべき事を学び終える。
（ フリードリッヒ・フレーベル ）
（ Friedrich Frobel ）
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