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こちら側には何物もない、
向こう側には他人だけがいる。 自分は定かな性格を全く持っていない。 同時に、他人はめいめい確固たる性格であり、 実体である様に見える。 こういう奇妙な風景に接して、 はじめて他人というものが 自分を映してくれる唯一の歪(ゆが)んでいない鏡だ と合点する。 小林秀雄[こばやし・ひでお]
(文芸評論家、1902〜1983) 「手帖T」 『小林秀雄全作品 第4集:Xへの手紙』(新潮社刊)に収載
《 接する 》
《 風景・景色 》 《 唯一 》 《 実体 》 《 確固 》 《 奇妙・変・変わっていること 》 《 性格・気質 》 《 小林秀雄 》→ 今日 * * * * * * * * * * 《 星座別名言と運勢 》 《 血液型別名言と運勢 》 〈全文〉
自分の本当の姿が見付けたかったら、 自分というものを一切見失うまで、 自己解析をつづける事。 中途で止めるなら、 初めからしない方が有益である。 途中で見付ける自分の姿は みんな影に過ぎない。 自分というものを一切見失う点、 ここに確定的な線がひかれている様に思う。 __ Link __ こちら側には何物もない、 向こう側には他人だけがいる。 自分は定かな性格を全く持っていない。 同時に、他人はめいめい確固たる性格であり、 実体である様に見える。 こういう奇妙な風景に接して、 はじめて他人というものが 自分を映してくれる唯一の歪(ゆが)んでいない鏡だ と合点する。 __ Link __
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