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[ 名言 ]
(人は)
ある高校中退者の単位不足は
身から出た錆なのかと問う──
しかし今日の教育システムが
相当数の人の期待を裏切っていることには
口を閉ざす。

[ 出典 ]
ヤシャ・モンク
(米国の政治学者、ドイツ出身、1982〜)
『自己責任の時代』(那須耕介&栗村亜寿香訳)

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[ 補足 ]
※標題文の「(人は)」は七瀬音弥による補足

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
我々の自己責任の語り方に顕著な特徴の一つは、
個人の行動には関心を向けても、
一連の結果の総体を生み出した広範な構造的変化には無関心、
というものである。
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貧困者をめぐる議論は
見る間に、
それがどんな点で当然の報いと言えるのか
についての長広舌になってしまう。
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ある高校中退者の単位不足は
身から出た錆なのかと問う──
しかし今日の教育システムが
相当数の人の期待を裏切っていることには
口を閉ざす。
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仕事にしくじって失職したのかと問う──
しかしそもそもグローバル化や自動化といった
はるかに巨大な動向のせいで
非熟練労働者の求人がなくなっているのではないか、
という点は不問に付す。
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要するに、人は
ある個人が責任を果たしたかを問うことはあっても、
正しい政策がかれらを力づけて
ましな行動をとるようにできなかったのかと
尋ねることはないのである。
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