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「告発ごっこ」の最も盛んな今日の日本において、
(自分を)売るために「告発ごっこ」の犠牲者を探す努力は 並大抵のものではない。 (告発に適した)「弱くない奴」は 大抵この「ごっこ」の網に引っかかっているからである。 山口昌男[やまぐち・まさお]
(文化人類学者、1931〜2013) 『知の遠近法』 ※「(自分を)」「(告発に適した)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
煽情的な文章の持つ効果は、 それが中途半端な正義感を代表している時には、 奴を殺せという最終的解決に 人をけしかけることによって、 日常生活における個々人の鬱積した憤怒の情念に 形を与える役割を果たすことにある。 __ Link __ ただし、この種の芸当を 文章のレベルで始めると、 文章が独立し、 しまいに「魔法使いの弟子」よろしく、 とめようにも止まらなくなる危険性がつきまとう。 特に「告発ごっこ」の最も盛んな今日の日本において、 (自分を)売るために「告発ごっこ」の犠牲者を探す努力は 並大抵のものではない。 (告発に値する)「弱くない奴」は 大抵この「ごっこ」の網に引っかかっているからである。 __ Link __
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