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偽善とは賞讃であるとよく言われます。
つまり悪が善に対して、 悪徳が美徳に対してなす 賞讃なのです。 ホルヘ・ルイス・ボルヘス
(20世紀アルゼンチンの小説家・詩人、1899〜1986) 『記憶の図書館 ボルヘス対話集成』(垂野創一郎訳)
〈全文〉
偽善によってある行為をなすことも、 ある意味では進歩です。 というのは、 偽善があるということは、 悪の意識もあるということですから、 それだけでもたいしたものです。 __ Link __ 悪事をなす人が自分が悪いことをしているとわかっている。 これだけでも進歩です。 __ Link __ 偽善とは賞讃であるとよく言われます。 つまり悪が善に対して、 悪徳が美徳に対してなす 賞讃なのです。 __ Link __
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