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[ 名言 ]
エリート・コースを突っ走ってきた男は、
とかく自分を完全だと思い、
完全でない周囲の人間にいらいらし、同時に、
そうした人間に教えられたり助けられたりすることを、
いさぎよしとしない。
すべてを自分の力で完全にやり遂げようとする。

[ 出典 ]
城山三郎[しろやま・さぶろう]
(昭和の小説家、経済小説の開拓者、1927〜2007)
『わたしの情報日記』

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〈全文〉
エリート・コースを突っ走ってきた男は、
とかく自分を完全だと思い、また、
完全な仕事を自らに期待する。
いつも「完全」という尺度がついて回る。
完全でない周囲の人間にいらいらし、同時に、
そうした人間に教えられたり助けられたりすることを、
いさぎよしとしない。
すべてを自分の力で完全にやり遂げようとする。
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その結果、うまく行かないと、
完全主義者であるだけに、
落胆や自責の念に責められる。
「おれも不完全な男だ。
 教えてくれ」
といえば、すむものなのに、
みすみす自分を苦しめ滅ぼしてしまう。
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