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[ 名言 ]
出発するということは、
いくらか死ぬことである、
愛するひとに対して、
死ぬことである、
人間は一々の時間の中に、
一々の場所の中に、
自分を少しずつ残してゆく。

[ 出典 ]
西條八十[さいじょう・やそ]
[西条八十]
(詩人、仏文学者、1892〜1970)
詩「別れの唄」(原詩:エドモン・アロークール)
西條八十訳『訳詩集 白孔雀』に収載

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少し
 死 》→ 今日
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時間 》→ 今日
徐々に・少しずつ
場所
詩作品 》→ 今日
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[ 全文・続き ]
〈全文〉
出発するということは、
いくらか死ぬことである、
愛するひとに対して、
死ぬことである、
人間は一々の時間の中に、
一々の場所の中に、
自分を少しずつ残してゆく。
__ Link __

それはいつも願望の喪失であり、
詩の最終の言葉、
出発するということは、
いくらか死ぬことである。
出発なんか、
至高の別離すなわち死の別れにくらべれば
遊びのようなものであるが、
その死の時まで、
人間はさよならを言うたび、
自分の死を、そこに植えてゆく、
だから、出発するということは、
いくぶん死ぬことである。
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