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過ぎた日々が繰り返すことはない。
それは誰も、もう一度子供に戻れないのと同じである。
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1.
眠れる獅子は、
走る犬に如(し)かず。
……
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(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
2.
何であれ才能があるときには、
その才能は使うべきである。
その扱いには気を配るべきである。
それは大事に守るべきである。
( ソーク族〔サウク族〕の格言 )
3.
一篇の詩を前にして、
「作者は、この詩で何を言おうとしているのか」
という問いが心に浮かんだら、
その時あなたは、
出口のない袋小路へ踏み込んでしまったのだ。
作者は、詩でもって、
何かを言おうとはしていない。
むしろ何かを言わないために詩を書く、
といった方が本当なのだ。
(
入沢康夫
)
(
Irisawa Yasuo
)
4.
スプーンが曲ることを信じているようでは、
君たちが戦争中に生きていたら、
神風が吹くのを信じたろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
いまでもぼくは、
文化というものは、
ほんとにどんな弱い女よりもか弱く、
どんな破れやすい布よりも破れやすい、
もう手にそうっと持ってにゃならんのだと思いますね。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
6.
人間にいちばん大切なのは
逆境に立ったときだ、
借銭などでいちじを凌(しの)ぐ癖がついたら、
とうてい逆境からぬけ出ることはできない、
どんなに苦しくとも、
自分の力できりぬけてこそ
立直れるものだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
7.
悪い女ってのは、
男にとっちゃいい女ってことだ。
(
北方謙三
)
(
Kitakata Kenzou
)
8.
本(=ミステリー小説)を読む愉しさのひとつは、
物語のヒーローに肩入れし
彼の人生を本の中で生きながら、
主人公と同じく
物語に登場する女性に
芯から惚れることにある。
(
児玉清
)
(
Kodama Kiyoshi
)
9.
私は生命がいかなる破壊にも耐えうることを知り、
そこから、
破壊にまさる掟があるに違いない
と考えるようになった。
(
マハトマ・ガンジー
)
(
Mahatma Gandhi
)
10.
大根がにんじんの赤さをうらやみ、
梅が松でなかったことを悲しみ、
またもだえたとしたら、
これほどおろかな煩悶(はんもん)はあるまい。
だいこんは白く、にんじんは赤く、
梅は芳香を放って咲き、
松は亭々(ていてい)としてそびえ、また茂る。
それでいいではないか。
……
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(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
11.
自分から自分の欠点を口にすれば、
それで欠点の罪が薄められる
という計算は、
欠点を商品として生計をたてるよりいやしい。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
12.
インサイダーの表現は
正確であるかもしれないが、
“話”のもっている“おもしろさ”に欠けることが多い。
時がたつにつれて、
本人のことばは忘れられて、
それを伝える第三者、アウトサイダーの表現が残ることになる。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
13.
大地と命は一つのものである。
(
ホピ族の格言・ことわざ
)
(
Hopi proverb
)
14.
〈全文〉
星は空高く輝いているからこそ、
まばゆい存在なのである。
……
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(
バルタザール・グラシアン
)
(
Baltasar Gracian
)
15.
年季が入った職人さんの顔が美しく見えるのは、
やはり、自分の仕事一筋に、
淡々と何十年も打ち込んできたからだろう。
……
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(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
16.
競争を強いられるほどに過酷な不自由はない。
……
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(
見田宗介〔真木悠介〕
)
(
Mita Munesuke
)
17.
鈍刀(どんとう)をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借(か)す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかも知れないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙(じんしんみみょう)……
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(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
18.
人は不当に攻撃されれば、
相手を非難します。
非難するだけでなく
敵に対して戦いを挑みます。
しかし樹木は伐られるまま、
動物はただ消えていくだけです。
それだけに余計に心が痛みます。
……
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(
高槻成紀
)
(
Takatsuki Seiki
)
19.
人の名声なんて当てにならぬ。
夕刻の影法師と同じで、
良くも悪くも実体より大きく、
日が沈めば消える。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
20.
人間の価値は、
この(二度とない)人生の無限なる意味を、
どれだけ深く、どれほど早く気づくか否かによって定まる。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
21.
人間は弱いものだ。
たった一人の人の優しさにでも触れることができたなら、
侘(わび)しい人生が
次第に喜びの人生へと、変えられていくのだ。
……
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(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
22.
買ってみなくてはわからぬ、
とよく骨董好きはいうが、
これは勿論(もちろん)、
美は買う買わぬには関係はない
と信じている人々に対していうのであって、
骨董とは買うものだとは
(骨董)仲間ではわかりきったことなのである。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
23.
人の一生はみじかいのだ。
おのれの好まざることを我慢して
下手に地を這(は)いずりまわるよりも、
おのれの好むところを磨き、のばす、
そのことのほうがはるかに大事だ。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
24.
夫婦は誰でも
「常燈明(じょうとうみょう)」を中心に暮らしたいのだが、
蝋燭(ろうそく)に点火するのは
両者交互でなくてはなるまい。
……
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(
谷沢永一
)
(
Tanizawa Eiichi
)
25.
テレビが生活を支配するようになって、われわれは、
見えないものは難しくて、つまらないと思うようになった。
ことばは、あまりにも、具体的になってしまった。
このことが読みの危機を招く。
未知のこと、抽象的なことは、
はじめからわからないときめつける。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
26.
人生を描くのが文学なら、
自分の日記以上に文学的なものはあるまい。
ただ、この場合、
これはあくまで当人だけの感銘であって、
ほかの人にはほとんど通用しない。
他人にも通用する文学として書いてないからである。
(
山田風太郎
)
(
Yamada Fuutarou
)
27.
会して議せず、
議して決せず、
決して責とらず。
(
日本のことわざ・格言
)
(
Nihon saying
)
28.
苦しむところに、
恋をする意味があるのじゃないか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
29.
男には、女に対してふたつ型がある。
猟師型と農夫型である。
農夫型は、
十年一日のごとくわが畑をたがやし、
くわ先にあたるその土のきめ、においになじみきり、
その定着的生活になんのうたがいも示さぬばかりか、
もし土地を変えて他村へ移れといわれれば
目の色をかえていやがる。
……
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(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
30.
一個をもって100%をカバーした思想は、
1%でも例外に出会えば
刃がこぼれる。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
31.
わたくしたちが
「感謝」の念を抱いたり、
有り難いという気持ちになるには、
かえりみて「自分はそれを受けるに値しない」という謙虚な自覚が、
その根底に予想される。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
32.
管理者の資格とは、
自ら(実務)能力はなくても
部下を使いこなせる人をいう。
……
(→続きはクリック)
(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
33.
感受性に富む少年少女たちが、
自然の愛を身につけることなく、
乾いた心で育ってゆくのを見ると、
可哀想でならない。
……
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(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
34.
人間は弱い。
あやまちを犯し失敗を繰返す。
傷つき泥まみれになる。
然(しか)し
その血を拭い泥を払って、
幾たびでも強く立直るちからも持っている。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
35.
花になろう
実になろう
喜ばれる
人間になろう
(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
36.
一日何時間か、
まったく孤独でいても心楽しい
という気質ができていないと、
知的生活は成り立ちにくい。
……
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(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
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テレンティウス
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