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1.
失恋は、（自分の）感性の豊かさを味わえるめったにないチャンスなのである。
そのときに世界は急激に広がる。
心の機微が見えてくる。
（ 齋藤孝 ）
2.
二十歳以上の連中に、俺たちの気持ちがわかるものか！
（ 永六輔 ）
3.
自分はどこから来たのか、自分は誰なのか、自分はどこへ行くのか、という問いに答えるのは、人知を超えたことなのに、よく出される疑問である。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
4.
母親は少年を一人前の男に仕上げるのに二十年かかる。
また、別の女性はその少年を二十分でバカに仕上げる。
（ ロバート・フロスト ）
5.
世の中は巧妙にして複雑であるから、
いつの間にかある権威が
しかつめらしく大真面目に、
他の分野や、わたしたちの生活にまでその爪を伸ばし、
こっちの自由を押さえつけにかかるときがある。
（ 井上ひさし ）
6.
人間がこの世界の中に生きる限りにおいて、人間は不可避的にこの世界およびこの世界への欲望に結びつけられてしまう。
この事実は、たとえこの世界に従属したとしても、またこの世界と闘ったとしても、変わることはない。
（ ハンナ・アーレント ）
7.
人生は「ダマしダマし保ってゆく」のがよい。
（ 田辺聖子 ）
8.
夢は逃げない。
逃げてしまうのは自分なんです。
（ 田中トシオ ）
9.
自分を心から愛せるようになると、他人をもっと深く愛せるようになる。
自分の欲求を敏感に察知できるようになると、他人にも大らかに優しくなれる。
（ エダ・レシャン ）
10.
自分はいつも予備の力をとっておいた。
許せる痛みと無駄な痛みを分けて考えた。
コーチには常に叱咤激励されていたが、故障する危険はなかった。
コーチは私の本当の限界を知らなかったのだから。
（ ナディア・コマネチ ）
11.
本当の書物とは網のようなもので、言葉がその網の目の一つ一つを作っているのである。
網の目がどのようにできているかは、どうでもよい。
大切なのは、漁師が海の底から引き上げる生きた獲物、網の目の間に光って見えるあの銀鱗のきらめきなのである。
（ サン・テグジュペリ ）
12.
自然は、人が抱く思考の具現化を常に援助している。
たとえそれが良い思考であれ悪い思考であれ、それを最も速やかに具現化させるための好機の数々が、休みなく彼の前に出現し続けている。
（ ジェームズ・アレン ）
13.
空は飛ぶためにあるんじゃないよ。
空は読むためにあるのだ。
空は知るためにあるのだ。
空は一冊の本だ。
（ 寺山修司 ）
14.
きれいな花をほめる人はあっても、花を生かしている土中の根を思う人は少ない。
（ 作者不詳 ）
15.
人はつらい時ほどユーモアに引きつけられる。
（ アレン・クライン ）
16.
自分で探すんだよ、自分は何のために生きるのか、何のために学ぶのか。
（ 金八先生 ）
17.
戦闘で最も効果を発揮するのは、不屈の意志を敵に見せることだ。
（ 漫画『沈黙の艦隊』 ）
18.
ほゝづきのわかき青さや魂(たま)まつり
（ 鈴木真砂女 ）
19.
長く生きたい、死にたくないといって、
死なない方法ばかり考えているために、
科学がおかしくなってくるんです。
その日その日を充実したものにすれば、
たとえ日数的には短かったとしても、
より長く生きたことになるのだと思います。
（ 安野光雅 ）
20.
ハンケチがまだ落ちて居る戻り道であつた
（ 尾崎放哉 ）
21.
マイナスなことが起きると
いち早く忘れようとか、乗り越えようとか、
思い過ぎている気がする。
暗部と向き合うこともなく、
適当に自分を偽って生きてしまう。
（ 山田太一 ）
22.
人間的な英知は物事を知っているということにあるのではありません。
と言いますのも、知ることのできる物事は数限りなくあるのでして、できるだけ多くの物事を知っているというのは、英知ではないのです。
（ トルストイ ）
23.
成功とは底にぶつかった時、
どれくらい高く跳ね返るかである。
（ ジョージ・パットン ）
24.
感謝する技術とは、あなたの感謝の気持ちに手や腕や脚をつけ、声を加えることで感謝することである。
感謝する技術とは、他人も幸福にしようと努力することで自分の幸福を感謝することである
（ ウィルファード・Ａ・ピーターソン ）
25.
二人が心から愛し合うということはまず何よりも世界に意味を与える。
世界を円くし、世界を正しくする。
星々に至るまで
（ ヘルマン・クラディウス ）
26.
モノの価値というのは、お客様が決めるんですよ。
だから、こちらがどうのこうのなんて押しつけたらダメなんです。
（ 櫟木久助 ）
27.
できない子は、生まれつきではなく、できる子であるわけがないという決めつけから作られる。
（ ピーター・ドラッカー ）
28.
誰かに「この修行をすれば幸せになりますよ」とか「これを我慢すれば、幸福になりますよ」とか言われると、すごく楽な気分になる。
でも、結局さ、そういうのに頼らず、頭を掻き毟(むし)って、悩みながら生きていくしかないんだ。
（ 伊坂幸太郎 ）
29.
日の恩やたちまち砕く厚氷
（ 講談『赤穂浪士』 ）
30.
尖塔(せんとう)になほ空のあり揚雲雀(あげひばり)
（ 長嶺千晶 ）
31.
思えば、四季の中で夏ほど
「終わり」の似合う季節はない。
夏休みの終わり、
夏の終わりの誰もいない海、
甲子園の高校野球にも「終わり」はつきものだし、
祭りのあとの寂しさは、
やはり秋祭りよりも夏祭りのほうが深いだろう。
お盆（続きはクリック）
（ 重松清 ）
32.
成長すれば、自分を客観的に見ることができる。
（ 漫画『ドラゴン桜』 ）
33.
人は別れるために人と出会う。
（ 七瀬音弥 ）
34.
月の街燈に強弱のあるあはれ
（ 大野林火 ）
35.
純粋な感情ほど美しいものはない。
美しいものほど強いものはない。
（ 夏目漱石 ）
36.
肉体があまり安楽すると、精神が腐敗してくる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
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