名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月31日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
お上品とは最大多数の決めることで、
千万人といえども我ゆかんという人は、
たいてい下品に見られる。
社会的羊ではないという第一の証明が、
このスープをすする快音であります。
(
三島由紀夫
)
2.
私は死力を尽して運命と戦います 戦うと云(い)うよりは運命を開こうと思います。
(
武者小路実篤
)
3.
君は君、僕は僕、
だが仲良く。
(
武者小路実篤
)
4.
退却は、進撃よりも、むずかしい。
(
吉川英治
)
5.
正義は武器に似たものである。
武器は金を出しさえすれば、
敵にも味方にも買われるであろう。
正義も理屈さえつけさえすれば、
敵にも味方にも買われるものである。
(
芥川龍之介
)
6.
勝つは負ける日の初め、負けるはやがて勝つ日の初め。
(
吉川英治
)
7.
人間の生きているということが「善」であるし、その為すこともすべて「善」なのだ。
なにをするかは問題ではない。
人間が本心からすることは、善悪の約束に反しているようにみえることでも、結局は善をあらわすことになる。
(
山本周五郎
)
8.
風流には嫉妬はない。
利己的なものもない。
没我的であり、非人工的なものである。
(
武者小路実篤
)
9.
詩とは感情の神経を掴んだものである。
生きて働く心理学である。
(
萩原朔太郎
)
10.
美しく生まれつきたる女、十人に六人は心おごれり。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は智乏し。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は命薄し。
(
幸田露伴
)
11.
世間は気次第で忌々(いまいま)しく面白くなるもの。
(
幸田露伴
)
12.
恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸のとりでを出ていくものでありますまい。
(
夏目漱石
)
13.
情欲は判断を暗くする。
それの性急な要求がない時に、静かに熟考して妻を選べ!
然るに人々は、生涯の最も悪い時期に結婚する。
(
萩原朔太郎
)
14.
すべての平和と幸福とは、短い人生の中にあって最も短い。
それはちょうど、秋の日の障子(しょうじ)の日向(ひなた)の上にふと影を落とす鳥かげのようである。
つと来てはつと消え去る。
(
佐藤春夫
)
15.
人間はめいめい孤独で、しかも善で、しかし集団となると狂気のように互いにいがみあう。
これはどうしようもないことだ。
それぞれの運命に耐えてゆくよりしかたない。
(
山本周五郎
)
16.
「絶望」は人間だけが持つことのできる黄金である。
同じ意味で「酒」とよく似ている。
(
山本周五郎
)
17.
悪は時として、静かな植物的な姿をしているものだ。
結晶した悪は、白い錠剤のように美しい。
(
三島由紀夫
)
18.
他人より自分を非難すべきである。
(
夏目漱石
)
19.
(結婚して)半年位経った頃は一番破綻の生じ易い時だという。
表には平和を装って居ても、腹ではいろいろな不平が萌(きざ)す。
(
田山花袋
)
20.
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ