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(個人の)未来は長いようでも短いものだ。
過去(すぎさ)って了(しま)えば実に呆気(あっけ)ない。 まだまだと云(い)ってる中(うち)に いつしか此世(このよ)の隙(ひま)が明(あ)いて、 もうおさらばという時節が来る。 二葉亭四迷[ふたばてい・しめい]
(明治の小説家、1864〜1909) 「平凡」 『平凡・私は懐疑派だ』に収載 ※「(個人の)」は七瀬音弥による補足
《 日本の文豪 》
〈全文〉
私は今年三十九になる。 人世(じんせい)五十が通相場(とおりそうば)なら、まだ今日明日(あす)穴へ入ろうとも思わぬが、しかし未来は長いようでも短いものだ。 過去(すぎさ)って了(しま)えば実に呆気(あっけ)ない。 まだまだと云(い)ってる中(うち)に いつしか此世(このよ)の隙(ひま)が明(あ)いて、 もうおさらばという時節が来る。 __ Link __ 其(その)時になって 幾ら足掻(あが)いたって藻掻(もが)いたって 追付(おっつ)かない。 覚悟をするなら今の中(うち)だ。 __ Link __
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( 三村庸平 )
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( 『修証義』 )
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( 作者不詳 )
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( ジル・ロビンソン )
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( ホレース・マン )
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( マーガレット・ヤング )
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( とある無名の女性の言葉 )
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【 葉祥明 】
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