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今日の
日本の文豪の名言
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1月31日
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1.
どんなに醜悪であろうと、自分の真実の姿を告白して、それによって真実の姿をみとめてもらい、あわよくば真実の姿のままで愛してもらおうなどと考えるのは、甘い考えで、人生をなめてかかった考えです。
(
三島由紀夫
)
2.
考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。
悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。
たまに正直な純粋な人を見ると、坊っちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。
(
夏目漱石
)
3.
三千人と恋愛をした人が、
一人と恋愛をした人に比べて、
より多くについて知っているとはいえないのが、
人生の面白味です。
(
三島由紀夫
)
4.
情欲は判断を暗くする。
それの性急な要求がない時に、静かに熟考して妻を選べ!
然るに人々は、生涯の最も悪い時期に結婚する。
(
萩原朔太郎
)
5.
法律の賭博を禁ずるのは賭博による富の分配法そのものを非とする為(ため)ではない。
実は唯(ただ)その経済的ディレッタンティズムを非とする為である。
(
芥川龍之介
)
6.
神を恐るる癖に人を恐れず。
今の世の豪商とか金満家と云(い)うものは常に恐れつつある。
何を恐れつつあるかと云えば金を失う事と権力を失う事を恐れつつある。
金は何の為に失うか。
権力は何の為に失うか。
彼等をして金と権力を失はしむるものは何であるか。
──人である。
(
夏目漱石
)
7.
忘却の早さと、何ごとも重大視しない情感の浅さこそ、人間の最初の老いの兆しだ。
(
三島由紀夫
)
8.
何のためにあなたたちは生きているのですか。
国のためですか。
家のためですか。
親のためですか。
夫のためですか。
子のためですか。
自己のためですか。
愛するもののためですか。
愛するものを持っておいでですか。
(
武者小路実篤
)
9.
自分の作品が批評の対象になり、
非常に客観的な物体になっているような、
自分の作品が大理石になり、
それがすばらしいのみさばきでどんどん彫刻されてゆくような、
そういう批評にぶつかると、
よろこびを感ずる。
(中略)そういうよろこびを感じさせない批評というものは
悪い批評だろうと思う。
(
三島由紀夫
)
10.
人生はつくるものだ。
必然の姿などというものはない。
(
坂口安吾
)
11.
私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。
彼等何者ぞやと気概が出ました。
(
夏目漱石
)
12.
自分の仕事は、
自分の一生を充実させるためにある。
(
武者小路実篤
)
13.
趣味ということは馬鹿に出来ない。
人間の上等下等は趣味で大概きまる。
(
武者小路実篤
)
14.
自分は一個の人間でありたい。
誰にも利用されない、誰にも頭をさげない、一個の人間でありたい。
他人を利用したり、他人をいびつにしたりしない、そのかはり自分もいびつにされない、一個の人間でありたい。
自分の最も深い泉から、最も新鮮な生命の泉をくみとる、一個の人間でありたい。
(
武者小路実篤
)
15.
愛することは、憎むことを知る始めである。
(
永井荷風
)
16.
あんなに冷酷に見えた父も、心の底には自分以上に熱い涙を貯えていたのではなかろうか。
(
夏目漱石
)
17.
いかなる良策でも、用いなければ空想を語るに過ぎません。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
18.
静まり返った高級レストランのどまん中で、
突如快音を発して、
ズズズーッとスープをすすることは、
社会的勇気であります。
(
三島由紀夫
)
19.
もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯(そらうそぶ)いている男のようなものである。
(
井伏鱒二
)
20.
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。
頼りにならんのは人の心です。
(
尾崎紅葉
)
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