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今日の
文章の書き方の名言
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7月3日
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1.
激しい口調で性急な言葉を吐くのは愚かであるが、
それを文章にするのはさらに一段と愚かである。
人から失礼な手紙を受け取ったら、
すぐペンを取って、
十倍も失礼な返信を書く。
両方とも(受け取ったら)くずかごに投げ入れるだけなのに。
(
エルバート・ハバード
)
2.
それさえ一つ書いたら死んでもいいなんて、そんな傑作は、あるもんじゃない。
(
太宰治
)
3.
名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。
ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。
名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。
つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。
言葉のほとんどが、ただもう名詞でしかなくなっている。
(
長田弘
)
4.
無論、小説を書くことも、広告と同様、騙(だま)しである。
併(しか)し広告の騙しは商品を売り付ける手段であるのに対し、小説の場合は、嘘を書くこと、つまり騙しそのものが目的である。
その意味で、小説を書くという悪事には救いがない。
(
車谷長吉
)
5.
人間が好きで小説書きになった私にとっては人との出会いが、たとえそれが苦痛や悲哀を伴っても、生きている何よりの証として、有難いことに思われます。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
簡単なことを難しく述べるのは簡単だが、
難しいことを簡単に言うのは難しい。
(
浅田次郎
)
7.
魂を大切にするとは、日常生活に詩を持ち込むようなものだ。
( トマス・ムーア )
8.
わが唯一のおののき──
考えてみると、私たちはこうして文章が書けることだけでも、まだしも仕合せであった。
まかり間違って――
(
太宰治
)
9.
いくら私小説と言うても、やはり文学における「嘘」は必要なのである。
(
車谷長吉
)
10.
歌というものは、もともとがまったくの手仕事なのだ。
(
長田弘
)
11.
詩人の手がすくえば、
水も水晶の玉になる。
(
ゲーテ
)
12.
ことばは、
人間だけが自分を映すために与えられた鏡であり、
しかも強者も弱者も均等に使用できる鏡である。
(
鈴木棠三
)
13.
自分にとって便利な言葉が相手にとって理解しやすいとは限らない。
つねに「これでわかるかな」とチェックし、不適当と思ったら他の表現を探すことである。
( 『「できる人」の話し方』 )
14.
私はこれだけのことを知っているという高座からの文章を世間ではよく見かける。
知識に頼りそれを振り回していると、知識という「過去」の重みで、文章を書くその人のいまの考えや姿が見えなくなる。
(
荒川洋治
)
15.
文章は格闘技だと思う。
書いているときは体もくたくたに疲れるけれど、全身で勝負しなければ、小手先では勝てないんです。
(
椎名誠
)
16.
ああ、作家は、おのれのすがたをむき出しにしてはいけない。
それは作家の敗北である。
(
太宰治
)
17.
酔っぱらった頭で読み直すと(=推敲すると)
こなれた文章になりやすい。
(
山内志朗
)
18.
いひおほせて何かある
(=いいおおせて何かある)
(
松尾芭蕉
)
19.
本は伝言板。
言葉は一人から一人への伝言。
(
長田弘
)
20.
書き留めることで、考えは整理される。
そうしてクリアになった理想や思いは、
繰り返し書くことで自分の中にどっしりと根づいていく。
日記にはそんな効用がある。
(
齋藤孝
)
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