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今日の
文章の書き方の名言
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7月4日
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1.
全てのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴う
(
萩原朔太郎
)
2.
文体は何の価値もないが、文体のないものは一つもない。
( リヴァロル )
3.
いひおほせて何かある(=いいおおせて何かある)
(
松尾芭蕉
)
4.
小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していた。
(
太宰治
)
5.
自然を翻訳すると
みんな人間に化けてしまうから面白い。
崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか、
みんな人格上の言葉になる。
(
夏目漱石
)
6.
悔恨の無い文学は、屁のかっぱです。
悔恨、告白、反省、そんなものから、近代文学が、いや、近代精神が生れた筈なんですね。
(
太宰治
)
7.
我々は誰でも、いつの日か、きっと役立つと思われるよいアイデアや生き生きした感覚を持つのだが、それを書いておくのを怠るため、逃げられてしまうのである。
(
サマセット・モーム
)
8.
書けば原稿料を稼げる作家に意外とおしゃべりが多いのも、話すことで頭の中にあった考えがはっきりした形になってくるということを、他の職業の人よりは深く理解しているからなのです。
(
塩野七生
)
9.
本の中には、それを読んで我々が学ぶためでなく、著者が何かを知っていたということを我々に知らせるために書かれたと思われるような本がある。
(
ゲーテ
)
10.
自分にとって便利な言葉が相手にとって理解しやすいとは限らない。
つねに「これでわかるかな」とチェックし、不適当と思ったら他の表現を探すことである。
( 『「できる人」の話し方』 )
11.
言葉は思想の衣装である。
(
サミュエル・ジョンソン
)
12.
否定にはいつも、対照的な肯定が付き物である。
(
アリストテレス
)
13.
文章が備えるべき美徳は数えあげていけばきりもないが、そのすべてに君臨するものがあるとすれば、それは晴朗で快いという徳であろう。
( 向井敏 )
14.
私は不器用で、何か積極的な言動に及ぶと、必ず、無益に人を傷つける。
友人の間では、私の名前は、「熊の手」ということになっている。
いたわり撫(な)でるつもりで、ひっ掻いている。
(
太宰治
)
15.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
(
唐木順三
)
16.
死んだとき忘れられたくなかったら、読まれるにたる物を書くか、書かれるにたることをしろ。
(
ベンジャミン・フランクリン
)
17.
作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
(
井上ひさし
)
18.
子どものための小説と大人のための小説とのあいだに、筆者は本質的なちがいを認めない。
子どもが夢中になって読む児童小説があれば、それは大人の読者にとってもきっとおもしろいはずだし、逆に大人が熱中する小説なら、子どもにおもしろくないはずはないのだ。
(
井上ひさし
)
19.
作家はみんなこういうものであろうか。
告白するのにも言葉を飾る。
僕はひとでなしでなかろうか。
ほんとうの人間らしい生活が、僕にできるかしら。
こう書きつつも僕は僕の文章を気にしている。
(
太宰治
)
20.
自己のために死ぬのではない。
崇高な献身の覚悟である。
そのような厳粛な決意を持っている人は、ややこしい理窟(りくつ)などは言わぬものだ。
激した言い方などはしないものだ。
つねに、このように明るく、単純な言い方をするものだ。
そうして底に、ただならぬ厳正の決意を感じさせる文章を書くものだ。
(
太宰治
)
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