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今日の
死に関する名言
☆ ５月９日 ☆
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1.
切り札を使わないままで、テームズ川に身投げをする者が多い。
（ Ａ・エスキロス ）
2.
油蝉死せり夕日へ両手つき
（ 岡本眸 ）
3.
「何のために」人間は生きるかという問いは、
「何のために」人間は死ぬかという問いとおなじように、
〈空想〉的にしか論ぜられません。
だからこの問いを拒否することが
〈生きる〉ということの現実性だというだけです。
（ 吉本隆明 ）
4.
私には分かっている
この輝かしい望みに私一人でも忠実でさえあれば
永遠の眠りにつく時
私の心は平和で安らかであることを
そして世界は素晴らしくなっていくはず
（ ミュージカル『ラ・マンチャの男』 ）
5.
この世には生と死があるのではなく、死ともう一つの死があるのだ。
（ 寺山修司 ）
6.
自殺は、
あくまでも人生を虚構化する儀式であり、
ドラマツルギーに支えられた祭りであり、自己表現であり、
そして聖なる一回性であり、
快楽である。
（ 寺山修司 ）
7.
行く春を死でしめくくる人ひとり
（ 能村登四郎 ）
8.
愛のために生き、愛のために死ぬ人は、サムライが義のために生き、義のために死ぬのと同じで、愛と義とは、人間にとって同意語である。
（ 田辺聖子 ）
9.
生者必滅、会者定離は浮世の習(ならい)にて候なり
（ 『平家物語』 ）
10.
人はあらゆることに対して身を守ることができる。
ところが死に関しては、我々はみな城壁の崩れた城砦(じょうさい)に住んでいるようなものだ。
（ エピクロス ）
11.
臨終の感謝の言葉露の世に
（ 稲畑汀子 ）
12.
天の川怒濤のごとし人の死へ
（ 加藤楸邨 ）
13.
愛する者のために死に、
憎む者を殺せ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
14.
葬式なんてものは残った人たちの見栄。
それだけのセレモニー。
（ 永六輔 ）
15.
懐のあたたかい賢人は、
どれもこれも、
まるで昨日死んだようだ（＝死んだように見える）。
懐のさむい愚者は、
どれもこれも、
ほんとに昨日死んでいる。
（ 魯迅 ）
16.
人の死ぬや善し。
詩人の死ぬや悲し！
（ 萩原朔太郎 ）
17.
赤ん坊が生まれれば誰もがめでたいと言い、人が死ねば誰もが泣く。
しかし人生が終わる時も、始まる時以上にとまでは言わないものの、同じように喜んでしかるべきだ。
赤ん坊にはこの先どんな人生が待ち受けているか誰にもわからないが、死んだ人間は無事に生涯の旅を終えたのだから。
（ 『タルムード』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
18.
私は飲酒というものを、罪悪であると思っている。
悪徳にきまっている。
けれども、酒は私を助けた。
私は悪徳のかたまりであるから、つまり、毒を以(もっ)て毒を制すというかたちになるのかも知れない。
酒は、私の発狂を制止してくれた。
私の自殺を回避させてくれた。
（ 太宰治 ）
19.
死の真っ只中に我々は生きている。
（ ジェイムズ・ジョイス ）
20.
みんな忘れてくれるって。
忘れないとしてもだよ、みんな死んじゃうんだから。
（ 永六輔 ）
21.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
22.
不幸な人間にとって、死とは終身禁固刑の減刑である。
（ アレクサンダー・チェイス ）
23.
餓死するとも借金はするな。
世の中は、人を餓死させないように出来ています。
（ 太宰治 ）
24.
水が凍った氷の状態が人生であるとします。
この氷が解けたとき、
何も無くなってしまうのかというと、
そうではない。
私は、死んだら永遠のいのちと一つになると思っているのです。
永遠のいのちから生まれ、
永遠のいのちへ還る。
（ 青木新門 ）
25.
死んだ者の罪を問わないのは、
今は生きていてやがて死ぬ者の、
深い真理かもしれませんよ。
（ 川端康成 ）
26.
人は、思想だけでは、死ねるものでは無い。
（ 太宰治 ）
27.
「ゆたかさ」の過剰も「善意」の過剰もまた、生きものを殺しうる。
（ 長田弘 ）
28.
死にがたしとて蓑虫(みのむし)のあつまれる
（ 宮坂静生 ）
29.
死んで仕廻(しまっ)て見ればよい人。
（ 『武玉川』 ）
30.
死ハ一切ヲ打チ切ル重大事件。
（ 森鴎外 ）
31.
（突然この世を去った）彼女は、夏休みの間に旧友に別れも告げずにどこか遠くへ去った「転校生」のようであった。
（ 関川夏央 ）
32.
別れ方がうまい人は、死に方もうまいのかなァ。
（ 永六輔 ）
33.
四季は、なほ、定まれる序あり。
死期は序(ついで)を待たず。
死は前よりしも来たらず、かねて後(うしろ)に迫れり。
人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。
（ 吉田兼好 ）
34.
死とは、いわば存在の消失で、もろもろの事柄に関する感覚が残らず欠落することか、さもなければ、俗説の説く通り、魂が変転してこの世から別の場所へ移り住むことか、そのどちらかである。
（ プラトン ）
35.
君の訃(ふ)のもたらせるかに柳絮(りゅうじょ)飛ぶ
（ 佐藤眉峰 ）
36.
生を必(ひっ)するものは死し、死を必するものは生く。
（ 上杉謙信 ）
37.
人生を深く生きている人は、
死の恐怖を知らない。
（ アナイス・ニン ）
38.
亡き師ともたたかふこころ寒の入(かんのいり)
（ 藤田湘子 ）
39.
海には殺人の匂いがある
（ 寺山修司 ）
40.
死において我々は生命を失いはしない。
我々はただ個性を失うのみである。
死後、我々は我々自身ではない他人の中に生きる。
（ 小説家サミュエル・バトラー ）
41.
生死は命(めい)にありて
富貴(ふうき)は天にあり
（ 孔子・論語 ）
42.
わたしはもうすぐ死ぬが、
死ぬのは怖くない。
気を使ってくれてありがとう。
もうこれ以上わたしにかまわなくていい。
静かに死なせてくれ。
長くは持たないから。
（ ジョージ・ワシントン ）
43.
平和は相互理解から生まれます。
アンネの悲劇的な死に同情するだけではなく、
平和を作り出すために、
何かをする人になって下さい。
（ オットー・フランク ）
44.
死生は昼夜の道なり、
何をか好み何をか悪(にく)まん
（ 熊沢蕃山 ）
45.
友田（＝夫）は役者ですから、
舞台で死ぬのなら名誉だと思うし、本望だと思うけれど、
全然商売違いのところで、
あんな年取った者があんな殺され方をして、
何が名誉なんでしょう。
「主人が名誉の戦死をしてとても本懐でございますと、健気に言った」なんて、
絶対に書かないで下さい。
『可哀そうで可哀そうで仕方がない』と言ったと書いて下さい。
（ 田村秋子 ）
46.
普通、死の脅威は、
自分の人生について、
人に多くのことを気づかせてくれるものだ。
（ パウロ・コエーリョ ）
47.
愛しあわなければ、
わたしたちは死ぬしかない。
（ W・H・オーデン ）
48.
あなたの目を驚きで一杯にしなさい…
１０秒後には死ぬかのように生きなさい。
そして世界を見なさい。
（ レイ・ブラッドベリ ）
49.
人間はいろんなものを食べますが、死ねば大地に食べられるわけですよ。
（ 水木しげる ）
50.
幕を下ろせ、喜劇は終わった。
（ フランソワ・ラブレー ）
51.
人間、死んだら何も出来なくなるもんな、やっぱり。
（ 山下清 ）
52.
人間の値打ちを増すのは死刑の宣告のほかにはない。
金で買えないのはこれだけだから。
（ スタンダール ）
53.
美しいものと共に生きたものだけが、
美しく死ぬことができる。
（ 岡倉天心 ）
54.
どんよりと
くもれる空を見てゐしに
人を殺したくなりにけるかな
（ 石川啄木 ）
55.
お迎へと　言うなよ　ケアの送迎車
（ 安永富男 ）
56.
生きることをやめる権利は、
人間にはありませんよ。
（ 三浦綾子 ）
57.
夢に来(き)し母はこち向かず炭をつげり
（ 秋元不死男 ）
58.
病は一般的に死が達成する平等というものの始まりだ、といえるかもしれない。
（ サミュエル・ジョンソン ）
59.
生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
60.
あなたたちは、僕の死を知ったら、きっとお泣きになるでしょうが、しかし、僕の生きている苦しみと、そうしてそのイヤな生(ヴィ)から完全に解放される僕のよろこびを思ってみて下さったら、あなたたちのその悲しみは、次第に打ち消されて行く事と存じます。
（ 太宰治 ）
61.
死ぬのは勝手だけど、他人に絶対迷惑かけるなよ。
死体の片付けとか残された人間の心の重荷とか…。
そんなことまで好きにできる権利はないからな。
（ 漫画『コンシェルジュ』 ）
62.
自分は飛びおりた。
最後の足が、遂に窓を離れて、身体が空中に投げ出された。
だがその時、足が窓から離れた一瞬時、
不意に別の思想が浮び、電光のやうに閃めいた。
その時始めて、自分ははつきりと生活の意義を知つたのである。
何たる愚事ぞ。
決して、決して、自分は死を選ぶべきでなかつた。
世界は明るく、前途は希望に輝やいて居る。
断じて自分は死にたくない。
死にたくない。
（ 萩原朔太郎 ）
63.
人は自分がいつ頃、死ぬかと、時々考えるだろうが、どんな場所や部屋で息を引きとるかほとんど想像しない。
（ 遠藤周作 ）
64.
青春ほど死の翳（かげ）を負い、死と背中合せな時期はない。
（ 坂口安吾 ）
65.
死は美しい。
死だけが恋に、まことの愛の舞台を提供する。
（ ジャン・アヌイ ）
66.
この世の中では、他人から見て、可笑しくないほど深刻なことは、あんまりないと考えてよろしい。
人の自殺だって、大笑いのタネになる。
荷風先生の三千万円かかえての野垂れ死にだって、十分、他人にはユーモラスである。
（ 三島由紀夫 ）
67.
詩、名声、美はまことに強烈なるもの。
しかし死はさらに強烈
──死は生の報酬なのだ。
（ ジョン・キーツ ）
68.
墓地を買うことなど断じて無用たるべきこと。
勿論(もちろん)、葬式、告別式など一切不用のこと。
英子や揚子、並びに真に私を知ってくれる友人たちの記憶の中に生を得れば、それで満足。
（ 尾崎秀実 ）
69.
他人に良い思い出が残せれば、
自分が死んだあとも、
その思い出の中に自分は存在する。
これはすばらしいことだ。
（ 佐藤富雄 ）
70.
どんな自殺にもはっきりとした一つだけの理由などありはしない。
（ 遠藤周作 ）
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