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201.
神の前に疑問を呈しても、答えは得られない。
それは特別なたぐいの「答えなし」の答えだ。
「答えなし」の答えは、鍵のかかった扉ではない。
どちらかといえば静かな、決して冷淡ではない、まなざしである。
神は首を振っておられるように思われる。
こちらを突き放しているのではなく、回答を差し控えているのだ。
「我が子よ、安らかにいなさい。
　お前には理解できないのだから」と。
（ C・S・ルイス ）
202.
神は人に空気を与え、法律は人にそれを売りつける。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
203.
神様は、その人に負えないような苦労は負わせない。
（ 作者不詳 ）
204.
もし神が女性に男性を支配させたいと考えていたなら、神はアダムの頭から女性を創ったであろう。
また、もし神が女性を男性の奴隷にしようと考えていたなら、アダムの足から女性を作ったであろう。
だが、神はアダムのわき腹から女性を創り給うた。
（ アウグスティヌス ）
205.
人間はその存在の全ての部分において、必ず罪を犯さざるを得ない。
というのは、人間はその人格の中心において、神から疎外されているからである。
（ パウル・ティリッヒ ）
206.
神の欲する通りに欲することが、我々を安静にする唯一の知恵である。
（ アミエル ）
207.
カエサルのものはカエサルに、神の物は神に納めよ。
（ 『新約聖書』 ）
208.
苦難には意味があって、良いものも悪いものもある。
人間の目には悪いものに見えるけど、悪いものこそ良いものなのかもしれない。
こんな病気ばかりしている私は、もしかしたら神様にえこひいきをされているんじゃないか。
そう思ったときに心の平安が訪れました。
（ 三浦綾子 ）
209.
人は行為を罰し、神は意図を罰する。
（ 西洋の格言 ）
210.
神様、死んでからも生き続けるのだとしたら、なぜ死ぬ必要があるんですか？
（ 作者不詳 ）
211.
神すら過去を改めることはできない。
（ アリストテレス ）
212.
愛は神より出ず。
およそ愛ある者は、神より生まれ、神を知るなり。
愛なき者は、神を知らず、神は愛なればなり。
（ 『新約聖書』 ）
213.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ サルトル ）
214.
人の世を創ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向こう三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が創った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
（ 夏目漱石 ）
215.
偶然は、神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、神のペンネームである。
（ コールリッジ ）
216.
隣人を愛する者は、その周りにいつも血縁者が集まる。
神は財産を形成するための富を与えてくれる。
（ アメンエムオペ ）
217.
弱者達の貧血している生活は、神の信仰を必要とする。
だが、太陽と生命を自己の内部に有する人は、自己以外のどこに信仰を探しに行くことがあろうか。
（ ロマン・ロラン ）
218.
神は永遠に幾何学する。
（ プラトン ）
219.
時から身を隠すことはできない。
おれたちは王や皇帝に見つからないように隠れることはできる。
神に見つからないようにすることも、できるかもしれない。
だが、時からは身を隠せない。
（ ヨースタイン・ゴルデル ）
220.
医者は我らの主なる神の（雇われた）修繕工なり。
（ マルティン・ルター ）
221.
神が治療し、医者が料金を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
222.
小さくされた者の側に立つ神……！
サービスする側ではなく、サービスを受けねばならない側に、主はおられる。
（ 『新約聖書』 ）
223.
人生は神が書かれる小説だ。
神にお任せしようではないか。
（ アイザック・シンガー ）
224.
神でも過去を変えることはできないが、歴史家ならできる。
（ 小説家サミュエル・バトラー ）
225.
神に見られているかのように人間の中で暮らし、人間が聞いているかのように神に話しかけよ。
（ セネカ ）
226.
みんながめいめいじぶんの神さまがほんとうの神さまだというだろう、けれどもお互(たがい)ほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。
それからぼくたちの心がいいとかわるいとか議論するだろう。
そして勝負がつかないだろう。
（ 宮沢賢治 ）
（ 童話『銀河鉄道の夜』 ）
227.
神が治し、医者が治療費を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
228.
強く、また雄々しくあれ。
あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言 ）
229.
愛のある所に信仰があり、信仰がある所に平和があり、平和がある所に神がある。
（ ホルセー ）
230.
人生に困ったことは起こらないと神様が決めているんだから、みんなツイてるんだ。
（ 斎藤一人 ）

231.
風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間も話ができるとか、じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいうようなことは、できないものから見れば神の業(わざ)にも均(ひと)しいものです。
（ 宮沢賢治 ）
232.
最後の一秒までチャンスにしがみついてみる。
その一秒がすぎたら……神よお力ぞえを！
（ 漫画『サイボーグ007』 ）
233.
神様と人間のあいだに立ち、中間の卸問屋をやって、こういう拝み方もありまっせと言っているのが宗教。
神仏に対し、お力をお与えくださいと仰ぎ、日々の生活の中、自分自身も神仏と同じレベルの魂の人格にまで高めていく作業が信仰。
宗教と信仰の違いを見極めなければいけません。
（ 美輪明宏 ）
234.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
235.
神は自分の味方だ、と誰もが信じている。
が、金があり権力がある者は、それが事実であると知っている。
（ ジャン・アヌイ ）
236.
人間だけが神を持つ。
今を超える力、可能性という内なる神を。
（ 『機動戦士ガンダムシリーズ』 ）
237.
宗教って変なんだもん。
だって自分のところの神様が一番すごいというわけじゃない？
でも全部に入って試してみたのかと言いたいわけよ、俺は。
（ 忌野清志郎 ）
238.
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
（ ヘルマン・ホイヴェルス ）
239.
世間では、愛は人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。
というのは、神が愛の媒介であるからである。
（ キルケゴール ）
240.
神はいつも傍には居られない。
だから、母を創ったのだ。
（ ユダヤの名言 ）

241.
神様は勇気というものをひとりに一つしかくれない。
それを捨てると二度と手に入らない。
（ 映画『容疑者 室井慎次』 ）
242.
神はあらゆる人間のうちに住むが、すべての人間は神のうちに住まず。
（ バラモン教の教え ）
243.
神はすべての人を同じ血筋から生み出した。
（ 『新約聖書』 ）
244.
宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
（ カント ）
245.
神はこの世を六日間で創り給うた。
そして、第七日目には、二日酔いを与え給うた。
（ ロバート・キャパ ）
246.
神様は、いつも答えをくださる。
しかし、それがいい答えには思えないかもしれない。
（ 映画『ディープ・ブルー』 ）
247.
神にとっては全てが美しくて、良くて、正しい。
ただ人間が、あるものは正しく、あるものは正しくないと思うだけである。
（ ヘラクレイトス ）
248.
神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。
（ シェイクスピア ）
249.
天知る、神(しん)知る、我知る、子(し)知る。
（ 楊震 ）
250.
たとえ神とは何であるか知らなくても、神をあがめることを知らない民族ほど野蛮な民族はない。
（ キケロ ）

251.
われを地上に送りたまいし者、常にわれとともにあり──父なる神はわれを見捨てたまわず。
（ 『新約聖書』 ）
252.
信じれば神、信じなければただの石
（ インドのことわざ ）
253.
女は神の矛盾の奇蹟である
（ ミシェル ）
254.
元来、生物だけが意識をもっている
とおもうのは人間の錯覚で、
神は万物にそれを与えている。
それを善用できるのは、
“愛のつながり”以外にはない。
（ 鮎川義介 ）
255.
神々と人間どもを通じ、最も偉大なるひとつなる神は、その姿、その心において人間とは似ても似つかぬものなり。
（ クセノパネス ）
256.
迷信は暴君に恐怖を与え、
圧制に参与し援助を与え、
服従者を神とし、
人民を奴隷にした。
（ アレキサンダー・ポープ ）
257.
神は毎週支払わないが、最後には支払う。
（ ドイツのことわざ ）
258.
初めての恋で不幸な恋をするのは神様だ。
しかし二度目の恋で不幸な恋をするのは馬鹿者だ。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
259.
友情は知恵に基づく。
したがって、神こそ真実で永遠な友情の原理であり、基礎である。
（ ツヴィングリ ）
260.
神は生命であり、この生命はあなたを通して、美や調和や喜びや愛や秩序やリズムや富裕を表現したがっているのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）

261.
神は立派な職人であるが、援助を好む。
（ バスク ）
全部で、261件
　
　
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戦争の終わったあとで、日本人は戦争というものを憎み、平和を（もっと正確にいえば平和であることを）愛するようになった。
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孤独な人はあまりに深く苦しんだために笑いを発明しなくてはならなかったのだ。
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