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どんな行為にも〈目的〉を立てねば気がすまない表層のロゴスは、すべての行為を〈手段〉におとしめてしまい、いかなる現象にも〈意味〉
を探そうとする表層のロゴスは、人びとをまじめにさせ息づまらせる。 丸山圭三郎[まるやま・けいざぶろう]
(言語学者、言語哲学者、フランス語学者、1933〜1993) 『言葉と無意識』
《 哲学者・思想家 》
〈全文〉
どんな行為にも〈目的〉を立てねば気がすまない表層のロゴスは、すべての行為を〈手段〉におとしめてしまい、いかなる現象にも〈意味〉 を探そうとする表層のロゴスは、人びとをまじめにさせ息づまらせる。 __ Link __ まじめな人間は事物の背後のありもしない宝探しに血道をあげて、文化という美しい虚構(フィクション)を楽しむことを知らない。 __ Link __
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