|
我々がこうした有用な(社会的)契約に対して、
暴力的なものを感ずるのは、 この契約の遵守を要求する個々の人間の 無反省、傲慢あるいは機械性のためである。 渡辺一夫[わたなべ・かずお]
(フランス文学者、評論家、1901〜1975) ※「(社会的)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
この暴力らしいもの、即(すなわ)ち、 自己修正を伴う他者への制裁は、 果して暴力と言えるのであろうか? 十字路の通行を円滑ならしめるための青信号赤信号は暴力でないし、 戸籍簿も配給も暴力ではない。 人間の恣意(しい)を制限して、 社会全体の調和と進行とを求めるものは、 契約的性格を持つが故(ゆえ)に、 暴力らしい面が仮にあるとしても、 暴力とは言えない。 __ Link __ そして、 我々がこうした有用な(社会的)契約に対して、 暴力的なものを感ずるのは、 この契約の遵守を要求する個々の人間の 無反省、傲慢あるいは機械性のためである。 __ Link __ 例えば、 無闇やたらと法律を楯にとって弱い者をいじめる人々、 十字路で人民をどなりつける警官などは、 有用なるべき(社会的)契約に暴力的なものを附加する人々と言ってもよい。 __ Link __ こうした例は無数にある。 (それを)用いる人間しだいで、 いかに有用なものでも、 有害となり、暴力的になるように思う。 このことは、 あらゆる人々によって、 日常茶飯のうちに考えられていなければならぬことであろう。 __ Link __
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
( 「人権宣言集」 )
14.
15.
( 松本零士 )
16.
17.
18.
( イリサ・P・ベイネイデック&キャサリン・F・ブラウン )
19.
20.
21.
22.
( 島田洋七 )
23.
24.
25.
26.
( ロジャー・クロフォード )
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
36.
【 安藤橡面坊 】
【 八田木枯 】 【 万城目学 】 【 深沢暁子 】 【 金原亭世之介 】 【 菅原一剛 】 【 藤田湘子 】 【 埴谷雄高 】 【 茨木和生 】 【 長谷川千枝子 】 【 児玉清 】 【 柴田宵曲 】 【 松尾芭蕉 】 【 長嶺千晶 】 【 片岡義男 】 【 平井照敏 】 【 全身で考える 】
【 人間の生活は惨め 】 【 自然が自分を生む 】 【 相手の立場を理解 】 【 書物の使い方 】 【 大きな目標を実現 】 【 たいていの問題は解決できる 】 【 いい仕事の敵 】 【 自分の時間を奪われる 】 【 重荷から逃れる 】 【 内なる魂を隠す 】 【 努力する道のり 】
|