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(それを)用いる人間しだいで、
いかに有用なものでも、 有害となり、暴力的になるように思う。 このことは、 あらゆる人々によって、 日常茶飯のうちに考えられていなければならぬことであろう。 渡辺一夫[わたなべ・かずお]
(フランス文学者、評論家、1901〜1975) ※「(それを)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
この暴力らしいもの、即(すなわ)ち、 自己修正を伴う他者への制裁は、 果して暴力と言えるのであろうか? 十字路の通行を円滑ならしめるための青信号赤信号は暴力でないし、 戸籍簿も配給も暴力ではない。 人間の恣意(しい)を制限して、 社会全体の調和と進行とを求めるものは、 契約的性格を持つが故(ゆえ)に、 暴力らしい面が仮にあるとしても、 暴力とは言えない。 __ Link __ そして、 我々がこうした有用な(社会的)契約に対して、 暴力的なものを感ずるのは、 この契約の遵守を要求する個々の人間の 無反省、傲慢あるいは機械性のためである。 __ Link __ 例えば、 無闇やたらと法律を楯にとって弱い者をいじめる人々、 十字路で人民をどなりつける警官などは、 有用なるべき(社会的)契約に暴力的なものを附加する人々と言ってもよい。 __ Link __ こうした例は無数にある。 (それを)用いる人間しだいで、 いかに有用なものでも、 有害となり、暴力的になるように思う。 このことは、 あらゆる人々によって、 日常茶飯のうちに考えられていなければならぬことであろう。 __ Link __
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( 村治佳織 )
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( 映画『凶気の桜』 )
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