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かつて誰ひとりとして、
どこからどこまで(=どこからどこまでも)彼自身であった人間はない。 しかもなお、誰も彼も、 そうなろうと努めている。 ヘルマン・ヘッセ
(19〜20世紀ドイツの小説家・詩人、ノーベル文学賞受賞者、1877〜1962) 『デミアン』(実吉捷郎訳) ※「(=その道への)」「(存在の)」「(=どこからどこまでも)」は七瀬音弥による補足。
※原文仮名漢字表記では、「こころみ」「かれ自身」「誰もかれも」 〈全文〉
どんな人間の生活も、 自分自身へゆく道であり、 道の(=その道への)試みであり、 小道の(存在の)暗示である。 __ Link __ かつて誰ひとりとして、 どこからどこまで(=どこからどこまでも)彼自身であった人間はない。 しかもなお、誰も彼も、 そうなろうと努めている。 __ Link __
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