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[ 名言 ]
自己の真実を信じえぬものにとつて、
もつとも身につけたいものは
ほかならぬ宿命感ではなかつたらうか。
分岐点に立つて
いかやうにもありうる自己を眺めたとき、
一を採り他の道を捨てる必然性に
自己の真実にゐる安心を得たいのではなからうか。

[ 出典 ]
福田恆存[ふくだ・つねあり]
[別表記:福田恒存]
(評論家・翻訳家・劇作家、1912〜1994)
『滅びゆく日本へ』

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